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広島2-1阪神(6月29日・福井)

今季初登板となった鶴。いいのか悪いのか。能力は高いんだろうけど、ここぞという決め球がないのかなあ。追い込んでから打たれる。そして打たれると次、制球を乱す。心も弱いところがあるんだろうか。こんなんでどうするのだろうと思っていたら、5回のピッチングでは見違えるような好投。次も見たいと思わせたな。この投球がずっと出来るかどうかが鍵でしょうねえ。

さて。その鶴に勝ち星をつけてあげたかったけど(5回2失点はまずまずやしね)、今日はカープ先発のバリントンに全く手も足も出ず。いや、手ぐらいはでたけど、ここぞというときにゴロを打たされてしまったね。完全に相手の術中にはまった感じ。いやはや。特に新井の不調が気になるね。初回も1死一、三塁のチャンスで3ゴロ併殺。とほほ。これが今日の象徴的なシーンやったね。序盤でバリントンを崩せなかったのが最後まで響いたな。最後も新井やったしなあ。

なかなか借金が減っていかないけれど、まあ今日は仕方がないかな。見どころはいっぱいある、ええ試合やったし。お互いミスも少なかったしね。

明後日からは横浜かあ。調子良さそうですな。気合を入れないとね。よし。
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広島4-7阪神(6月28日・富山)

投手心理っていうのは微妙なのだね。4回裏、それまでパーフェクトだったタイガース先発スタンリッジは、デッドボールで初めてのランナーを背負うと、人が変わったように連打を打たれて失点。しかし1点で抑えたのがよかったな。

そして1点差となって、さてこれからとなったカープ先発の福井は、緊張したんだろうなあ。フォアボールに送りバントの処理を失敗。ヒットで無死満塁。さらにタイムリーに押し出しフォアボール。ここで降板。仕方ないですな。
代わった上野から、好調ブラゼルが犠牲フライ。無死満塁から3点は、まあまあというところか。

スタンリッジは、完投もできそうな雰囲気やったけどなあ。8回裏の失点はやや残念。勝負を急ぎ過ぎたかなあ。一気に疲れも出てるように見えたから、この回で交代もやむなし。

しかし最後はバタバタしたなあ。榎田がツーアウトまでとったところで、あと一人というところで頑張りきれない。2死1,2塁となったところでとうとう球児投入。東出にタイムリーを打たれてしまった。

まあ、勝ったからよし、とすべきかもしれないけれど、ちょっとだけ後味がよろしくない。
細かいミスもあったしなあ。カープのミスに助けられたというところも。
それと、3番鳥谷、4番新井といったところが、なかなか調子が上がってこないのも気になるなあ。その分、その周りの選手が頑張ってるからいいねんけど。

そうそう、なにもクリンナップだけで野球をやるわけではないのだよ。何人かが繋がって打たないことには点は入らないわけやし。

いやあそれにしても。ブラゼルにマートンにスタンリッジって、今日は外国人選手に助けられた試合やったね。特にブラゼルの復調は嬉しい限り。さあ、これからが本番でっせ。

阪神2-4巨人(6月26日・甲子園)

3連勝といきたかったけどねえ。そうはうまくいきませんでしたな。
今日はお昼にでかけていたので、帰ってきてからのビデオ観戦となりまして。放送時間も延長してくれたけど、最後の最後の新井良太の打席で放送終了。たはは。あらためてネットで試合結果を見てがっくり。

前日は内海の連勝を止めたタイガースやったけど、今日は能見の対巨人戦の連勝が止まってしまったね。
今までは、能見の落ちる球を面白いように振ってくれてた巨人打線が、今日はよく見てましたね。テレビ解説の福本豊氏の見立てでは、今日は球のキレがいまひとつで、だから今まで振ってくれていたボール球を振ってくれなくなっている、ということだったらしい。
初回からずっと、ボール先行のピッチングで、四苦八苦してるようやったなあ。

こうなると打線で勝負。なんだけど。ジャイアンツ沢村は、直球が速い上にスライダーもコントロールが良くて、どうにも打ち崩せなくて、7回を0点で抑えられてしまった。
いい当たりが野手の正面に行ったりという不運もあったなあ。今日はタイガースにツキがなかったね。

それでも9回裏。ジャイアンツ抑えにアルバラデホが出てくると、4連打であっという間に2得点。さらに無死1,2塁。しかし代打はあと、誰?
岡崎が出てきて送りバント。一塁線に転がったときはやった!とおもったけど、微妙に外れてファウル。打ち直しとなった1球は、ピッチャー正面に飛んで3塁ホースアウト。あああ。もったいない。まあ1,2塁からの送りバントは難しいと言うけどね。でもバントのために出てきたバッターやったら、なあ。微妙なところ。
タイガースでバントの名人というと、関本、その次ぎが浅井、なんですよね。でも浅井は長打も打てる。で、ランナーが2,3塁となったら、長打も打てる人を代打に出したいから、やっぱりバントのために浅井ということは考えられない。ということをタイガースのベンチが考えたかどうかはわからないけどね。結局1死1,2塁となって、代打浅井。ファーストライナー。惜しかったなあ。抜けてたら、と考えるのはよくないのかなあ。そして新井良太は・・・というところで放送は終わったのでした。放送後、すぐにアウトになったみたいやけど。

と、9回になったところばっかり後悔してもいかんのである。問題は能見で3点も取られたこと。福原も、1イニング目はよかったけど、というかツーアウトまではよかったけど。あとアウト一つというところで連打を浴びて失点してしまった。そういえば能見もツーアウトから2失点した回があったな。あと一つのアウト、というところで、安心したわけではないだろうけど、微妙な心構えの差があったのではないかと思ってしまう。

それと。昨日、一昨日と活躍していた関本を、どうして外したかなあ。沢村は直球がいいから直球に強いリンを使いたかったのか。でもそれで柴田を出すのは、どういうことだったんだろう。左バッターだから、か。
勝ちが続いているときに、ちょっと何かをいじって、流れを変えてしまうということは、よくあることのような気がする。今回がその「ちょっとしたこと」だったのか。これが「ちょっとしたきっかけ」にならなきゃいいがなあ、と思うのである。

【闇鏡】堀川アサコ(新潮社)

読書感想文がたまりにたまっているのであるよ。一応書いておかないと、どんな本を読んだか忘れてしまうよ。

堀川アサコは、最近人気があるらしい。室町時代を舞台にしたミステリーが得意らしい。
この本も同様。

南北朝の戦いの時代。そろそろ戦も収まった、そんな時代の京都が舞台。郭で起こった殺人事件。殺されたのは郭一の美女。そこにいたのは着島(つきしま、やったかな)という遊女。だがその遊女は、半月前に死んでいるはずだった。

どことなく怪談めいた話の進みように、そういう風になるのかと思ったら、どうやらちゃんと説明のつく結末がまっている。なんて書いたらネタバレか。
ユーモアのセンスも、そこそこあるんだけれど、物語の最後のつめがなあ。これが宮部みゆきとか恩田陸とかだったら、もっとあとに残る「なぞ」のようなものがあって、それが読者の想像力をかきたてると思うのだけれど。

【日本橋バビロン】小林信彦(文藝春秋)

「極東セレナーデ」が結構面白かったので、引き続き読んでみたのだ。あと、「流される」のなかに、しょっちゅう出てくる本でもあったし。

関東大震災前の、両国あたりのおはなし。著者のおじいさんのおはなし。

その時代の風俗とか雰囲気とかは分かるんだけど、いかんせん、東京の地理に全く疎い身としては、両国が左右に沸かれていようがどうしようが、その名称と共に、何の感慨もわかないのである。分かる人には二倍、三倍の楽しさがあるんだろうなあ。

それにしても。作家というのは年を経てくると、自分のルーツの話を書きたがるものなのだろうか。それが想像の域、ぎりぎりの昔のことであっても。

阪神4-2巨人(6月25日・甲子園)

野球はミスをした方が負けるのだな。で、お互いにミスをしあうと、より大きなミスをしたほうが負けることになるのだ。
昨日に引き続き、タイガースの得点は相手のミス絡み。2回裏は坂本のエラーで出塁した関本。2死1,3塁となって、まさかのメッセンジャーにタイムリー(^◎^;)

内海は今季すでに9勝してるんだけど、どうにもタイガースには分が悪いらしい。それを象徴するような失点の仕方やったかな。

4回裏には、久々、待望のブラゼルの一発\(^◎^)/で勝ち越し。
さらに5回裏には鳥谷のタイムリー。これは文句なしの連打での得点。

そして、7回にも出ました。無死一塁でバッター・マートン。なんでもないピッチャーゴロ。ダブルプレーかと思いきや、ショートとセカンドがベース上で交錯して、ボールを受けとったショート坂本がベースを踏めず(^◎^;)。
このあと1死満塁となって、新井貴浩の当たりはセカンドゴロ。こんどこそダブルプレー、と思ったらショートが握り損ない。セカンドはアウトになったものの、この間にサードランナーはホームイン。

なんとも。

タイガース・ベンチは今日も攻めの投手交代。6回表、長野の犠牲フライで1点差に迫られると、榎田を投入。イニングをまたいでの登板で0に抑えると、あとは8回が小林宏、9回は球児と、今日も万全のリレー。

とはいえ。タイガースにも細かいミスはあったと思うよなあ。
5回裏、ランナー1,2塁で鳥谷は1,2塁間を破るヒット。2塁ランナーマートンはホームイン。でも1塁ランナー平野はセカンドどまり。ううむ。平野の走力ならサードまで行けたはずなのになあ。

7回裏、1死1,2塁で鳥谷はライトへヒット。でも2塁ランナー・マートンはホームをつかず。コーチが止めたのだねえ。スタートが遅かったのかなあ。慎重になりすぎているか。

とはいえ。
勝ったのだからよしとしよう。これで3位浮上、という文字も明日のスポーツ紙には踊るんだろうけど、そんなことより当面の目標は勝率5割であるよ。早く借金を返済しないと。あと5つか。

阪神4-2巨人(6月24日・甲子園)

リーグ戦再開。その初戦。しかも相手はジャイアンツ。そして勝利\(^o^)/
こんなに気持ちのいいことはないね。

おおかたの予想を裏切る、先発岩田は、序盤からいい出来。
一方攻撃陣は、初回に1死満塁とするも、ブラゼルの犠牲フライ(惜しかったなあ。風があったら(甲子園ではありえへんけど)ホームランやったなあ)による1点のみ。やや制球に苦しむジャイアンツ先発東野を攻めきれない。
それでも2回にも追加点。ランナーの金本がよく走りました。相手レフトがラミレスだったとしても。

2点とったら、今日は大丈夫かと思っていたら、3回表に落とし穴。2死無走者から4連打であっという間に同点。ひえ~。さすがジャイアンツ。スキを見せると一気に行ってしまう。この回は、2死をとって気が緩んだか。

しかし、気の緩みはジャイアンツにも。4回裏、2死一塁でバッターは岩田。そのなんでもないサードゴロを、ライアルがトンネル。2死2、3塁となり、マートンに回ってしまう。
ラジオ解説の吉田義男氏は「さて、どうしますかねえ、一塁が空いてますしねえ、敬遠するという手もありますねえ」と言っていたが、その言葉が終わるか終わらないかのうちに東野の初球を叩いた球は右中間へ。2点タイムリーとなりこれが決勝点。
勝負を急ぎ過ぎたかなあ。その直前に、川口コーチもマウンドに行ってたのだが。なにを話し合ったのかなあ。

ミスから崩れるのは、一番良くないパターンですな。そこに落ち込んでしまったね、ジャイアンツは。
逆に、そこを攻め切れたタイガース。今日の勝負の分かれ目は、そこにあったかな。

先発出場させた金本が2得点して機能し(守備ではやはり少々問題はあるけれど)、投手交代もパターンどおりにいって成功。榎田→小林宏→球児のリレーが、ほぼ確立しつつあるね。榎田はこれから先がちょっと心配やけど。

最後のバッター、代打高橋由伸にストレート勝負で三振を取りにいった球児の投球を見ていて、
「ここからスタートやで!」
と言われてるみたいやった。

まだ90試合以上あるのだ! これからが本番!

【読まずに小説書けますか】岡野宏文・豊崎由美(メディアファクトリー)

晴耕雨読。ではないけれど(今日は晴れてたし)、野球がないと(今は雨と関係ない)読書も進むのである。

【読まずに小説書けますか】は、本読み二人による「小説家を目指す人のための読書ガイド」である。どのようなジャンルの小説を書きたいか、そのためのモデルケースを、あれこれと紹介してくれる。
もちろんこの二人にかかると、よくある「古典的な名作」ではないものがばんばん好捕に上がってきて、いままで知らなかった作家や聞いたことのない作品名が並べられるのである。おかげで読みたい本がまた増える。

ジャンルごと(恋愛とかサスペンスとか)に、代表的な作品の解説もしてくれる。なるほど、こういう読み方もあるのかと思わせることも。

読書は楽しい。みんな、本を読もう。

映画【バベル】

野球もなし。時間はある。というわけで、録りためていたテレビ番組をちょっとずつ消化。するつもり。第一弾が「バベル」。
ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、役所広司に菊地凛子らが主演して、公開当時は話題になったな。特に菊地凛子がアカデミーにノミネートされたっていうのもあったし。

内容は、3つの場所で起こる別々の出来事が、実は一つのつながりがあって。しかしそれ以上に、それぞれの場所で行きている人たちが、同じような孤独感や疎外感や希望や絶望を一緒に持っているということを、描きたかったのだろうなあ。コミュニケーションをとるのは、どんな場所でも誰とでも、難しいのだ。

で、時系列もばらばらで、場所もばらばらという設定が面白く、「めぐりあう時間たち」をちょっと思い起こさせもしたが。
さて、あのラストはどうなのだろうか。

なにもかも説明しつくされてしまう映画が最近は多い(スピルバーグなど、その筆頭)。そういうのは「そこまで言い尽くさなくてもいいよ」と正直閉口してしまうのだが、この映画のように、なにもかも投げ出されてしまうと、逆に「え~?」という気分だけが残ってしまう。観客が答えを考えないといけないのだね。でもなあ、いろいろありすぎて、どこまで考えなアカンのだか。

そしてこれは京都テレビで放送されたものを録画したのだが、解説をしていたおっさんが、自分なりの解釈を押し付けているようで、観終わってからもちょっと嫌な気分が残ったのであった。惜しいなあ。途中はとても面白かったのに。

阪神7-0楽天(6月19日・甲子園)

今日は昼間出かけていたので、野球の試合はテレビ録画。夜になってゆったりと楽しみました。なにせ解説が矢野燿大&赤星憲広。加えて実況が清水次郎という、仲良し3人組(のはず)なのに今まで一緒に実況はなかった(はず)の組み合わせ。途中で掛け合い漫才のような二人の解説者のやりとりがあったり、実況清水アナへのつっこみがあったりと、それはそれは楽しいテレビ中継なのでした。
(昨日の、相手チームを小馬鹿にしたような話しぶりの上に、何かと自分で解説をしたがるKUSUや、とにかくタイガースをヨイショしておけばいいとしか考えてないuwaizumiとかいうアナウンサーばっかりでは、実況を聞いていても気が滅入る)

その上、タイガースの勝利\(^o^)/

スタンリッジの完封劇。演出したのは捕手藤井。2回にはタイムリー、4回にはチャンスメイクの2塁打(よお走った)。牽制で慌てて帰塁したのもご愛嬌。

それにしても、楽天星野監督は頭が痛そう。3回には内野フライをサード草野が落球。4回には送りバントでランナーが楽々三塁アウト! という場面で嶋の送球が逸れて無死1,3塁。2死までいったけれど、鳥谷、新井にタイムリーを打たれて結局3失点。ここで勝負あり。

対するタイガースも、細かいミスが色々。それを指摘してくれる矢野、赤星両解説者は、やはり貴重。
エラーで出塁したブラゼル。関本のヒットで、一生懸命走っておけば三塁まで行けたかも。ツーアウトからの走塁じゃない、とは赤星氏の弁。これに限らず、野手の凡ミスには赤星氏は厳しい。藤井の二塁打も、センターが打者走者の動きを見ていたら防げたはず。9回表のマートンの守備も、早く打球に追いついていたら三塁打にはならなかったはず。さすが走塁と守備のスペシャリスト。こういう指摘を、敵味方関係なくしてくれると、次に試合を見に行ったときに、選手がどんな動きをしているのかに興味がわくね。

さて、とにかくもシーズンまれにみる快勝で交流戦を締めくくったタイガース。今週からはいよいよせ・リーグペナントレース。この調子で突っ走って欲しいね。

阪神1-2楽天(6月18日・甲子園)

♪しょ~がな~い~、雨の日はしょうがない~
6回表、雨天コールド。たはは。
途中、56分の中断も挟んだから、2度目の中断となったときは(もうラジオしか中継してなかったけど)、これはもう危ないなという雰囲気やったね。
もちろん、1点リードの展開やから、なんとか続けてほしかったけど。今日で試合が終わりっていうわけじゃないしね。なにより選手やお客さんの健康が大事。雨の中を無理に試合をやってもなあ。

こういう時は先取点。というのを楽天に見事にやられてしまったね。ピンチとなると先発投手もすぐに交代。このあたりの采配も、さすが百戦錬磨の星野監督、かな。
先発能見も、初回の2失点だけで粘っててんけどなあ。まあ調子はあまりよくなかったかな。毎回ランナーを背負うピッチングやったしね。それでも2回以降は無失点。試合が続いていたらどうなってたかわからんわな。ううむ、残念。

タイガースは攻めが遅すぎたかな。後手後手に回ってしまったなあ。マートンのスリーベースは、相手のちょっとした油断をついたようにも見えた。ここ最近の「次の塁を狙う」姿勢が続いているのが嬉しいね。
そして、長い長い中断の後の平野のタイムリー。よくぞ集中して打てました。
しかし、後が続かなかったなあ。この回に一気に行きたかったなあ。

それから5回裏。無死一塁で平野がランナーを二塁に送れなかったのもねえ、痛かったなあ。今日の決めどころやったね。

6回表、能見がこの試合初めての三者凡退をとったところで雨が激しくなって2度目の中断。そのままコールド。
なんともしまりのない終わり方であった。でも雨の日は♪しょ~がない~

こんな雨の中でも、タイガースファンは大きな声援を送っていたよ。僕も経験あるけど、雨の日の応援って、妙にテンションが上がるのだよね。何かが吹っ切れた状態になるっていうか。今日もファンたちの応援は、何かに取り憑かれたようであったよ。この応援がある限り、タイガースは頑張るのだ。きっと。

阪神2-1日本ハム(6月15日・甲子園)

ついに止めましたよ。ダルビッシュの連続無失点記録も、連続完封も、ついでに連勝まで止めてしまったよ。
別にダルビッシュがいつもより後ろから投げてたとか、大リーグ養成ギプスをつけて投げてたとか(それくらいしないと互角には戦えない気がしていた)わけじゃなかった。
でも調子は悪かったね。本人は試合後のインタビューで、調子は悪くなかったと言ってたらしいけど。今までは完封してても「調子はもうひとつだった」と言ってたのにね。面白いね。

46イニングぶりの失点は、自身の暴投。意外やったなあ。
それだけでも十分喜べたけど、7回裏には正真正銘のマートンのタイムリーが出て勝ち越し。いやあ嬉しい。

メッセンジャーは6回1失点。よお投げたな。あとを継いだ榎田、小林宏、球児が0で抑えてくれて。特に小林はシーズン序盤の不調から完全に立ち直ったね。藤井とのコンビネーションもいいのかも。ストレートでグイグイ押すタイプではないしね。いろいろ手を尽くす考えを尽くす藤井のほうが城島よりも合っているのかも。

今日のお立ち台はマートンやったけど(「まいど、おおきに」はよかった。やっぱりヒーローインタビューにはABCのアナウンサーにお願いしたい)、チーム一丸となってダルビッシュを攻略したという印象が強いなあ。
誰かがランナーに出ると、リードを大きく取って揺さぶりをかける。ポテンヒットでも外野手がちょっとでもお手玉すれば次の塁まで走る。
こういう試合の仕方は、シーズンの初めにはなかったよなあ。選手が動いて動いて相手を苦しめる。相手にとってはいやらしい試合運び。こういう所からチャンスは広がるのだね。

7回裏の攻撃にしても、無死1,2塁で藤井が送りバント失敗、ダブルプレーで一気に2死2塁と、チャンスが潰れてしまったかに見えたところからの勝ち越しやったから、余計に大きかったよなあ。あそこで代打・桧山にデッドボールを与えてしまったところが、今日のダルビッシュの調子の悪さかなあと思ってしまった。
外野糸井も、2回もボールをジャッグルしてしまうし。今日の日本ハムは全体に、ちょっとおかしかったのかな。
そこにつけこんで、試合をものにしたっていうのはやっぱり大きいよね。チャンスを逃さなかった。

おおかたの予想を裏切っての勝利。こういうことがあるから野球は面白い。

阪神1-0日本ハム(6月14日・甲子園)

サヨナラ勝ちっていうのはテンション上がっちゃうよなあ!
で、ちょっとさましたところで、これを書いているのだ。
とは言っても、1時間2時間でテンションが収まるわけもないのだけれどね。
と書いたところで、スポーツニュースなどが始まって、またまた熱狂に浸るのである。

武田勝と岩田の投げ合い。見応えがありましたな。お互い、失投らしい失投はほとんどないしね。息詰まる投手戦とはこういうのをいうのでしょう。

9回まで投げ切った岩田に対し、なぜか日ハムは9回裏に増井にスイッチ。
どうして代わったんでしょうねえ。球数も岩田よりずっと少なかったし、ヒットもほとんど打たれてないし、ピンチらしいピンチもほとんどなかったのにねえ。
まあ、増井もいいピッチャーなんでしょうけど。球は早いしね。武田勝に比べると一層ね。
しかし、タイガースの打者は、タイミングの取り方は増井のほうが取りやすいんじゃないかなあと、まあこれはファンの勝手な思い込みなんだけど、TV解説の広澤克実さんも言ってたし、やっぱり投手交代がこの試合のポイントだったんでしょうねえ。

最後は関本が決めてくれて。ぴょんぴょん跳ねながら1塁を回っていったのが可愛かったね。でもお立ち台では神妙な顔つきになってたな。岩田はまた泣くんちゃうかなって思ったけど、大丈夫でしたね。関本のほうがちょっとうるうる来てたかな。あはは。


で、まあ勝ったからいいんだけれど、ちょっとだけ気になること。
7回の攻撃でブラゼルがヒットを打って無死1,3塁。で、ここでブラゼルに代走、俊介。
どうしてブラゼルを引っ込めたのかなあ。そら、俊介のほうが足が早いんだろうけど。でもまだ7回やし。これが3塁ランナーならまだ分かるけど。ダブルプレーを恐れた? 何かを仕掛けてくると思わせたかった? だったら次のバッターにもっと色々させるべきなんだけど。

今日に限らず、終盤でブラゼルがお役御免となるシーンが多いんだけど、なんでかなあ。ファーストの守備には問題ないと思うし、去年に比べて膝の状態も悪くない。ドスドスと走るスタイルは見栄えは良くないけど、別にケガをしてるわけじゃないしね。
将来、新井良太にファーストを任せるというプランの一環、なのかなあ。よくわからん。

【茗荷谷の猫】木内昇(平凡社)

直木賞とか芥川賞とかを取った作家は、得てしてその前後に書いた作品のほうが受賞作より面白かったりするものだ(というのは単なる偏見かもしれないけれど)。だから「受賞第1作」(受賞後の、次の作品という意味)が結構面白く読める時が多い。また、特に直木賞になると、それまでの作品も考慮する傾向があるみたいだから、受賞する前の作品がとても面白かったりするのだ。
といって、木内昇の直木賞受賞作(漂砂のうたう)は読んでないのだけれどね。

その前の作品です。そして、やっぱり面白い。
題名にもなっているけれど、東京の茗荷谷付近(そこら辺の地理には疎いので、どういうところかという印象がまるで浮かばないのが残念)の、江戸から昭和に至るまでの、まるで定点観測を行っているかのような連作。場所がそこ、という繋がりだけで連作になっているのだけれど、どこかで低く流れているものが共通のような。だったら江戸時代と今と、何が違うんだという気分になってくる。

ちょっとだけミステリアスな部分を漂わせて、読ませる文章になっているのだなあ。第1章の「染井の桜」の、その淡い桜色が、全編に漂っている。

ミステリアスなんだけど、どこか爽やかな読後感。今生きているこの時間は、どこかの誰かにつながっているという気分。なんなのだろう。

とてもいい感じなんだけど、地理的なことが実感できれば、もっと深い印象が残るのだろうなあ。そこが関西人としては残念であるよ。作者の責任じゃないけどね。

【ZOO1・2】乙一(集英社文庫)

「乙一は、読み始めるとやめられない」という評が新聞に載っていた。今まで読んだことがなかったが、どんなものか読んでみたくなった。最初に読むなら「ZOO」が、バラエティにも富んでいて読みやすい、ということだったので(誰が言ったのだろう)読んでみた。

噂どおり。読み始めるとやめられない。そして「バラエティにも富んでいて」というのが、ここまで色んなものが書ける才能には舌を巻く。
「カザリとヨーコ」の救いようのない暗さ。「SEVEN ROOMS」のグロテスク。「SO・far そ・ふぁー」の意外性。「陽だまりの詩」の詩情。「血液を探せ!」のユーモア。「Closet」のラスト。そして文庫本書き下ろしの「むかし夕日の公園で」も素晴らしい。

今まで読んでいなくて損をした気分。ほかのも読んでみたくなる。長いのはどんなんだろう。

西武11-5阪神(6月12日・西武ドーム)

フォアボールっていうのは怖いなあ。今日は榎田がフォアボール病。細かく言えば、先発の安藤、最後に投げた西村は「フォアボール恐怖症」。フォアボールを出したらアカン。しかも甘い球は投げたらアカン。というわけでこわごわの投球になって、そうなるといい珠もいかない。いい球でも力がないから、当たれば飛んでしまう。で、ヒット。

復活を期す安藤。どうなってるかなと思ったけど、以前と変わらない安藤でした。どこかで自信を持たせてあげないとねえ。今日はなんか、かわいそうになってきたよ。

どうして捕手は、今日に限って岡崎やったんかなあ。ここ数試合で好リードを見せている藤井と組ませて、自信を取り戻させるということが必要やったんちゃうかなあ。

榎田は、どうしたんかなあ。疲れてる? いやあ、まだそんな時期でもなかろうに。でも、ちょっとベンチが頼りすぎ、という感じはする。今日はボールのおさえがきかなかったみたい。

さて、西武の菊池。ようやくのプロ初登板。しかし、制球があまかったのか。緊張もあったのでしょうねえ。負けがつかなくてよかったですね。というか、初回にもっと点を取れよ、タイガース。


西部を上回る12安打を打ちながら、6点差負け。あと一歩やったかな。エラーもあったし。フォアボールもあったし。そういうツメが甘いと、やっぱり勝たれへんということやな。

西武0-4阪神(6月11日・西武ドーム)

今季初の3連勝\(^o^)/
能見も完封勝利\(^o^)/
打線も3試合連続二桁安打\(^o^)/

いいことずくめですな。ま、ときどきちょっとしたまもりのミスとかはあったけどね。ダブルプレーが取れそうでとれなかったりとか、サードの送球がそれたとか。
しかし投手がしっかりしていると、ここまで安定するのか、というのを見せつけた感じやね。
それくらい、今日の能見は素晴らしかった。
また、リードした藤井も、ほめておかないと。3試合連続でスタメンマスクやけど、十分に役目を果たしてる。

マートンが当たりだしたのが大きいなあ。去年の打撃を思い出したかのよう。それに引きずられるというか、乗せられるというか、つられるというか、他の打者にも当たりが出てきて、打線がつながるようになってきましたな。初回の先頭打者ホームランの後の、鳥谷、新井とつないで、関本がタイムリーっていうのが、流れとしては大きかったように思うなあ。ホームランだけの1点より、相手に対するダメージがね。

それにしても、ロッテに引き続いて、ライオンズも調子がよくなさそう。ボール球をぶんぶん空振りしてくれるおかげで、能見はいいペースで投げられたように見えました。追い込んでから変化球を投げれば大丈夫、みたいなね。という攻め一辺倒かと思うと、内角のストレートを決め球に使ったりね。ここらへんが藤井のリードのうまさかなあ。

ヒーローインタビューでは、普段は淡々とした物言いしかしない能見が、やや神経がたかぶっているようにも見えたなあ。いろいろ思うことはあるんでしょうねえ。

今日みたいな試合ばっかりやと、安心して見てられるけどね。そうはいかないところが野球の面白さ、というのも覚悟してますよ。はい。今日は今日、明日は明日。さて、明日はどうかな。

ロッテ2-5阪神(6月9日・QVCマリンフィールド)

スタンリッジvs成瀬。「1点でも取れたら褒めてつかわす」ぐらいに思ってましたよ。

1回の攻防は、思ったとおりといったところ。ストライクでバンバン攻めてくる成瀬。一方、ボール先行でやや不安定なスタンリッジ。

しかし、2回以降、様子は一変。
金本の、あわやツーランというタイムリーに、藤井のタイムリー(金本もよく走った)と、早くも2得点。
この勢いに乗ったのか、スタンリッジも2回以降は好投を続け、7回で4安打。失点は大松のホームランのみ。

タイガースは4回、5回、6回と小刻みに加点。こういうイヤラシイ点の取り方、忘れてたね。

9回裏、無死満塁のピンチも、暴投による1失点のみで切り抜けて、ついに連勝\(^o^)/
久々やね。

それにしても、今日のロッテはおかしかったね。ライトの伊志嶺は、新人やからまだ球場に慣れてないのかな。ラッキーなヒットをもらったなあ。
打つ方にしても、スタンリッジの変化球にみんなついていけず。ボール球にも手を出してくれてこちらの思う壺。こういうチームばっかりが相手だとうれしいんですけどね(^◎^;)

今日はランナーが出たら、エンドランとか、盗塁の真似とか、失敗したけどダブルスチールだとか、いろんな手を尽くして試合をして、動き回っているのがとても面白かった。長打のバッターが並ぶタイガースだけれど、その中でいろんなコトをしてくると、チームとしての面白さが増すし、相手チームにとっても「いろいろ考えないといけなくなる」(本日ラジオ解説の矢野燿大氏)から、色んなチャンスが生まれそうな気がする。

そしてそういう試合をこれから続けていったら、今日みたいに投打もかみ合ってくるのでは、と思うなあ。まだあと100試合もあるしね。

ロッテ3-6阪神(6月8日・QVCマリンスタジアム)

試合が始まる前、ぶたこがラジオの情報を聞いていて、どうやらマートンの調子がいいらしいと言っていた。
「先頭バッターホームラン、あるかもしれへんで」
そう簡単に打てるかいなと思ってたが。

打ってくれましたね\(^o^)/

久々の先制点。幸先の良い出だし。
しかし本当によかったのはその後。平野がヒットで続いて、ブラゼルにタイムリーが出たこと。タイムリーっていうのがいいね。打線がつながっているということやもんね。

2回の攻撃もよかったな。1死満塁で平野が凡退。今までならこれでずるずるといっていたところ。満塁で点が入らないよう、と嘆いていたところやね。
しかし、バッテリーミスで思わぬ追加点。これで楽になったのか、鳥谷がタイムリースリーベース。続く新井もラッキーなポテンヒット。

いつも「あと1点」というのを逃してきてたからね。チャンスで得点できたのは大きい。

だから、どうしてなんだろうと思ってしまう。7回表の攻撃。
フォアボール2つで1死1,2塁のチャンス。回は7回。ここまで来れば勝負でしょう。代打の切り札、桧山!

と思いきや。

その前から守備についている柴田がそのまま打席に。

この回に追加点を入れたら、とても楽になるところなのに。それでなくても3回以降は点が取れず、逆に6回裏、つまり直前に3点差に迫られて、流れがロッテに傾きかけてるところやから、一気に攻める! という姿勢が必要だったのでは。最近は終盤の、どうでもいいような場面で出てくる桧山やけど、本来こういうところで使われるべき選手ではないのかいな。

結果、柴田はフライアウト。続く金本も凡退で無得点。
それは結果論ではなく、点を取りに行く気持ち、その姿勢をベンチの采配として見せなあかんのではと思うのだなあ。
そういえば2回の攻撃。無死1,2塁でマートンがライト前ヒット。ところが2塁ランナー藤井は本塁をつかず。山脇コーチがストップをかけたらしいけど。どうも慎重になりすぎているんじゃないだろうか。次の塁を果敢に取りに行くという姿勢が、もっと必要なんじゃないだろうか。
9回にランナーに出た平野もそう。何も盗塁をせよ、ということではなく、いつでも次の塁を取りに行くという姿勢が大事なんじゃないだろうか。
今のタイガースは、そういう姿勢がちょっと希薄。だからランナーが出ても怖くない、と思われているのではという気がする。どうせ走らない。ちょっとミスしたくらいでは、次の塁に進まない。そう思わているとしたら、なめられてるよなあ。

今日の勝ちはうれしいけれど、まだまだ出来ること、やらなあかんことはいっぱいあるよ。

【白いひつじ】長野まゆみ(筑摩書房)

長野まゆみは、前に何を読んだかなあ。どんな話だったか、どんな書きっぷりだったか、全く覚えてないのだ。それでも「白いひつじ」を呼んでみようと思ったのは、奥付けに「この作品は書き下ろしです」という一文があったのと、「白いひつじ」という題名がなんとなく謎めいていて、面白いかも、と思ったのだ。

東京の大学に入学が決まった鳥貝は、住む場所を探すうち、ある寮を紹介される。そこは「炊事当番をするなら1万円」という格安の値段。しかしそこに住む人達は、一癖も二癖もある人ばかり。おどおどとした鳥貝とそれをとりまく男達。後半になると、その「寮」の役割などが明らかになっていく。そして鳥貝との関係も。

という後半が、どうも説明臭くてなあ。全体にゆるいムードもなんだかなあ。ボーイズラブも、どことなく趣味的な感じで、ドキドキとかもあまりなく。謎解きもありがちな内容で、驚くこともあまりなく。
ともかく、ゆるい作品でありました。

【アナーキー・イン・ザ・JP】中森明夫(新潮社)

誕生日が来たのでこそっとタイトルを変えました。ついでにレイアウトも変えよかな、と思ったけど、めんどくさいので次の機会に。

17歳の高校生シンジは、突然パンクロックに目覚める(といっても、中学時代のあこがれの女の子がパンクの格好をしていたという理由なのだが)。
伝説のパンクロッカー、シド・ヴィシャスの霊を呼んでもらおうと、怪しげなイタコのおばあさんに会いに行く。そこで渡された紙に「会いたい人の肩書きを」と言われて、「アナーキスト」と書いたら・・・・
降りてきたのはシド・ヴィシャスではなく、大正の革命家・大杉栄だった。シンジの頭の中には大杉栄が居座ってしまう。

革命家・大杉栄が、パンクと一体化していくというハチャメチャな内容なのだが、高校の「偏向した」歴史教師との論争や、メーデーの大騒ぎ、そして大杉自身が語る女遍歴など、きっちりと歴史を踏まえているところがさすが中森明夫。ついでに宮崎哲弥や石原慎太郎や小泉純一郎などがでてくるのも(ついでに柄谷行人も)さすが中森明夫。

最後まで読むと、なぜかスカッとする。世の中のいろんなコトにうっぷんがたまってる人、どうぞ。

【俺俺】星野智幸(新潮社)

タイトルを見て、オレオレ詐欺を連想した人。半分は正解です。話の発端は、たまたま手に入れた他人の携帯。かかってきたのはその他人の母親。ちょっとしたいたずら心で詐欺めいたことをしてしまう。さて、実際に自分の口座に振り込まれた90万円。後ろめたい気持ちを抱きつつ家に帰ると、その「母親」が来ている。しかも実際の母親だと言い張って。これは何かの間違いだと、自分の実家に帰ってみると、そこには「俺」が居た。

よくある「入れ替わり小説」かと思いきや、後半になって話はどんどんややこしくなる。そこかしこに「俺」がいる。姿形は違っているが、すべて「俺」であることに変わりはない。しかも相手も「俺」が「俺」であることを理解していて、この状況に悩んでいる。悩みの果てに、さてどうなるか。

ちょっとエンディングが物足りない気もするけれど(結局は思い込みの、あるいは狂人のたわごとでしたと、とれなくもないし)、いたるところに「俺」がいる場面は、頭がくらくらする思い。

ちょっと哲学的に考察すると、自己と他者との違いはなにか、というところにまで思いが及ぶ。まあ及ばなくても楽しめる小説ではあるんだけど。

主人公の「俺」が語り手として一人称で書かれているんだけれど、最近の若者言葉には少々手こずった。おじさんになってしまったってことかなあ。「デジイチ」でひっかかってしまったもんなあ。そんな言葉を地の文で書かれてもなあ。

阪神1-6オリックス(6月6日・甲子園)

はい、また負けてしまいましたね。
連勝は出来ないけれど、連敗は簡単にできてしまいますな。とほほ。

運が向いてないって言うのかなあ、こういうの。どこと言って悪いところがない。でも点は入らない。逆に相手チームには簡単に点が入ってしまう。

ノーアウトでランナーが出ても、すすめることも難しい。まあ今日は序盤にリードされてしまったから、あとから無死1塁というチャンスでも、送りバントをするというシチュエーションじゃなかったけどね。

そして相変わらずのチャンスで凡打。あるいは併殺打。
もちろん、打とうと思って併殺打なんか打つわけはないだろうけれど。でもここまでなんども同じシーンを見せられると、何か対策を講じるべきでは、あるいは講じたらなんとかなることもあるのでは、なんて思ってしまうのだよ。
例えば無死1,2塁となると、バッテリーとしては併殺がほしいわけだ。そうすると攻め方というか(詳しくはよく分からないけれど)投げるコースとか球種とかも絞られるはず。逆にそこを狙って打てば、なんて素人考えで思ってしまうのだよ。それが、相手チームは出来てるけれど、タイガースのバッターはバッテリーの思惑どおりに打ってしまっているような気がするのだなあ。
それって、誰か(例えばコーチとか)が教えること、なんだろうなあ。もちろん、経験を積んだバッターなら分かってるはずなんだろうけど。

それと。今年から統一球が導入されて、どうもポテンヒットや内野安打が多くなったような気がする。野手によっては、以前に比べて「ゴロの勢いが無くなって、待って取っていたら送球が間に合わない」という選手もいるらしい。今日の失点も、オリックスの「ラッキーな」ポテンヒットがきっかけになってたよなあ。これ、これからも増えるような気がするなあ。討ち取ったと思った当たりがポテンヒット。逆に、抜けたと思った当たりが平凡なゴロ。あ、うちはこっちになっているのか。

個々のバッターを見ていると、とてもバランスが悪いとか、やる気がないとか言うふうには見えないし、リリーフで出てきたピッチャーも悪くない。点は取られたけどね。小林宏は完璧やったし、久々の西村も打ちにくそうやった。
だから余計に鬱屈した気分になるのだけれど。
でもこの戦力なんだから、いつかは勝てる。まだ100試合以上残ってるわけやし。

これからこれから。楽しみは秋、冬に。そう思っておこう。あわてないあわてない。
勝てない試合が続いてるけど、こういう試合運びが今年のタイガースなのだと思っておこう。いつかこれが花開く、と思っておこう。イライラも楽しみのうち。

阪神3-14オリックス(6月5日・甲子園)

もう、笑うしかないような展開でしたな。
1回表。いきなりの連打。1死後、T-岡田にホームラン。いきなり3点かい。こないだのロッテ戦を思い出すやんか。ところがもっと悪かったのだね。さらにヒットで満塁で、鈴木にタイムリーを打たれ、ついに打者一巡。今季初登板の金子に、投げる前に打順が回ってしまった。

笑うしかない。

金子は一塁線の投ゴロ。ところがこれを焦った久保が本塁悪送球。どこまでも悪い流れが続く。
その裏に2点を返した(しょぼいゴロで2点)2回表も、久保は立ち直れず。連打にマートンのファンブルも加わって、1死も取れず降板。

笑うしかない。

こうなると、後続投手も厳しいわな。準備もそんなにしてないやろし。というわけで小嶋も失点。続く3回にも2失点。

こちとらは5回にようやく柴田がスリーベース、そしてマートンの犠牲フライで1点を返して。
焼け石に水とはこのことか。

笑うしかない。

終盤にも若竹が打たれて4失点。

少しだけ光明を見つけるとしたら、久保田の6者連続三振ぐらいか。藤井のリードもよかったかも。ストレートでおしまくるんじゃなくてね。

さて、最初に戻って、心配の種は久保。どうしちゃったのかなあ。こないだもスライダーを見極められて痛打されてたよなあ。なにか癖を盗まれてるのではないかしらん。いかに調子が上がりつつあるオリックス打線とはいえ、あれだけポンポン外野に打たれるのは、なにかおかしい。あるいはよっぽど調子がわるいのか。TV解説の湯舟敏郎さんは、真ん中に球が集まる癖がある、と言うてはったけど。コントロールの良さが信条の投手が、コントロールミスをしてしまっては、打たれるのはあたりまえということかな。少し休養が必要かもしれませんねえ。悪い投手じゃないから、どこかで(シーズン中には)修正してくれるだろうと思うけど。

それにしても、オリックスの勢いはすごいね。今日だけ見てたら、パ・リーグの優勝争いに絡んできそうな勢い。地元でもあるから、強くなってくれるのはうれしいけどね。
ということぐらい思っておかないと、今日の憂さ晴らしはできんわな。

阪神0-2ソフトバンク(6月4日・甲子園)

7回裏。二死満塁のチャンス。
で、打席には能見、か。

多分今日、明日の新聞各紙も、この話題で持ちきりになるんだろうなあ。
まあ、ベンチの采配としては、難しいところだったかもしれないけれど。
あそこで代打を出しておいて、それで負けても仕方がなかったと思えるよ。

結果論かもしれないけれどね。
能見も、ツキがないなあと思わずにはいられないよ。

ちょっと気になるのは、監督のコメント。
「もうひと踏ん張り、投げ勝ってほしかった」
ううむ。勝ち星をつけてあげられなかったと、悔やむべきではないのか。まるで、投手の出来が悪かったみたいに聞こえるのは、考えすぎ。ひねくれすぎ?

それにしても、杉内に対して2安打ですか。ふぅ。
連敗するのは簡単だけど、連勝するのは難しいね。

9回表、得点したときのホークスベンチはお祭り騒ぎだった。はしゃぎすぎに思えるぐらい。楽しいんだろうなあ。あんなふうにはしゃぎたいものだ。

【小説の設計図(メカニクス)】前田塁(青土社)

小説家に限らず文章を生業とする人は(もっと広げると、表現者一般ということになるけれど)、多かれ少なかれ自己顕示欲が強かったり自意識が高かったりするものだ。それが悪いというわけじゃない。そういうものが普通の人より高いからこそ、表現者足りうるものだと思っている。別に自分のことなんかどうでもいいですよ、という人の文章(表現)なんか、読んでいて楽しいだろうかと思う(もちろん例外はあるかもしれないけれど)。

それでも、どこかに限度があるだろう。
表現が他者に向かってなされるものである限り、自分勝手に完結してしまってはどうしようもない。まず相手に分かってもらわなければ意味がない。極端な話をすれば、誰にも読み解かれない原語で書かれた小説などは全く意味を成さない。それは書かれなかったことと同一になってしまう。

前田塁は、普通の人より自意識が高いと思う。そして、自分の言っていることが相手に伝わっているかどうかまで考えが及んでいないように見える。
目次だけを見ると、現代日本の作家の作品論かと思ってたのだが(本人はそのつもりか)、結局は各作家についての(作品についての)ツッコミ以上のものにはなっていないような気がする。
さらに章立てや装丁、カバーにも文章を入れるなどの手の込んだことをする意味が、どこにあるのかと思ってしまった。それがこの人の「アート」な部分と言われればそれまでなんだけど(アートって、便利な言葉だ)。

もちろんこれは個人的な感想で、読む人が違えば「なんて素晴らしい発想の作家論」ということになるかもしれないけれど。だいたい「前田塁」というペンネームをわざわざ使っているところに胡散臭さを感じてしまった。つまりは先入観でアカンかったとも言えるのだけれど。

取り上げられている作家は川上弘美、多和田葉子、小川洋子、西原理恵子、松浦理英子、中原昌也。
唯一、このラインナップだけは共感できる。ああ、今の文學界で面白いのは、女性作家だなあというのが分かる。

【めくるめく世界】レイナルド・アレナス(鼓直・杉山晃訳・国書刊行会)

現実世界がこんな風だから、小説世界で少々羽目を外したことをしても、ふうんと思うだけになってしまう。

キューバの作家アレナスが書いた、幻想的伝記。破天荒な僧侶セルバンドの一代記なんだけど。
本人が書いたという手記、誰かが記録した文書、それらを並列的に見せることによって、あることないことがごちゃまぜになって提示される。しっかり読んでいかないと、話の流れが分からなくなってしまう。

いや、そんな話の流れを気にしながら読むものでもないのかもしれない。ただこの「手記」のようなホラ話(たぶん)を、なかなかおもしろいやんけと、斜に構えながら、一つ一つのエピソードを楽しむのがいいのかもしれない。

ひるがえって、現実社会で起こってるホラ話のような出来事のひとつひとつも、斜に構えつつ眺めるのがいい方法かも。まともに対峙していると、こちらまで頭がおかしくなってくるし。

本題に戻って、小説のこと。そういうホラ話には、正直付き合いきれないという気分。書いてる本人が「どうや、面白いやろう」と言ってるようで。そういう話に限って、読んでる方(話を聞かされる方)にとっては、苦痛となることが多いのだな。

阪神5-3ソフトバンク(6月3日・甲子園)

連勝街道を突っ走るホークスに土をつけたのはタイガースであった\(^o^)/

いつも言うことだけど、ミスしたほうが負ける。それが野球のひとつの形。
今日はどうしたわけか、ホークスにミスが目立ったね。連勝で気が緩んでたわけじゃないだろうけど。
なんでもない送りバントを捕球ミス、あるいは送球ミス。ゴロをハンブル。
チームが交代したかのようなミスが出て、これで勝てなかったらどうしようと思っていたけれど、なんとか球児までつないで勝てましたね。よかった。

まあ勝つには勝ったけどね。
無死満塁で2点かあ。それもピッチャーのタイムリーはいいとしても、マートンが併殺する間に得点とは。さらに2度目の無死満塁では無得点。ここらへんがなあ。

それにしても、タイガース岩田は最後までよく我慢して投げましたね。ボールを見極めるホークス打線相手に、フルカウントになることも多かったけど、思ったよりフォアボールが少ない。なにより安打もなかなか許さないからね。まあオーティズには一発を浴びてしまったけど・・・。

気になることはまだまだ。今日も8回は榎田だったのだね。ちょっと使われ過ぎかなあ。そろそろ疲れが出てきそうなころやし。他の投手をうまく回してほしいところ。

それからそれから。ホークスのリリーフに出てきた金澤。おお懐かしい。コントロールがアバウトなのは相変わらずかな、と思ってみていたら、決め球はいいコースにズバッと来る。よかったねえ、ここで活躍できて。

テレビ中継は最後まで放送されず。岩田のお立ち台はラジオで聞くしかなかったわけやけど、言葉に詰まりながら答える姿に、おじさんは感動してしまったよ。よしよし、これからもあきらめずに応援するよ。約束するよ。

【原稿零枚日記】小川洋子(集英社)

現実世界があまりにもばかばかしくて、今いきているこの世は本当に現実なのかどうかを疑ってしまいそうになる。できればこれが夢であって、毎晩見る夢が現実であってほしいとさえ思うのだが、どうやらそうではないらしい。ちなみに昨日見た夢は、コンビニでサンドイッチを食べるという実に他愛のないものだった。どうしてそんな夢をみたのかさえ思いつかない。普段サンドイッチを買うこともないのに。

【原稿零枚日記】は、題名だけはどこかで見て、内容の詳しいところは知らないままに読み始めたのだった。最初のうちは、普通に「日記」(エッセイ)なのだろうと思っていたのだが、読み進むにつれて(それも2章、3章と)、どうやらこれは作者の仕掛けらしいぞということに気がついた。鈍感なのか。

名前も思い出せない作家の作品の盗作告白。関係者でもないのに顔を出す各学校の運動会。「あらすじ教室」の仕事。
作者のほんとうの姿とダブってしまうところが多いので、騙されてしまうのだ。だが小説とはそもそも「嘘」が書かれてあることが多いから(というより、ほとんどが嘘。すべて本当ならそれはドキュメンタリー)、小説を読むときは予め「騙される」ことを読み手は覚悟している。ほとんど「騙される」ことを楽しみにしている。ところがこの題名と書き出しには、小説の匂いがあまりしない。そこがうまかったのだね。

「博士の愛した数式」に比べると、こちらのほうがわたくし好み。日記の体裁をとっているので、物語の起伏という点では物足りないかもしれないが、これくらいの書きようのほうが、最後まで楽しめると思った。

日本ハム1-0阪神(6月1日・札幌ドーム)

ドームで1点も取れず。完敗。
ダルビッシュならしゃあないか、という気もしなくもないが、チャンスが全くなかったわけじゃない。
3回表、ヒットと盗塁に、暴投も含めて1死三塁のチャンス。
ここでバッター柴田は強行。ううむ。ダルビッシュ相手ならスクイズという手も考えられたのでは。
まあ、次のマートンを含めて、という考えもあったかもしれないけどね。
いずれにしても、結果論。

それにしても、日ハム梨田監督は、手堅かったなあ。6回裏に無死2塁のチャンスが来ると、稲葉は送りバント。つづくホフパワーには代打を送る。その代打二岡が敬遠気味に歩かされると、昨日までのヒーロー今浪に代えて、フライが打てる鵜久森。結局、この回は無得点だったが、点を取りに行く執念を感じたねえ。
それが8回裏の攻撃に生きたんやろなあ。

気になるのは榎田。今日も満塁のピンチを背負ってしまった。今、一番信頼できるピッチャーなんだろうけど、まだプロ1年目。そしてここまで使われすぎ。大丈夫かなあ。疲れも出てるみたいやし。
そして、小林宏は、やっぱり本調子じゃないのかなあ。まあ1点やったら、許されるのか。

そしてそして。ピンチになればストレートを続ける城島のリードは、どうなのだ。

などと文句をいうのは、今日限りにしたいものだ。6月になったことやし。
切り替えて、気合を入れていきましょう。
そうそう、1回表からわっしょいわっしょいと気合を入れていた応援団みたいにね。

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