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世界フィギュア・女子SP

採点競技なんだから、決定的な、絶対的な基準というものはないんだろうけど、ちょっと釈然としない気分は残るなあ。まあテレビの画面で見るのと実際の演技とは、違うものがあるのかもしれないけれど。

安藤美姫のスケートにはすっかり魅了されてしまったよ。解説の八木沼さんも言ってたけど、ジャンプも「跳ぶぞ」とか「跳んだ」とかいう意識もなく、演技の一つに収まってしまっていた。終わったときは「えっ、もう終わり?」と思ってしまうほどであったよ。

で、それに比べて・・・・と思うのだよなあ。キム・ヨナ。最初のジャンプ失敗もあったけど、オリンピックの時の自然な演技とは、ちょっと違うような気が。あの時はすべての演技に必然性があった。右から流れてきたら左へ行くでしょう、というような(うまい例えじゃないけれど)自然な流れのようなものがあった。昨日の演技は、どこか力ずくで押し切ったみたいな気がしたなあ。それでも演技構成点で8点台がずらずらっと続くのはどういったわけなんだろう。

みんな、キム・ヨナを待っていたのかなあ。確かにうまいんだけどさ。

競技なんだから、勝ち負けっていうのはあるんだけれど、フィギュア好きのおじさんは点数や順位がどうこうより、感動する演技を見たいのであるよ。生きていてよかったと思えるような。明日からも生きていこうと思えるような。
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阪神4-1ヤクルト(4月29日・甲子園)

こういう試合をやってほしかったのだよ、ずっと。
先発久保が、8回を3安打1失点。先制ホームランを浴びたのは、ちょっといただけなかったけど、あれで気持ちが引き締まったのもあるかな。
そして打撃陣。ようやく出ましたよ、タイムリー\(^o^)/
ここ何試合も、あと一本、あと一歩というところで点が入らなかったからなあ。
それも、2死からの得点。特に5回裏は2死無走者からの得点。これは大きい。もちろん4回裏の、1死2,3塁からブラゼルが倒れて2死となって、今までのパターンからいくとズルズルと無得点、そして敗戦のスパイラルに落ち込んでいきそうなところで放たれた、リンの一打も大きかったけどね。

好調の宮本、相川を休養させてのヤクルト打線。畠山の守備にもちょっと助けられたかな。ま、そういうヤクルトに負けてるようじゃアカンけどな。

今日の勝利が、明日からの攻撃にリズムを作ってくれるといいんだけど。

世界フィギュア:男子フリー

うっぷんの溜まりまくった野球のあとで、スッキリとした気分にさせてくれたよ。いやあ、色んなことがあったなあ。

最終グループのトップバッターが、SPトップのパトリック・チャン。さすがに緊張もあったのか、多少着氷が乱れたところもあったけれど、滑りのうまさはダントツ。予想どおりのできで、これはもう優勝はまちがいなし。

問題はここからであるよ。日本勢。

織田くん。またやってしまったな。跳び過ぎ。ケアレスミスとはもう呼べないよ。あとのインタビューではさすがに落ち込んだ様子だったけど。もっと反省してほしい。ここまで来たら、反省しすぎることはない。
そして、本人はどうもジャンプにもっと磨きをかけたいようなんだけど、ほかに磨くところがあるんじゃないかと思ってしまう。何気ない仕草が、どうにもなったないのだなあ。

高橋くん。日本の期待を一身に受けて、じゃ~んぷ! と、1回転もせずに足を引きずっている! ケガをしたかと思ったら、エッジのビスが外れたのだと。そんなん聞いたことないよなあ。再開したけれど、調子は戻らず。サルコウで転倒もするし。でも最後のステップは気持ちが入ってたね。この人は、どんな状況にあっても、見ている人を引きこんでしまう魅力があるよなあ。

さてこうなると、頼みの綱は小塚くん。テレビの前でおっちゃんとおばちゃんは「こけたらあかんで~、つまづいたらあかんでぇ~」と最後まで祈りながら見ていたであるよ。そして完ぺきな演技! いままで日本の中のナンバー3の座に甘んじていたけれど、滑りの美しさと技術の点では、ひとり抜きん出ているように感じたな。チャンに追いつき追い越せるのは、今この人しかいないんじゃないかと思うくらい。

そのほか。

銅メダルのガチンスキー。17歳で表彰台はすごいのひと言。あまり好きな滑りじゃないんだけど(プルシェンコも好みじゃなかったし。同じ理由で)、技術の高さは疑いようもない。これから出てくるんだろうなあ。

アモディオは、どうして歌入りの音楽を使ったのだろう。予定外のことが起こったのか、わざとやったのか。わざとだとしたら、競技としてのフィギュアをナメていると言われても仕方ないだろうなあ。スポーツにはルールがあるのです。

広島5-1阪神(4月28日・マツダ)

昨日は大雨の中、6時過ぎにようやく中止決定。集まったファンはどないしたらええねんという気持ちやったでしょう。どうせやったら、もっと早くに結論を出してほしいところやったね。もちろん、できるだけ試合を消化したいという気持ちは分かるけどね。開幕が遅れたこともあるし。でも、ファンのことはどう思っているのかな。

そのせいではないだろうけれど、今日のマツダスタジアムは空席が目立ってたね。そして試合の方も、タイガースファンとしてはなんともうっぷんのたまるものやったなあ。
チャンスであと1本がなかなか出ない。ヒットが出ても単発。1回表は1死一、三塁で新井がダブルプレー。対するカープは、1回裏に1死1,2塁で岩本があっさり先制打。そこからあとも、ずっと流れはカープがつかんだまま。スライド登板の篠田に抑えこまれてとほほのほ。

岩田くんは、ここ一番というところでの投球がねえ。今日は全体に変化球主体やったなあ。いい直球があると思うのに。今日は変化球勝負。そこをうまく突かれたかな。6回3失点は、悪くはないけど、どうも味方にリズムを与えるという投球じゃなかったような。

そして、打てませんなあ。まあ打球が野手の正面をつくという不運も幾つかあったけど。これも流れなのかなあ。

それから。今日もベンチの采配には「???」であるよ。2点リードされて、どうして久保田がリリーフで出てくるかなあ。こんな状況で出すくらいなら、1点リードしてた一昨日の試合でこそ投げさせるべきじゃないのか。負けてる場面で出されるって、久保田の気持ちはどうなんやろう。気合の入り方が違うんじゃないか。だから先頭バッターのフォアボール、続くバッターにツーベースを打たれ、無死2,3塁で外野フライ2つで2失点。ヒットは1本だけやのに。

ちょっとかわいそう過ぎる。

負けてる場面でも久保田を出して、攻撃陣に活を入れるつもりだったのかもしれないけれど。同点ならまだしも、2点差でねえ。どうも便利使いされているようで。おじさんは同情しちゃうよ。

負けたからってこともあるけど、もっとピリっとした試合をしてくれないものかなあ。9回表も、大してなすすべなしといった感じ。ハラハラドキドキもない。

明日から甲子園やから、気分を変えて、すきっとした試合をしてほしいよなあ。期待してるで。

世界フィギュア:男子SP

延期にはなったけど、開催されてほんまに良かった。いよいよという感じで今日を迎えました。
手始めは男子のショートプログラム。
なんといっても、首位に立ったパトリック・チャン。もう完璧。これほど「完璧」という言葉がびったりくる演技が今まであっただろうかと思うくらい。もともと美しい滑りに軸のぶれない速いスピン、それに加えて4-3のコンビネーションを含むジャンプ。完璧すぎて呆れるくらいであったよ。90点超えは高すぎる? いやいや、納得してしまうよ、あそこまでやられると。

2位には織田、3位に高橋と、日本選手がくいこんだ。
織田くん、なんか印象が変わったわ。いままでは「うまい」だけやったけど、「きれい」が加わったような。ぶたこ曰く「基礎がしっかりしてきた」なるほど。だから滑りが丁寧に見えるのか。
高橋くんは、ちょっと本調子じゃないのかな、というところもあったけど(ステップでミスしたり)、でも見ていると応援してしまう何かがあるなあ。それと、ジャンプが素晴らしすぎて、「ほんまに3回回ったか?」と思ってしまうくらいに、難しいことを簡単にこなしてしまうのには、やっぱり拍手を贈るよ。チェンと大差がついたけど、フリーも思い切りやってほしいなあ。
ちょっと出遅れた小塚くん。今回同じような曲を滑る人が多かったのが、ちょっとハンデになったかも。
地元ロシアのガチンスキー。思ったよりも高得点で驚いたよ。ロシアの期待が大きいんだろうけど。ただ曲がピンク・フロイドとなると、気持ちが音楽の方に行ってしまって、冷静に演技を見られなかったなあ。フリーはもっとじっくり見よう。これが本物かどうか。
アモディオもよかった。最初見たときは、イキッた兄ちゃんという感じだったけど、だいぶこなれてきて(見てる方も慣れてきたか)すっかりショートプログラムといった風。

ジュベールとかベルネルとか、馴染みの選手がいまひとつで、最終グループに残っていないのは寂しい限り。まあこれも時代の流れなんでしょうけど。ベルネルの今年のショート(雨に唄えば)は、大好きなプログラムなんだけどなあ。

広島6-4阪神(4月26日・マツダスタジアム)

去年からあることなんだけど、時々ベンチの采配に「?」が浮かんでしまうねんなあ。そらまあいろんな事情があるんでしょうけど。

今日の能見は1イニングに3つもフォアボールを出したり、先頭バッターに軽くヒットを許したりと、らしくない投球で、球数は少なかったけど(カープの早打ちがそうさせたのだな)、5回を終わった時点でリードしていたのが不思議なくらい。あ、それ以上にカープ・マエケンが今ひとつだったのだね。

ぶたこは6回裏から、渡辺が出てくるんじゃないかと思っていたら、続投だったので驚いていた。そこは、中継ぎが打たれると後悔が残るけど、能見続投で打たれたらしゃあない、とにかく6回までは投げさせて、7回からはトリプルK、ということちゃうかなあと、その時はベンチの采配を解説していたのだった。
7回になった。
能見が出てきた。なんで?
トリプルKにトラブル発生? 1点でもリードしてたら、勝ちパターンの継投でしょう。久保田か小林に不安があったのか。どういう事情かよおわからん。

結果。梵に同点打。広瀬にスリーラン(_◎_;)。ここでようやく能見降板。

すべては結果論、とよく言われるけれど、今日の場合は結果論ではないよなあ。今季、すでにドラゴンズ戦での福原登板とかも含めて、「?」と思う采配が何度かあるよなあ。選手のレベルが高いので大負けはしないけれど、どこかちぐはぐな攻撃が目立つ。今年も去年同様の、胃の痛い、頭の痛い思いをするのだろうか。
せっかく新井に、待ちに待った1号が出たというのに。それで勝てないとは。

なんとも気分が沈む。それでも応援するけどさ。くさらず応援するけどさ。

【お縫い子テルミー】栗田有起(集英社)

流しのお縫い子、テルミーこと鈴木照美の物語。都会に憧れ上京。しかし仕事は夜の商売。そこで女装の歌手シナイちゃんの衣装を手がけたのがきっかけで、流しの縫い子を始める、成長物語。
なんて書いたら、なんだか女の履歴書みたいであんまり面白くないけどね。
主人公のテルミーの、ものごとをあるがままに受け入れようという感覚がとても気持ちがいい。自立していく過程も、押し付けがましくなくていい。作者の感覚が気持ちいいのだな。

ほかに、少年の自立を描く「ABARE・DAICO」。こちらも、自立の過程がさわやかでいい。少しばかり背伸びしそうな小学生の気持ちを(しかも男子の)よく描いている。うまいなあ。これから注目か、栗田有起。

阪神1-3横浜(4月24日・甲子園)

横浜に、いいようにやられたって感じやなあ。
村田のタイムリーに、渡辺のホームランに、森本稀哲のタイムリー。目立つべき人が目立ったね。

逆に我らがタイガース。本拠地甲子園で、打てません。
先発下柳は、7回2失点なら合格ですよね。榎田も初失点やったけど、あれくらいはあるもの。ここからが出発であるよ。

それより打線。打てませんなあ。焦ってるのかなあ。ボール球に手を出してるし。
9回裏のチャンスもなあ。金本。城島がなあ・・・・。ほんで、代打のリンも、最後はやはりボール球を空振り。ううむ。珠が荒れ気味やった山口を助けてしまったなあ。

ま、打線はいつか打ってくれるでしょう。いつまでも不調ということはないもんね。投手陣は頑張ってるから、打線ががんばれ。気合を入れすぎないようにね。

【WANTED!!かい人21面相】赤染晶子(文学界2月号)

「乙女の密告」で芥川賞を受賞した作家の、受賞第1作。
なつかしや「かい人21面相」事件を時代背景に、高校生活で起こる出来事、少女の鬱積した思いなどをぐぐっと深く掘り下げて書いている。ううむ、面白い。
高校のバトン部。花形であるセンターポジション争いを軸に、2年生ながらセンターポジションを取るのは当然自分と思い込んでいる女子(名前忘れた)と、3年生の先輩との確執。その2年生の親友である「わたし」は、センターポジションどころか、補欠でいつも準備運動のような「マズルカステップ」しかできない。その親友は、なにかとまわりにつっかかっていき、自ら周りに敵をつくろうとしているようなフシもある。その心情は何に由来するのか。

バトン部の鬼コーチ(男子教諭)が、「キツネ目」で、「あれは絶対かい人21面相」と確信するふたり。だがその確信の裏にはなにがあるのか。

単なる思い込みから「こう思い込んだら楽になる、自分が有利になる」という、さらに複雑な思い込み、それらが積み重なって、人間の思いは複雑になっていき、やがてどこかで破綻をきたす。その複雑さがたまらない。どこまで深く探る、赤染晶子。

【僕僕先生】仁木英之(新潮文庫)

のんべんだらりと暮らしている青年王弁に、元官僚で仙道に興味津々の父親が、仙人に弟子入りするようにすすめる。進められた先に居た仙人は、見た目は少女。そして名前は「僕僕」というのだった。
日本ファンタジーノベル大賞を受賞した、冒険談。しっかり者の(というか、仙人ですから)少女仙人(見た目は)僕僕と、いかにも頼りなげな青年王弁との、いわゆるロード・ノベル。旅に出て冒険に出会う。そして(大体の想像はつくだろうが)、ふたりはやがていい仲になってゆき、というわけ。

荒唐無稽な展開も、仙人が絡んでいるとなればなんでもあり。齢数千年になるかもという、見た目は少女な仙人に惹かれるという展開も、悪くはないけどね。もうひとひねりがあればなあ。二人で旅をするうちに、頼りなかった青年王弁が成長していく、というのもよくある話。

さらに言えば。わりとしょっちゅう出てくる「彼」とか「彼女」とかいう言い回しが、日本語の文章の流れからちょっと外れているような気がする。誰? と思うことしばしば。

僕僕の出自など、あえて(だろうけど)明かされていない点も多く、これはこれで想像をかきたてられるなあ、と思ったら、すでに続編が出てシリーズ化されているのだと。まいりました。

阪神1-3巨人(4月21日・甲子園)、阪神4-3横浜(4月22日・甲子園)

親戚に弔事があって、2日続けて観ていないのだよ。今日の試合は深夜に再放送があるらしいから、録画予約して明日見ることにしよう。なにしろ勝ったし(^◎^)

昨日は沢村に初白星献上。思いやりがあるのだよな、タイガースは。

今日も厳しい試合やったみたいやねえ。久保がリードを守れず。打線好調の横浜に逆転されて。同点で球児投入。この辺は3時間半ルールを応用したのかな。そして9回裏、新井(兄)がサヨナラ打! やっほー!

あとでゆっくりと、ヒーローインタビューまで見ておこう。休んだ分、取り戻さないと。

阪神4-5巨人(4月20日・甲子園)

ジャッジも含めて、野球なんだよなあ。それがミスジャッジであっても。脇谷はうまくごまかしたと思うけど、それも技術のうちかもね。こんなところで「スポーツマンシップが」などと言うつもりはない。

そんな瑣末なことよりも、阿部がいない、クローザーも不安定という「手負い状態」のジャイアンツ相手に、ほぼ磐石の体制のタイガースが、ぎりぎりの試合をしててはいけないんじゃないかと思うよ。もっと、圧倒的な力の差を見せつけるくらいな試合をしてほしいのになあ。

いやいや、相手は「腐っても巨人」なのだから、そう簡単にはいかない。それは分かってるけどね。

いろんな勝負のアヤがあったなあ。
1点差でリリーフした久保田は、悪くなかったよ。低めのいい球がストライク判定にならなくなって、苦しかったかな。それでも連続フォアボールはいただけないなあ。先発のスタンリッジもそうだったけど、バッターがのけぞるような厳しい攻めがあんまり見られなかったのが不思議。攻めの姿勢が、あと一歩足りなかったか。ジャイアンツとの今日の差は、そこにあったかな。

9回裏。1死満塁でバッターボックスに立った新井も、ボール球に手を出して結局三振。10球近く投げたうち、ストライクは最後の1球だけやったんちゃうかなあ。続く代打桧山も、最後はフォークボールにあえなく三振。ふらふらだったジャイアンツ・ロメロを助けてしまったなあ。

いろんな意味で、惜しい試合やった。最後まで勝てそうな雰囲気はあった。
ま、まだ始まったばっかりですし。明日もありますし。切り替えていきましょう。

阪神3-2巨人(4月19日・甲子園)

いやあ~はやあ~ひえ~(^◎^;)
もう、大興奮の試合であったよ。
雨の影響で20分遅れで始まった試合。

延長10回裏。すでにテレビ放送は終わり。ラジオの音声にかじりつく。しかも「3時間半ルール」でこれが最終回。タイガースに負けはない。2死二塁で鳥谷。打てっ、鳥谷っ! が、フォアボール。2死1,2塁。続くは新井。よしっ、今度こそ、サヨナラだっ、新井っ! 打ったっ! わーっ! 歓声で何が起こったか分からへんっ! えっ! 内野安打か、満塁か、まだ決まらへんのかっ! 次は誰や。良太かっ。えーーっ! 
その3球目。
打ったーっ! わぁーーーーーっ! 何が起こった? 分からん! とにかく声がすごい! アナウンサーの声も解説の矢野さんの声も分からん! なにっ? サヨナラかっ! やったー\(^◎^)/

お立ち台の良太くん。とても可愛かったよ。えっと~あの~、と言葉をつまらせつつ、ちゃんとしゃべろうとしてるのが、好感が持てたよ。応援してあげよう。出番は少ないかもしれないけど。

試合後。映像を求めてスポーツニュースをハシゴして、最後の一打の喜びように感激も新たにしたよ。よかったよかった。能見が好投しただけに、これで勝ちを逃すのはあまりにも惜しかったからね。

とはいえ。同点にしてしまった小林に非はないわな。打たれることもあるわな。
その前の回。リンの犠牲フライで勝ち越したあと、能見続投はなかったのかなあ。できたら完投、というのも見たかったよ。でも「1点でもリードしたら勝ちパターンの継投に」という気持ちもわかるからなあ。どっちに転んでも、というところはあるかな。

それにしても。今日の能見は最高やったね。7回投げて10奪三振ですか。7者連続三振は圧巻やったな。あとひとりでセ・リーグ記録やったけど、坂本には当てられてしまったね。

同点にされた7回表。ラミレスへのフォーク連投は、どうだったんでしょうね。裏の裏の裏をかいた、つもりが、というところかな。ああいうのを見ると、ラミレスはホンマにいいバッターやと思うなあ。

配球、ということでは、8回表の坂本への1球もなあ。坂本は外角の球を三遊間に打つのがうまいねんなあ。そこにおあつらえ向きのスライダーやったなあ。まあそれまでは、その外角のちょっと外れたところを引っ掛けさせてショートゴロ、で抑えてたからね。

そういう勝負のアヤのようなものは、やっぱり1球ずつじっくり見ないとわからないのだよなあ。そういうのが面白いんだよなあ。だからやっぱり、最後までテレビで放送してほしいと思ってしまうのだよね。

今日のラジオ(朝日放送)の解説は、矢野燿大さん。キャッチャーらしい目線での解説はとても面白かった。タイガースのチャンスになると思わず「よしっ!」と叫んだりしてね(^◎^;)。
これからも頻繁に解説者として、テレビにラジオに出てくれるようで、とても楽しみ(^◎^)

【文藝2010年冬号】

本来なら、文藝賞受賞作を発表するはずであった。受賞作も決まっていた。だが決定後、その作品のネタが、インターネットのサイトで発表されていたものであり、多くのディティールも引用されていたことから、受賞が取り消されてしまった。

こういうことが起こると、「ネット社会では」なんて議論にすぐなるのだが、これに似たことは今までだってあったのだ。特別にネット社会が引き起こした事件とはみなせない。

そんな「冬号」だけど、収録作品には関係ない。あたりまえだけど。そして特集の「ブックガイド」は面白かった。

さて、収録作品(短編)。

【さくら の その にっぽん】多和田葉子
【死の花嫁】佐藤亜有子
【望遠】中山智幸
【悲惨すぎる家なき子の死】中原昌也
【穴】三並夏

多和田葉子は、読むたびに、作品が違うたびに違う表情違う表現で迫ってきて、未だに実態がつかめない。でもとてもおもしろい。ひらがなだけで、ほぼ会話文だけでなりたっているこの作品は、ユリシーズの最終章みたい。って、ユリシーズなんか読んだことないんだけれど。言葉に対する感性はただものではない。ひとつの言葉から連想される世界のひろがり。

佐藤亜有子は初めて読んだかも。夫を失った喪失感を克明にたどっていく。やりきれない話なんだけど、ひきこまれるものがあるなあ。

中原昌也は、小説を書く気がないらしい。そこが面白い。不思議。

それらの作品に比べると、三並夏はやや青っぽいかも。ありがちな「恋愛と結婚に揺れる女心」から、なかなか抜け出せていないような。

中山智幸は・・・・忘れた(^◎^;)

楽天1-4オリックス(4月17日・甲子園)

今日も行ってまいりましたよ。楽天の甲子園最終戦(^◎^;)
オリックス先発の西も、楽天先発の戸村も、全く知らない選手(_◎_)。しかし試合は、1回裏に楽天松井稼頭央のツーベース、送りバントに山崎の犠牲フライで1点を取ってからは、両チームともゼロ行進。そんなによかったのか、両投手。

だいたい楽天の先発メンバーが、半分ぐらい知らない選手。これは星野監督、何か意図があったのですか。今日は若手の成長日、だったのですか。それとも相手が若手投手だから、こちらも合わせたのですか。

理由はわからないけれど、あんまり名前を聞いたことがない選手が次々にバッターボックスに。いや、松井稼頭央から5番の岩村ぐらいまでは分かりますけどね。だいたい今日はどうして捕手が嶋じゃなかったんでしょう。どっか悪かった? そうじゃないことを祈るけど。

さて、7回から登板した新人美馬。7回はうまく抑えたけど、8回につかまって4失点。ううっ。つづく片山も打たれてこの回4失点。これで試合は決まったか。オリックスは平野-岸田のリレーで逃げきり。ふぅっ。

にわか応援団ではあったけれど、応援したからには勝って終わって欲しかったけどね。同一カード3連勝は難しいわな。

いつもだと、タイガースファンで埋まる甲子園。周り中がタイガースファンだから、相手チームがチャンスになっても大騒ぎはない。相手チームが得点しても、聞こえてくるのはため息ばかり。
ところが今日は、オリックスファンがほぼ半分。そうなると、こちらのチャンスがあちらのピンチ、あちらのチャンスがこちらのピンチ、となって、応援の波があっちへ行ったりこっちへ行ったりするのが、とても面白かった。1塁側がうわー!というのと同時に、3塁側がああー!と叫ぶ。タイガースの試合では味わえないものでした。

楽しかったなあ。また行きたいけど・・・今度は宮城?(^◎^;)


***********
などと楽天にうつつを抜かしている間に、ナゴヤドームではわれらがタイガースはドラゴンズと対戦。昨日はドローだったけど、今日はどうやら3時間半ぎりぎりで決着がついてしまったらしいなあ。下柳、久保田、小林と0点で抑えたけど、福原が踏ん張りきれなかったか。といっても1安打打たれただけやしなあ。惜しかったなあ。やっぱり名古屋で勝ち越しは難しいか。

中日1-1阪神

久々に胃の痛くなるような試合でしたな。3時間半を超えて新しいイニングに入らないという、今年の特別ルール。10回を終わったところで3時間25分。で、11回に突入。そこからが長かった(^◎^;)
すでに久保田、小林、球児を投入していて、もう1回球児かなあと思ったら、福原登板。どうなるんやろうとハラハラドキドキ。福原は調子良かったようやけど、続く小嶋がちと誤算。ストライクが入らず1死満塁。佐伯のファーストゴロは、なんとかブラゼル-城島でホースアウト。満塁でよかった(^◎^;)。最後は渡辺vs荒木。フルカウントまでもつれこんで、最後はセカンドゴロ。ふぅ。

まあ、負けなくてよかったよ。本来、負けてた試合でしょう。5回まではパーフェクト。5回裏に先制点。これは完全な負けパターン。6回表、マートンの中前安打で城島が一気に本塁突入。しかし好返球に本塁前でタッチアウト。続く平野はピッチャーゴロ。やっとできたチャンスも潰えたかと思われたその瞬間。中日三瀬がまさかの一塁悪送球。

こんな形で同点になった。そしてドロー。
ほんまに負けなくてよかった。ナゴヤドームで負け越しがないなんて、信じられないであるよ。

相手がドラゴンズということもあってか、随所に好プレーが出ていたな。浅井の返球&城島のブロック(というか体当たり)は、気迫に満ちたプロのプレーやったね。

ただし。城島にはちょっと思うところあり。1試合に暴投5。これはいただけない。キャッチャーが抑えられるものも幾つかあったはず。まあそれでも同じ球を要求するところが城島らしいし、ピッチャーもよお怖がらずに投げられるなあと感心はするけど。それだけ信頼されてるってことかな。その信頼に答えてほしいね。

さ、もうナゴヤドーム負け越しはないのだから、ここは欲張って「勝ち越し」てほしいところですな。

楽天3-2オリックス(4月15日・甲子園)

行ってきましたよ、甲子園。今日だけは楽天の応援に。地元オリックスには悪いけど(^◎^;)。
甲子園ホームゲームに田中将大登板ですからね。いやが上にもボルテージが上がる。もちろんライトスタンドからの応援です。
試合前、オリックスの応援団から「フレーフレー楽天、頑張れ東北」というエールをもらって、ああスポーツってええなあと思ってしまったよ。最近涙もろくなったおじさんなのだ。
一応、球場入りする前に応援のみにバットを購入して(タイガースショップの前に、楽天グッズ販売のテントが出来ていた)、にわかイーグルスファンに。それでライトスタンドに陣取るのは、ちょっと肩身が狭いかなと思ったけれど、よくみるとタイガースの帽子やバットを持ってきている人がちらほら(^◎^;)。みんなにわかファンなわけやね。前に座っていた兄さんが応援の仕方とかをよく知っているみたいだったので、教えてもらおうと「楽天ファンなんですか? わたしたち実は普段はタイガースファンなんで、応援の仕方とかよく分からないんですけど」と言ったら、「いえ、ボクは普段はロッテファンなんです(^_^;)」やて。なんかみんな一丸で楽天を応援しているって感じやね。

ホーム開幕戦ということで、まずは震災被害にあった人たちのことを悼んで黙祷。そして国歌斉唱。歌うのは堀内孝雄、べーやんです。見事にアカペラで歌い終わり、お約束の「さんきゅうっ!」も(^◎^;)

さて肝心の試合。
楽天・田中将大とオリックス・パク・チョンヒの投げ合い。
1回裏、松井稼頭央のいきなりの先頭打者ホームラン。これで一方的に勢いづくかと思ったけれど、パク・チョンヒはよく立ち直ったな。
田中将大は気合充分、切れ味十分な投球やったけど、T-岡田に2本のタイムリーを打たれて2失点。
楽天の反撃は逆転された6回裏。山崎の激走タイムリースリーベースに、岩村の犠牲フライ。で逆転。
マーくんは9回をひとりで投げ抜き、2失点完投勝利。
試合後のお立ち台では、「甲子園でヒーローインタビューを受けるのは、なんだか変な感じ」と言ってたけれど、そういう機会にきちっと結果を出すところ、何かを持っているのかもね。山崎とのやりとりも面白かったわ。

試合前の守備練習を見ていても思ったけれど、チーム全体がいきいきのびのびしている気がする。今年はほんまにひょっとしたらひょっとするかも、ね。

***********

ところで。
われらがタイガースはナゴヤドームで勝利ですか。しかし金本の連続試合出場はストップですか。いろいろあったみたいやけど、録画してある試合内容はまだ見ていないのだ。これはまた、あとで。

阪神1-3広島

三連勝とはいきませんでしたね。そううまく事は運ばない。初物とはいえ、バリントンをなかなか崩せなかったね。鳥谷みたいにしっかりとらえたバッターもいたけど。
それと、カープには好プレーが相次いだな。あれだけ守られたら、なかなか点ははいらんわな。岩本に東出に梵。いやあ、さすがプロという守りやったね。ええもんをいっぱい見せてもらったわ。

などと喜んではおられんわな。せっかくの岩田復活登板で、点が入らへんかったら勝てんわなあ。7回被安打5、3失点なら合格でしょう。まあ、次もありますわな。
リリーフした渡辺、小嶋は、よかったねえ。これ、勝ち試合でもエエんちゃうのんというくらいのでき。特に小嶋は、噂どおりの大変身。球のスピード、キレともに抜群やったね。

リリーフといえば、カープのリリーフ、サファテはすごかったな。最後の打者マートンに投げた球は、球速表示よりだいぶ早く見えたよ。ちょっとこれから手こずりそうかな。でも俊介(!)はとらえたね。今年の俊介は、ちと違うね。これからどう育っていくのか、とても楽しみであるよ。

と、わずかな(いやいや、大きな)楽しみを胸に秘めつつ、今日は一休み、ですなm(__)m

阪神2-1広島(4月13日)

今年は「守り勝つ野球」なんだそうだ。そういえば就任一年目もそう言ってたなあ、真弓監督。今日はまさに僅差の勝負。ハラハラドキドキの連続で、こういう試合もたまにはいいわな。できたら、もっと気楽に見たいところやけどね。

スタンリッジは、よかったですねえ。まあ、得点を許した4回は「あれれれれええええ????」という感じだったけど。5回からはきっちり修正してたし。
投手っていうのは、微妙な仕事なんやなあと思ったな。3回まではパーフェクト。ところが東出にフォアボールを許してセットポジションになった途端に、何かがおかしくなった。城島のパスボール、ワイルドピッチもあって勝手にピンチを広げて、あれれれれれと思っていたら、広瀬のチーム初安打がタイムリー。昨日に引き続き、効率よく点を取られてしまったね。ずっときっちり抑えていたのが、ちょっとしたきっかけで崩れてしまうのだね。
ま、今日はそれ以上は崩れずに、7回まで投げきってくれてよかった。

小林、球児と、昨日に引き続きいい感じ。小林は今日も打たれたけれど、打たれても平然としているところがいい。ふてぶてしい態度は、相手チームにいた時には憎たらしく思ったものだが、味方になると「不敵」という冠を与えたくなるね。

おかげで開幕2連勝\(^◎^)/
なんか、強いチームのように思ってしまうなあ。
こうやって、野球中心の生活になってしまうのだよ。

阪神7-4広島

祝!開幕!
待ちに待ったシーズンオープン。やっぱりセ・パ両リーグが同時に開幕するっていうのは、すっきりしていていい。震災直後は気持ちも揺らいでいた。あの状態で開幕しても、いい試合ができたかどうか、というのを考えるとこの結果はとても納得する。さあ、みんなを元気づけよう!

というわけで、行ってきましたよ、甲子園。どれくらいの人出かと心配していたけれど、満員御礼m(__)m
ライトスタンドは早々とギッシリになって、これこそ開幕でっせという空気。

能見-マエケンの投げ合い。当然投手戦、と思いきや、能見はいきなりの梵にツーベース(^◎^;)。送りバントと犠牲フライであっという間の先制点献上。ううむ。
ヤバいではないかい、と思っていた矢先、マートンが先頭打者ホームラン\(^o^)/

なんか、打ち合いの様相(^◎^;)。最初の予想とはうらはらに。しかも広島打線がよく打つし。
というか、能見は緊張してたのかなあ。今日は粘りのピッチングでしたな。打たれても、ランナーを出しても、なんとか最少失点で抑える。

ポイントはリードされた6回裏、新井のタイムリーでしょうなあ。その前の守りで、ちょっとしたミスが出て(アンラッキーなファーストゴロだった)広島に「らしい」得点を与えてしまった。リードを許してしまった。これは痛かったなあ。そのすぐ後の攻撃やったからね。マエケンも開幕戦で緊張も気負いもあったのかな。
寒かったしね(^◎^;)。投手は大変だ。

相手投手が交代して、青木には少々手こずったけれど、上野には連打でリードを広げて。
そして投手リレーは、今年の目玉「KKK」。久保田は2球で栗原を凡退に。小林は1失点やったけど、感じは悪くない。そして圧巻は球児の3者三振\(^o^)/

ほんまに気持ちのいい試合でしたわ。思いっきり声も張り上げられたしね。
ま、6回のブラゼルの守備とか、8回のレフト浅井の守備とか、ちょっと心配な点もあったけど(しかもそれぞれが失点に直接つながったのが痛い)、ともかく勝てたのは大きいよ。

「勝ちパターンの試合」を見せてもらったな。今年はどれくらいこのパターンの試合を見せてくれるのだろう。楽しい季節が始まった。ぐほほほほほ。

すぐには変わらない

選挙から一夜明け。知事の主張はトーンダウン。こんなに躍進しているのに。ここにはいろんな思惑があるに違いない。次はどんなことを仕掛けてくるのだろう。

震災からちょうど1ヶ月ということで、各テレビが特集番組。各番組のメインキャスターが現地入り。
横並びに同じような内容を放送するのが、どうにも解せない。
そういえばテレビ東京には、アニメを放送するのが早過ぎるという苦情が来ていた、なんて話が載ってたな。
もちろん、賛否はあるだろうけれど。「不謹慎だ」と思うなら、見なければいい話。視聴者はテレビ局が自分のものだと思っているのか。とんでもない。ニュースを見たけりゃニュースのチャンネルに合わせればいい。アニメが見たけりゃアニメだ。「こっちのほうがいいだろう」とテレビ局が思うこと、その思惑が自分の意見と違うからといって、即「不謹慎だ」と決めつけることの方が恐ろしい。

「一丸となって」という言葉が、一人歩きしないように気をつけなければ。

いしん

大阪維新の会は大躍進。府議会では過半数、大阪市議会では第1党。ついでに堺市議会でも第1党。

こういう時期だから、大きな変革は望まれていないのではと思っていたが、その逆になったなあ。今の体制でまとまっていく方向になるのではと思っていたが。素人の予測は、全く当たらなかった。

大阪府知事の思惑通りになったということ。元々、議会と知事が協力できる体制が最良としている(自身の選挙の際に、政見放送ではっきりと言っていた)ひとだから、この結果には満足だろうなあ。確かに、議会と知事が協力して制作に当たれば、いろんなものごとは今までになくスムーズに進むに違いない。政策の立案から実行まで、障害が少なくなるだろう。今回のような災害が起こったときには、トップダウンでいろんな指示が出せて、誰も反対なくいろんなことが実行出来るかもしれない。

しかし。知事の意見を実行するのが議会の役割ではない。時には知事の独走をセーブしなければならないだろう。今、僕が望んでいるのはそんなことぐらい。維新の会の会派立ち上げには、多少の強引さも見られたのが気になる。これに限らず、知事は強引な手法が目に付くけど。各議員がその強引さに引っ張られることなく、自身の意見で活動してほしいと思うなあ。

選挙は終わった。中にはこれでひと仕事終わったと思っている議員も多いだろうけれど、本当はここからがスタートなのだよなあ。僕自身も、選挙が終わるともうあとは知らん顔を決め込んでしまっていたけれど、これからの大阪はちょっと気をつけてみておかないとアカンような気がしている。

【まことの人々】大森兄弟(文藝2010年冬号)

奇妙な小説だ。
書き出しはいきなり、幽霊を見る(ことができる)人の話で、幽霊の話かと思って読み進めると、「僕」と彼女との物語で、彼女が所属する大学の劇団の公演で演じる人物が最低の男(女ばっかりの劇団なのだ)で、だんだん訳にのめり込むうちにおかしなことになっていく、というのが本筋。

終盤になると、「これはホラーか」と思うような展開にもなるのだけれど、そういう話ではない。役にのめりこんでいく恐怖話、でもなさそう。ちょっと掴みどころがないかも。面白いけどね。

残念な状態(少々腹がたつ)

気分を変えようと(変えるほどのこともないのだが)、巷で「泣けるマンガ」として人気のある「ワンピース」を借りてきて読んでいるのだ。とはいえ、図書館でも大人気で、予約してもなかなかまわってこない。といって、借りれるところかというわけにはいかない。やっぱり1巻から順番に読んでいかないと。
というわけで、今日、ようやく第3巻が届いたのだ。
うきうきしてイッキ読み。とにかくマンガは早く読める。そして面白いしな。確かに気分良く読める。感動もする。

しかし。
最後のほうまで来て、唐突にページが終わったのだ。なんで?
どうやら最後の数ページが無くなっているらしい。なんということを。
わざとじゃないかもしれない。子供のいたずらかもしれない。
でも、ダメなものはダメ。やったらあかんことはやったらあかん。

返しに行く時に、図書館の人にきっちり伝えねば。

【シューマンの指】奥泉光(講談社)

題名どおり、音楽を中心とした物語。で、一応サスペンスなのだね。
かつては音大でピアノを弾いていた医師のもとに、かつての親友永嶺まさとが、アメリカで見事なピアノ演奏をしたという知らせが届く。医師はその知らせに疑問を抱く。彼の記憶では、永嶺はかつて「事故」に遭い、指の一部を失ったはずなのだ。
そうして医師は、永嶺との記憶に思いを馳せる。

以下、ひょっとしたらネタバレになるかも。

書き手の勝手な思い込みによる記憶の話しというのは、カズオ・イシグロの得意とするところ。それに比べるとやや甘いところ、自身への書き込みが足りないなと思うところあり。
初めのうちはシューマンの音楽についての解説も長々と続き、まるで音楽評論。そしてシューマンにとりつかれた男の話となれば、「月と6ペンス」のような話なのかなと思ったら、途中で殺人事件勃発。一気にサスペンスへ。

ううむ。
このサスペンスタッチの話の流れは、よかったのかどうか。正直、このサスペンス話は、出来もあまりよくない。殺人の必然性もいまひとつ。とってつけたような印象。
さらには、ラストでの種明かしは・・・・ちょっとガクッと来てしまったかな。

シューマンについてのうんちくは、読み応えたっぷり。と思えたのは、少なくとも音楽のことを知っているからかも。クラシック音楽に関心のない人には、どうなんだろう。「月と6ペンス」は、美術に感心のない人も巻き込むほどの迫力があるが、この作品はちょっと中途半端。残念。

【東と西2】小学館

書きおろし短篇集第2弾。

【野島沖】いしいしんじ
禁漁日とされている祭りの日に、酒の勢いで漁に出てしまった若者たちの不思議譚。前半の、航海の恐ろしさの写実性と、いきなり船員がみんなマグロになってしまうシュールさ。その狭間が全くないのがいしい流、健在。

【来世不動産】升野英知(バカリズム)
死んでみたら、生まれ変わりを探すことになる。どんな生まれ変わりがいいのか。意外な「物件」がおすすめ。文章は練れていないけれど、話の内容はおもしろい。ラストも。

【肩先に花の香りを残す人】西村賢太
いつもどおりの、自分勝手でだらしなく、どうしようもない男貫多が主人公の、同棲女にエラそうにするくせに頼りまくっているという構図。本当にイライラしてくる。

【続すみだ川】藤谷治
前作「東と西1」に掲載されていたものの続編。で、この続きはどうなるの?

【ダラホテル】戌井昭人
おばあちゃんと孫が経営する、人の殆ど来ないホテル。というだけで舞台はばっちり。と、考えた作者の顔が思い浮かびそう。

【帰省】誉田哲也
田舎育ちの女の子が都会に出てきて、ダメ男と同棲して、暴力を振るわれるけれど別れられなくて。というありがちパターン。女の子の姉が出てきて無理やり田舎に帰る。しかしそこで待ち受けていたものは・・・。どんでん返しのような終わり方なんだけど、あっさりしすぎていて衝撃もそこそこ。

【微塵島にて】吉村萬壱
ある島に襲った悲劇。海から突如として現れた「パイナップル」型のマシン。鋭い爪で人間を切り刻みすりつぶしてしまう。ひとり生き残った高校生友田。同級生の女子高島も生き残っているだが、姿も性格もすっかり変わっていた。荒唐無稽な未来小説かと思いきや、ラストには人間の存在意義について考えさせられる。とはいえ、荒唐無稽には変りない。次々現れるマシンたちについての説明はないしね。

どれも書き下ろしというのが、いい。ここで初めて目にするのだ、という感慨がわく。はやく「3」が出ないものだろうか。

歌謡ショー

NHKの歌謡ショーは、いつも生放送なのだそうだ。しかし、震災からこっち、放送はされなかった。会場は基本的にNHKホール。停電の心配もあるから、放送されないのは当然と言える。
それが今日、震災後初めての放送があった。
出演歌手は演歌を中心に。由紀さおり&安田祥子の童謡というコーナーもあった。千昌夫の「北国の春」、五木ひろしの「ふるさと」、水前寺清子(引退したんじゃなかったのか、とぶたこが驚いていた)の「三百六十五歩のマーチ」に「いっぽんどっこの歌」、極めつけは和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」。
こうやって、どこまでも「元気づけよう」「慰めよう」ムードの曲が続くと、どうにも疲れてくる。
ラストは布施明の「上を向いて歩こう」だったが、どうせなら「シクラメンのかほり」とか「君は薔薇より美しい」だとかを歌ってくれたほうが、気が晴れ晴れする。というのは、当事者じゃない人間の思い上がりか。

これだけの歌手が、生放送で出てくるってところがさすがにNHKだとは思うが。まずは「日常」への第一歩、といったところなのだろうか。

びぎにんぐす

自粛ムードというのは、どれくらい漂っているものなのだろうか。朝起きて会社に行き、ほとんど外に出ずに、仕事が終わればまっすぐ家に帰る生活をしていると、世の中の動きが分かりにくくなるものかもしれない。世間と言っても、話をする相手は限られている。あ、昨日は除湿機を買いに日本橋まで出かけたな。しかしなにか特別なものは感じなかった。
自粛する人たちを揶揄して書いているつもりはない。確かにぼくはどちらかというと、早く日常に戻って欲しいと思っているのだが、時間がかかることも分かっているつもりだし、華やかに騒ぐことをためらう気持ちもわかる。どちらもありうる。どちらが正しい訳でもない。というと、言い訳じみてくるけれど。

先日、スティーブ・ハウのソロアルバム「ビギニングス」を聞いた。
少し前、ある席でイエスの話題が出て、そういえばハウのビギニングすはいいアルバムですよ、今度持って行きますよと言われていた、その約束が果たされたわけ。

アルバムの内容は、いろんなジャンルがゴチャマゼになっていて、もちろんギタリストのソロアルバムだからギターがメインなんだけど、バリバリ弾きまくるという感じでもない。意外にもアコースティックなナンバーが多い。タイトル曲は7分半に及ぶ大作だが、はっきりとクラシック(バロック?)を意識した曲。イエスの同僚リック・ウェイクマンを意識したか。
というより、なんだか自分のギターテクニックにあまり関心がないように見えるのだなあ。不思議なギタリストだ。イエスというバンドの中にいると、随所に技巧的なフレーズを披露するのに(特にライブの「イエスソングズ」では、弾きまくりという印象だ)、いざソロとなるとこうなるのか。

だが、これがスティーブ・ハウというギタリストの特性なのだろう。
考えてみれば、イエスというバンドがそうなのだ。ひとりひとりの技巧は超絶なものがあるのだが、誰かがとんがって突出することがない。だから技巧派ぞろいながら、バンドとしてまとまっていたんだろう。そのまとまりから飛び出てしまう人間はバンドを離れる。メンバーチェンジが激しかったバンドだが、まとまりの中に収まりきらないか、あるいは満足できなくなったら脱退するしかないだろうなあ。

で、ハウもそういう「バンドメンバー」のひとりだったわけだ。きっと。あれだけ目立った技巧を持ってたら、普通のギタリストだったら「えいっ、オレについてこいっ」となりそうなものだけれど(多くのロックバンドはそういう形だ)、彼は「はい、じゃあ僕はこんなところで頑張ってみます」という、一種の職人技のようにギターを弾く。

つまりは、そういうメンバー、そういう曲の中でこそ、彼のギターは映える。
知り合いから借りた録音には、ついで、という形でイエスの曲(ギターが前面にフューチャーされている)が入っていた。そこではハウはとても自由そうに(実際はどうか知りませんけど)弾きまくっている。それとの対比で余計にそんなことを考えたのだった。

散髪

散髪に行ってきたのだ。年に2回しか行かないから、ほんとにぼさぼさに伸びていたのだ。いつも行く散髪屋さんに、朝一番に行ったら、当然のように誰も来ていなかった。ラッキー。すぐ切ってもらう。ここは若いお兄さんがひとりでやっている。いつも丁寧な仕事で、しかも手早い。見事なハサミさばき、というのは全くなく、「えっ、今ので切ったの?」というくらいもっさりしている。が、確実に綺麗に切れているのである。あの、美容院でのハサミの動かし方はなんなのだろうと思ってしまうぐらいである。
で、できるだけ短く刈ってもらって(次に伸びるまでに、時間がかかるように)、大満足で帰ったのだった。

だが、ひとつだけうっかりしていたことがあった。
帽子をかぶって行ったのだ。野球帽のような、いわゆるキャップ。
店を出てしばらくして、帽子をかぶったのだ。そしてそのまま買い物に行ったのだ。近所のスーパーまで。

で、帰ってきて帽子を脱いだら、髪の毛が見事にトサカになっていた。静電気とか、そんなことがあるんだろう。
なんとも見苦しい。
つい、鏡を見ながら、自分ではさみを入れてしまった。すると、さすがは素人仕事で、余計につんつんしたのが目立ってしまったよ。

あとでぶたこに発見されて、どうして自分で切ろうと思ったのか、全く理解出来ないと言われてしまった。自分でも理解出来ない。
とはいえ、見た目にはおかしくないから、それでええんちゃう、という言葉も頂いたので、まあこれはこれでよかったのだろう。
散髪したあと、すぐに帽子をかぶってはいけません。

チャリティーマッチ

サッカーに負けじと(というわけではないだろうが)プロ野球でもチャリティーマッチが開かれた。開幕時期についてすったもんだした挙句、社会的常識の範囲で(というより、世論の大勢に従って)4月12日まで試合は開かれないのである。というところで開催された、今日と明日の復興支援試合。
タイガースを応援したい気持ちは変わらないのだが、さすがに横浜は遠い。というわけでもうひとつの地元球団、オリックスの応援である。奇しくもロッテ戦は、昨年の終盤に観に行った時と同じカード。あの時は西岡が200本安打と最多猛打賞を記録した試合だった。

入り口で「がんばろう!日本」と書かれたボードをもらって入場。今日は全席自由なので、今日を逃せば絶対に座ることはできないであろうバックネット裏、前から15列目ぐらいに陣取った。すぐ前にビデオやパソコンを用意している一団がいて、なんだろうなあと思ってたら、どうやら記者の皆さんだったようで。試合開始前に先発メンバー表などを確認してはった。

さて、試合。
オリックスの先発は、メジャー投手パク・チャンホ。さすがに力のある球を投げるなあと思ってたら、2回には2連続デッドボールに味方のエラーも重なって、無安打で1失点。はらららら。5回やったかには、素人目にもはっきりと分かるボークをやらかしてランナーをサードに進め、犠牲フライでもう1点。ええところと悪いところ、両方が発揮されてしまったね。
リリーフ陣には、まずは小林雅英。ワンポイントやったけど、さすがのピッチング。そして吉野。なつかしいねえ。見違えるようなキレのある球で、2者連続3球三振には驚いたよ。

とはいえ。試合はあまり盛り上がることなく、6-1でロッテの快勝。オリックスは何度かあったチャンスをいかせずじまい。併殺とかが多かったなあ。岡田監督、おかんむりでしょうねえ。

そして。お客さんが少なかったなあ。復興支援試合やし、選手が一丸となって開幕日も決めたんやから、ファンはもっと応援してやってほしいなあ。
そして。
人数が少なくなると、なぜかロッテファンの方が多いのだね。応援も、今日は鳴り物を自粛したんだろうけれど、もともと声だけの応援をモットーとするロッテの方が、迫力もあってよろしかったです。オリックスファン、地味でした。もっと盛り上げてあげたいけどなあ。あの京セラドームの周辺一帯を、何とかせなアカンかもしれませんね。

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