スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

巨人2-0阪神(4月29日・東京ドーム)

惜しい試合でしたね。惜しいでは、済まされへんけど。

いろんなところで「詰め」が甘かったかな。チャンスで一打が出なかったこともそうやし。最初の失点も、ピンチからツーアウトを取って打順は8番。ホッとしたか。気が緩んだか。そうは思いたくないけど。

いい球を投げても、ヒットを打たれると、続けられてしまう。そこが岩田の甘いところかなあ。いい投球だった、ではもうすまされない投手になりましたからね。勝ちをつけないと。

チャンスで一打、では、多分城島の併殺打が話題になるだろうけど、序盤で続けざまにフライアウトになってしまった鳥谷の方が心配。
リリーフに失敗した榎田もねえ。

ま、結果は連敗やけど、ヒットも出てるし、手も足も出ないというわけじゃない。いいプレーも相変わらず。このまま続けていけば、負けがこむことはない。と信じよう。
スポンサーサイト

巨人7-2阪神(4月28日・東京ドーム)

杉内-能見の先発だから、緊迫した投手戦を期待したのは当然。
ところが。。。。

1回裏の3失点は、能見の一人相撲でしたな。

今年の能見はまだ本調子じゃないってことかな。ストレートのキレはまずまず。でも変化球のコントロールがまだまだなのかな。いつもなら面白いように空振りしてくれるはずのジャイアンツのバッターが、変化球を全部見きってましたね。そうなるとタイガースのバッテリーは苦しい。で、ストライクを取りにいった球をヒットされる。さらに、もっと厳しいところ厳しいところに投げようとしたボールが暴投になる。打ちとったあたりも悪送球。

初回の3失点がなかったら、もうちょっと違った展開になってたかな。先制したわけやしねえ。

それにしても。ジャイアンツ打線は能見対策がばっちりできてたってことかな。対するタイガース打線はどうだったんだろう。杉内対策は? などということを考えてしまう。

あと。金本の5番というのはいい打順だと思ったな。1点を取りにいく和田野球に合致しているのではないかな。ブラゼルも、本来はそういう打撃ができるはずなんだけど。ちょっと今は厳しいかな。

3連戦

まとめて書きます。広島戦。

第1戦。マエケンはすごかった。メッセンジャーも良かったけど。堂林のプロ初本塁打が決勝点。投手戦はこうなるね。素直に相手を褒めておこう。

第2戦。大竹と久保の投げ合い。だけど久保が一枚上手だった。大竹が降板したあとの投手に、カープの弱点があり。江草は個人的には応援してるんだけどなあ。

第3戦。すなわち今日。第1戦に劣らぬ投手戦。しびれる試合で延長戦。雨の降るなか、最後は平野が決めてくれました。

和田監督が「守り勝った」と2日続けて口にした。確かに、ファインプレーの連続であったね。時々凡プレーもあったけど。
投手がいいと見ごたえがあるなあ。試合のテンポもいいし。

それに、勝ち越したことがなにより(^◎^)

DeNA4-3阪神(4月21日・横浜スタジアム)

なんともはや。昨日に続いての拙攻で連敗。

野球はミスしたほうが負け。今日はお互いにミスのしあい。でも致命的だったのはタイガースの方だった。とほほ。

ブラゼルは、昨日の反省からかよく走りましたね。4回表の先制は気分も盛り上がったよ。
ところが、その裏、スタンリッジが連打され、マートンのエラーも絡んで3失点。あっという間の出来事でありました。スタンリッジって、こういう点の取られ方というか、こういうヒットの打たれ方をするんやなあ。前回登板の6失点も、あれよあれよというまやったもんなあ。

その後、タイガースもヒットは出る、ランナーは出るものの、点数には結びつかず。昨日今日は、どうにもちぐはぐな攻撃が目立ったね。

今日疑問に思ったこと。
1点を追う6回表、先頭打者金本がツーベースで出塁。すかさず代走に俊介。一打同点のチャンス。で、岡崎が送りバント。
うむむ(-◎-;)
続く投手の打順では当然代打。俊介を代走に送ったということは、シングルヒットでも同点になるように、ということやと思ったよ。どうして三塁に送る必要があったのかなあ。ファーストは空いてるわけやから、ダブルプレーになる心配もないのだからして、わざわざ送りバントをする必要があったのか。岡崎にはそのまま打たせて、あわよくばタイムリー。もし凡打でも進塁。最悪進塁できなくても、1死二塁で代打、でも十分プレッシャーやと思ったよ。で、結局代打城島は、サードフライで得点できず。代打城島、ということで、1死三塁、というのを考えると、「最悪外野フライで同点」というシナリオだったのかと予想される。

同点?

それではいかんでしょう。どうにも消極的。
「1点を取りにいく」のと「ともかく同点」というのとは、ちょっと違うと思うねんけどなあ。どうでしょう。

さて、明日は連敗中の日曜日(^◎^;)。連敗中の岩田くん(^◎^;)
なんとかさわやかな日曜日にしてほしいところです。運の悪さツキのなさは今日までということにして。

DeNA3-1阪神(4月20日・横浜スタジアム)

はぁ。
なんとも不甲斐ない試合運びでした。
3度もあった満塁のチャンスで1点も取れず。打順の周りというのもあったかもしれへんけど。

さらにはブラゼルの走塁ミス、マートンの帰塁ミス。小宮山はスクイズを決められず、バントといえば柴田までが送りバント失敗。

打っても打っても点が入らない。嫌な流れと思ったら、好調なはずの能見がデッドボールとホームラン被弾m(__)m

序盤のチャンスを潰してしまったことが後々まで響いてしまったね。取れるときに点は取っておかないと、という教訓になったことでしょう。

ま、こんなけ悪いところを出したわけやから、これからは切り替えられると信じよう。

それにしても、DeNAにはよくやられるね。本拠地初勝利まで献上してしまったよ。とほほ。中畑監督、おめでとうございます。

阪神4-3ヤクルト(4月19日・甲子園)

昨日は野球にフィギュアにと、スポーツ三昧であった。高橋大輔のショートは圧巻やったなあ。まあ点数は出し過ぎやと思うけどね。

さてタイガースです。先制され逆転し、また逆転されさらに逆転する、というハラハラドキドキな展開やったな。
おとといの試合では、あれあれっという感じでいつの間にか負けてしまっていたけれど、昨日も同じように点を取られたような気分。
安藤は調子悪くなかったと思うなあ。ヒットを打たれるのはいつものとおり。そこから抑えるのが真骨頂。で、なかなか点が取れなくていらいらする相手チーム、というのが図式。そのとおりかと思いきや、ここぞで失点。
それでも、甲子園で安藤に勝ち星を、という気迫がチーム全体にあったような気がするなあ。
リリーフした3投手も、しっかり無失点。
9回表の、クリンアップ三者連続三振が、ちょっと気になるけど(^◎^;)。ヤクルト日高は要注意ですね。

筒井はようやく信頼を得られる投手になりましたね。いやあ、ここまでが長かったな。安藤といい筒井といい、今まで登板したら「大丈夫?」と思われた(わたくしだけ?)投手が活躍してくれるのは、なんとも嬉しい。こうやって叩き上げの選手たちが活躍し続けてくれたらなあと思いますね。これもずっとコーチをしていた和田監督の効果なのかな。

阪神2-3ヤクルト(4月18日・甲子園)

なんともはや、いつの間にか負けてしまったような試合でしたな。

先発久保は、はじめのうちは完璧。ところが途中からどういうわけかストライクが入らなくなってきて、球威も落ちてきたみたいで、ピンチを作って逆転を許して。1点のリードやったらなんとかなるかなあと思って見てたけど、なんともならんかったね。

コースぎりぎりのいい球をストライクと言ってもらえなくて、苦しくなったのかな。先制したことで守りに入ったかな。あるいは捕手小宮山が、昨日の完封でちょっと天狗になってしまったか。

あともう一歩というところで勝てなかった。だから余計に悔しいね。ま、こんな時もあるわな。スポーツはなんでも、ちょっとした事で勝敗が別れるのだ。だから面白い。

修行僧のような館山、今季初勝利おめでとうございます。

4月の読書2

4月も半ばを過ぎました。新入社員、新入生、やや落ち着きつつある感とまだフワフワした雰囲気とがまざっている。

【達人たちが伝授する「超」情報整理術】THE21編集部・編(PHP)
たまたま手に入れました。1996年の刊行。「ザウルスの使い方」なんていうのもあって、懐かしくも面白い。それにしても、ここからもう10年以上も経つのに、情報整理は難しいままなのだな。古い本だけど、役に立つことはいっぱいある。

【ジム・ボタンと13人の海賊】ミヒャエル・エンデ(上田真而子訳・岩波少年文庫)
ジム・ボタンの新しい冒険。そして明かされる出生の秘密!
やや古臭い「出生の秘密」話だけれど、悪人と思われた13人の海賊が実は! という発想が面白い。さすがエンデです。

【共喰い】田中慎弥(集英社)
芥川賞受賞作。舞台は福岡(だったかな?)の漁師町。女との情事では、相手を殴らないと満足しない父。その地を受け継いでいるのではないかと怯える高校生の主人公。その恋人(というより、セックスの相手)である同級生の娘。などなどの人間模様。
やや暗い話で、気が滅入りそうになる。そういえば芥川賞ってこういう作品が多いよなあ。選考委員の趣味なんだろうか。
受賞の際の記者会見で、作品よりも先に人間が有名になってしまって、ちょっと気の毒かも。まああのイメージから大きく外れることのない作品だから、構わないかもしれないけれど。
さて、わたくしの感想。結末がなあ。なんだか割り切られすぎて物足りない。と思うのは、ひねくれ過ぎ?


【一年中わくわくしてた】ロアルド・ダール(柳瀬尚紀訳・評論社)
【ダールさんってどんな人?】クリス・ボーリング(灰島かり訳・評論社)
ダールさんも、ここらで打ち切りです。「一年中」は、田舎暮らしの楽しい本。チョウチョに鳥。さしずめ「ダールさんの自然暮らし案内」。いつもの皮肉も、ちょっとだけ。
「どんな人?」は、いわゆる伝記。子供の本も大人の本も書いた、その才能の源を探るより、人生そのものが波乱万丈。「ロアルド・ダール・コレクション」の別巻だが、全部を読んだあとで読むといっそう楽しい。

【きりこについて】西加奈子(角川文庫)
生まれた時からお父さんとお母さんの、美しくない部分だけを受け継いだきりこ。だが本人は全く気が付かないまま思春期を迎え、そして初めて失恋し、ようやく自分の容姿に気づき・・・といったお話。
他愛もない「女の子自分探し小説」かと思ったら、後半で俄然ヒートアップ。女でも男でも「自分らしく生きる」「自分として生きる」ということは難しい。そんな世の中だ。その世の中にはっきり「ノー!」を突きつける、爽快な小説であった。がんばれ、西加奈子!

阪神4-0ヤクルト(4月17日・ほっともっとフィールド神戸)

気持ちのいい試合でしたなあ。メッセンジャー、来日初完封勝利。
最後まで球のキレが落ちませんでしたね。球数もちょうど100球。

小宮山のリードも冴えてたなあ。まあメッセンジャーの出来がよかったというのもあるけど。ストレートでグイグイ押していって、ここぞで変化球。
そして最後のバッター畠山には、変化球を続けて、最後の最後でストレート。いやあ、見事でした。

ほっともっとフィールド神戸は、神戸の山奥の方にあり(失礼!)交通の便があまりよろしくない。おかげでお客さんの入りが今ひとつやったけど、花火も上がって、来た人はみんな喜んでたんではないかな。

今日はABCラジオの解説が矢野燿大さんで、とても面白かった。タイガースのチャンスになると、我を忘れて応援モードに入ってしまうのですね。4回裏のブラゼルの打席では、レフトにボールが上がったら、

「伸びろっ! 伸びろーっ! 伸びろぉぉ~ーーーっっっ!!!!」

と絶叫(^◎^;)。おかげで(?)ホームラン\(^o^)/

7回裏のマートンのタイムリーでは、

「おっしゃぁーーー!!!」

とまたまた絶叫(^◎^;)

アナウンサーと、どちらが実況しているのかわからなくなるくらい。タイガースファンにはたまらない「解説」でした(^◎^;)。

阪神0-3中日(4月15日・甲子園)

いやあ、締まったいい試合でした。これで勝ててたら言うことなかったんやけど(^◎^;)
岩田はどうにも、勝運に恵まれませんねえ。7回4安打2失点は、先発として十分な仕事をしたと思うけど。運が無いことに、相手山本昌が信じられないくらいに素晴らしかったですね。ま、タイガース打線が全く打てなかったのが敗因といえば敗因なんだけど。

今日のところは、セ・リーグ最年長勝利投手記録更新の山本昌に、拍手を送りましょう。もうちょっとで完封というところまでいったもんなあ。いやはや。

惜しかったのは1回裏の攻撃。無死一塁で、大和がバスターを決めておればなあというところ。まあこういうのは勝負のあやというか。決まっていたら次の鳥谷のヒットで先制点やったはずやからね。でも、試合運びとしては疑問はない。やってることはおかしくはない。ただうまくいかなかっただけ。そういうこともあるわな。

一番いただけなかったのは、9回裏、代打ブラゼル。相手クローザー岩瀬からせっかく無死のランナーが出たのに、当てるだけのバッティングで最悪のダブルプレー。三振でもいいから、振り回してほしかったなあ。まあ、その裏をかいた、というところもあっただろうけどね。ちょっと、悩みの中かなあ。

それにしても。こう日曜日ごとに黒星が続くと、折角の休みを(しかもデーゲームの気持ちのいいところで)落としてしまうのはとても残念。そのうち勝ってくれるだろうけどね。それと、本拠地甲子園での負け越しもね。あまり気分のいいもんではないね。ま、山本昌には拍手を送るけどさ。

阪神4-7中日(4月14日・甲子園)

スタンリッジは昼間の試合が苦手なままですなあ。ライトでエラーをしたマートンもやけど、外国人選手は昼間の試合やとボーッとしてるのかなあ。プロやから、そんなことはないと思うけどね。

初回の6失点は、どうにも。。。。。大和の守備とか(ケガがなくてよかった)、ツーストライクから決められないバッテリーとか、どうにも歯がゆい展開でしたなあ。極めつけは雄太のタイムリー(-。-;) いやはや。

それでも2回表は、クリーンアップを三者凡退に抑えたんだから、それだけの実力はある、ということですよねえ。2回でスパっと交代させたのも、いい印象を持ったところで(どうせ5回までは保たないだろうから)交代させて、次につなげようという考えもあったのかもね。

惜しむらくは鶴。7回に押し出しはいけませんね。無失点でいってたら、リードされてても流れはタイガースやったかも。そして終盤に逆転もありえたかも。3点差というのは、ドラゴンズのリリーフ陣も楽だったでしょう。

それにしても、今年のドラゴンズはおかしいですね。去年までの一分の隙もない野球とは程遠い。はっきりとしたエラーの他にも、ゴロの玉をはじいたりとか、スクイズに成功したかと思ったら、守備妨害でバッターアウトとか。6点差を3点まで詰められるなんてこと、去年までやったら考えられへんかったもんなあ。

ま、そんなこんなで、ちょっと締まりのないゲームになってしまったかも。たまにはこんなこともあるよ。でも、ドラゴンズ相手でねえ(まだ言うか)。
というわけで、実は昨日の試合は録画して見てたんだけど、最後まで見るのを諦めたのでした。今日は締まったゲームを期待します。

阪神3-1中日(4月13日・甲子園)

今日はラジオ(ABC)を聞きながら、目ではBSの映像を観ていたのだが、試合後の和田監督は、「煮え切らない采配で、すみません」と悔しがっていたのに、片岡コーチは「理想的な展開」と、全く逆の感覚を持っているのが面白かった。まあ片岡コーチは打撃コーチだから、打者の立場からすれば「理想的な展開」で、投手、守りを含めたところでは「煮え切らない采配」だったのだろうか。

確かに、本塁死が2回もあったしなあ。雨でぬかるんだフィールド。ボールを取るまでに時間が掛かるだろうという思い込みが、サードベースコーチの久慈にはあったんだろうなあ。ま、積極的な走塁はいいことだと思うけどね。今日は失敗したけど、「ちょっとでもスキがあると、サードコーチは腕を回すぞ」と、相手チームに思わせたことは大きかったかも。ランナー関本でも回したもんなあ。

能見は安定したピッチングで、ヒットを打たれても安心してみてられたなあ。それだけに、完投してほしかったけどね。まあ8回裏に追加点、という采配は分かるけど。あ、それが「煮え切らない采配」だったのか。

ちょっと心配なのはやっぱり球児。昨日は3安打で満塁やったけど、今日は3四死球で満塁。よくもまあ、昨日も今日も無失点で切り抜けられたもんだ。ツキがあるかな。ツキも実力のうち。今のうちにどんどん勝っておこう。

4月はじめの読書

もうすぐ桜も終わりでしょうかねえ。

【13歳の沈黙】カニグズバーグ(小島希里訳・岩波書店)
カニグズバーグ作品集も、残すところは講演集だけになりました。「13歳の沈黙」は、主人公は題名どおりの13歳だけれど、中身はちょっとサスペンス風というかミステリー風。
少年ブランウェルの自宅で事故が発生。幼い妹が突然意識不明に。緊急通報後、言葉を失ったブランウェルに、親友のコナーがなんとか真相を聞き出そうとする。
これが普通の小説だったら、ブランが言葉を失ったのは事件のせい、ということで片がつくんだろうけれど、もっと深いところにいろんな事情(多くは大人の事情。子供を振り回す事情)が絡んでいることが分かる。さすがカニグズバーグ。


【窓ぎわのトットちゃん】黒柳徹子(講談社文庫)
言わずと知れた大ベストセラー。今まで読んだことがないので読んでみたのだ。率直な感想を言うと、食い足りない感じ。とんでる女の子トットちゃんとトモエ学園の話なんだけど。カニグズバーグを読んだあとでは、甘ったるい回顧録にしか思えない。教育論としてとりあげられることも多いそうだけど。それは分かるような気がする。子供目線で書いていながら、ちっとも子どもの心に寄り添っていないような気がするのは、僕がひねくれているからか。


【ピース】樋口有介(中公文庫)
随分評判になっているミステリー。表紙のイラストがいろんな意味を含んでいる、という帯書きにも惹かれるけれど、中身については、うーん。まず、殺人の動機が納得いかない。そんなことで人を殺すかなあ。人物の造形もどうなんだか。そして(ここからネタバレになる)犯人像も、特殊な能力を持っている、ということにするのは、安直すぎるような気がするんだけど。


【かわいそうだね?】綿矢りさ(文藝春秋)
先ごろ大江健三郎賞もおとりになりました。こんな小説が。いや、けなしているんじゃなく、大江健三郎とこの作品との接点がどうにもわからないのです。大江氏は、女性の気持ちがよく分かる人なのか。アメリカ育ちで優しい彼氏。優しすぎて、就職活動で困っている元カノを自分の部屋に住まわせている。そして「わたし」には、愛しているのは君だけだ、信じてほしいと言い続ける。彼氏を信じるわたし。しかし。
雑誌の対談で、金原ひとみが「綿矢さん、キターッ!」と言っていたのを思い出す。まさに「キターッ!」な展開に拍手したくなる。
普通なら、こういう主人公は(自分が語り手だし)わけの分からない人間だから(彼氏のわがままを無理やり納得している。しかし最後にはブチ切れる)、誰かが客観視して、つまり語り手が他にいて成り立つもの、と思われている。それを語り手本人にしてしまったところが素晴らしい。これって、西村賢太にも通じるなあ。あ、金原ひとみもそうか。
併録の「亜美ちゃんは美人」も面白い。これを読んで、前作「夢を与える」は、こういう子のことを書きたかったのかと納得がいった。他人にはわからない孤独というものが、誰にでもあるのだ。そう、綿矢りさの言葉を借りると、「誰もがすこしずつ狂っている」のだ。他人にはわからない。


【こわいい動物】ロアルド・ダール(灰島かり訳・評論社)
【ことっとスタート】ロアルド・ダール(柳瀬尚紀訳・評論社)
【まぜこぜシチュー】ロアルド・ダール(灰島かり訳・評論社)
ロアルド・ダールまとめて。ブラックな味わいたっぷり。どれもあっという間に読めてしまう。かえってもったいないくらい。

広島1-1阪神(4月12日・マツダスタジアム)

7回表のタイガース。代打の神様桧山のヒットは、まさに「神がかり」でしたな。止めたバットに当たった打球が、ふらふらとショート後方に飛んでいって。ああ、取られる、と思ったらグラブをかすめてポトリ。

桧山は苦笑いをしてたけど、ツキも実力のうちですよ。

前回登板で復活勝利をあげた安藤と、ノーヒットノーラン投手前田健太の一戦。予想どおりの投手戦で見ごたえがありましたな。

延長となって、最後は球児。3安打もされちゃったよ。ちょっと不安やねえ。でももうしばらくは広島との対戦はないからね。
捕手が岡崎に代わったのも、微妙に影響したかな。それを考えると、7回の代打攻勢で勝ち越しておきたかったね。そこがちょっと残念。

それにしても。広島の堂林にはやられましたな。これからも要注意かもね。

とにかく、負けなくてよかった。

広島1-4阪神(4月11日・マツダスタジアム)

お久しぶりです。ご無沙汰しています。調子がいい時に書けなくて、1回抜かすと次に書くきっかけを失って、そのままズルズルと4試合も見過ごしてしまいました。いや、試合自体は見過ごしてないですよ。きっちり見てましたよ。ビデオでですけどね。巨人戦の2戦連続完封は気持ちよかった。そのあとジャイアンツ打線を起こしてしまったかもしれないけれど。宮國はいいピッチャーやったね。新しものには弱い、ということもあるんだろうけど。10代らしからぬ落ちつきがありましたな。岩田がちょっと小物に見えるくらいにね。

さて、今日の試合。昨日の藤井のデッドボールが心配なままで迎えて、なんとなく居心地も悪かった。
新井の2発がスカッとした気分にさせてくれたけど。
ブラゼルはどうしてあんなにカッカしてたのかなあ。昨日の藤井のデッドボールのことが頭にあったのかなあ。昨日は広島ベンチも心配そうにしてたし、投げた大竹自らが泣きそうにもなってたし。ほんまに「事故」やったと思うなあ。もし昨日のことで頭に血が上ってたとしたら、ちょっと冷やしてきてほしいなあ。まあ、自分の調子が上がらないのも気になってるんだろうけど。

今日は久保の今季初登板。きっと気合がはいっていただろうけど、久保以上に気合が入ってそうだったのが、捕手の小宮山でしたな。コントロールのいい久保相手ということも幸いしたのだろうけど、リードが冴えてたなあ。しばらくは小宮山を中心に回していくことになるんだろうなあ。ここがチャンスと、頑張ってほしいところ。

昨日の10得点で目覚めたかと思われた打線は、今日はほぼ沈黙。なかなか波に乗れませんなあ。どうしようもなく打てない、というふうに見えないところが余計にもどかしい。まあ、そのうちに打ってくれるでしょう。

ここまでの試合を見ていると、和田監督の采配の落ちつきぶりが伺えますな。今日も3点差の9回表。あとに球児が控えているとなると追加点の必要はなさそうなのに、無死でランナーが出るとすかさず送りバント。どこまでも自分の攻撃スタイルを変えないところは立派と思えるね。今日は新井の2発で勝利したけれど、本来はこういう細かい野球で勝っていきたいんだろうなあ。もちろん、勝ったらなんでもいいんだけど。

ヤクルト1-3阪神(4月5日・神宮球場)

5回表のブラゼルの2打席目。ぶたこが、
「ブラゼルは昨日のヒットとホームランで火がついたで。これからガンガン打つで!」
と言っていたのだった。

その言葉が終わるか終わらないかのうちに、先制ソロ\(^◎^)/
やはりぶたこはすごかった(^◎^;)

復活を期す先発安藤。毎回ランナーを背負いながらも、持ち前の粘りのピッチング。
以前に比べると、投球のテンポも早くなったような気がするなあ。だから守りにもリズムが出て、抑えられたのかも。

敵ながら不運なのは石川。打たれたヒットは3本のみ。そのうち2本がブラゼルのホームラン。まさに「2球に泣いた」格好やね。

それにしても、ブラゼルの打球はすごかった。2本目は、
「なんでさっきのビデオを流してんねやろう」と、不思議に思ったくらい、1本目と同じところに飛んでいったね。見事。

アウェーだけど、インタビューが場内にも流れて、安藤は感極まっていましたね。おじさんももらい泣きしてしまったよ。
いままで、あともう一歩というところで信頼がおけなかったピッチャーやったけど、今年は応援するよ。次もこんなピッチングを期待してるよ。

感動のあまり、久しぶりにイラストまで描いちゃったよ。

ヤクルト5-5阪神(4月4日・神宮球場)

長い試合でしたな。負けなくてよかった(^◎^;)

メッセンジャーは絶不調。いい球もたまにはあったけど(しゃれじゃありません)、不安定な投球。3回は先頭バッターしかも投手にフォアボール。ありゃまあ、と思ってるうちに4失点。
相手投手は館山やし、こらもう今日は諦めるかな、と思ったよ。

しかし、選手たちは諦めなかったね。特にリリーフしたピッチャー陣。追加点を許さない展開。まあ、よおやってるなあと感心しました。

そして新井の一発。まあこの辺までは「ちょっとしたスッキリ感」ぐらいに思いましたわな。
5回にも好調平野のタイムリーで追加点。\(^o^)/

しかし7回の満塁のチャンスでは得点できず。(-。-;)
もはやここまで(今日、何回思ったことか)

ところが。やってくれるなあ、タイガース。8回表にブラゼルのツーラン。1死2,3塁から俊介のスクイズ。

なんか、大技小技を織り交ぜます、という姿勢がよろしい。

結局追い越せず、同点どまりやったけど。
5点差を追いついたのは大きいよ。
と、思っておこう。

まだ始まったばっかりやし。湿りがちやった打線が爆発したわけやし。これからですよ、これから(吉田義男氏ふうに)

2012年 フィギュアスケート世界選手権

ようやくすべてを見終わりました。
まずは日本選手の数々のメダルに拍手を送りたいと思います。男女シングルにペアまで含めて表彰台なんて、なんて素晴らしい。

その高橋-トラン組。これからも伸びていく可能性を感じますね。あくまでも素人目なんだけど、今回のプログラムはショートもフリーも、派手さよりも落ちつきを狙っていたみたいで、それがはまった形のように見えました。もちろん、ライバルチームの調子が今ひとつだったというのもあるんだろうけど、それも含めての競技ですから、胸をはっていいと思いますね。

残念だったのはやはり女子。浅田真央は調子が上がってきていたと聞いていたし。「愛の夢」はとてもいいプログラムだと思っていたし。去年の全日本でのフリーは、本当にうっとりするような時間が流れていましたからね。あれを世界でも見せてほしいと思ったんですが。ちょっとしたことで狂ったリズムが、最後まで戻らなかったということなのかなあ。次のシーズンには復活を期待したいですね。

さて、女子シングルはコストナーが、前評判どおりの安定したスケーティングで優勝したわけですけど、男子に比べるとやや盛り上がりに欠けたのも残念だったかな。男子がほぼ「4回転なしには勝てない」雰囲気になっているのに、女子では「3-3」さえスタンダードにはなっていない。
もちろん、ジャンプだけがフィギュアのすべてではないけれど。見ている方としては「さらに難しい技」「さらに高度な技」を期待したいのですよね。さらに上を目指してほしい。
ま、男子も一時は「4回転か、スケーティングか」で揺れた時もあったから、今の女子の状況はそこらへんにあるのかもしれませんね。だったら来期以降に期待するか。そうそう、ロシアのジュニア選手はすごいのが揃ってるしね。

で、4回転時代本格化の男子は、そらもう見応えたっぷりでした。多くの人と同じく、羽生結弦の演技には感動しました。表彰式でのはしゃぎぶりも、まあ若いから許されるでしょう。高橋大輔も頑張ったけれど、チャンの牙城はゆるぎませんでしたね。ちょっとしたミスぐらいでは優勝を逃すことがない。
チャンの演技は、プログラムとしては、あまり好きではないんですけど(去年と一緒やし)、優勝には全く異存がないですね。ぶたこが「あれだけ上下にも動く人は他にいない」と言ったので、ちょっと注意してみてみると、確かにほんとに深いところまで膝を使うのはチャン以外にはいないですね。芸術点が高すぎる、というのはあるけれど、まあ仕方ないですなあ。

コストナーにしてもチャンにしても、とにかく「滑りのうまさ」が高得点に結びついていますね。ちょっと飛躍しすぎるかもしれないけれど、昔あった「規定」を思い出します。昔々はショート、フリーのその前に「規定」というのがあって、リンクの中央で8の字に滑るだけ、というのがありましたよね。滑っているすぐ横で審判員が見ていて、ターンの仕方とか滑り方とかの点数をつけてたと思います。さすがにあまりにも「おもしろくない」ということで(それ以外の理由もあるかもしれないけれど、規定を見に来るお客さんなどいないわけだし)なくなったわけだけど、それに代わる点数を芸術点であげているのかなと思いますね。昔と違って今は録画でどういう滑りかたをしたのかいくらでも確認し直せるわけだし。

それを考えると、これからも「滑りの技術」つまりは「基本」がしっかりできていないと、どんなに高度な技を駆使しても得点は頭打ちになるかもしれませんね。

さて、来シーズンはどんな滑りが見られるんでしょう。楽しみに待っておきましょう。

読書3月後半

プロ野球も開幕したから、これから読書のペースも落ちるかも。それでも読みたい本は読むんですけどね。
3月の終わりに読んだ本。

【ジム・ボタンの機関車大旅行】ミヒャエル・エンデ(上田真而子訳・岩波少年文庫)
「モモ」は児童文学の最高峰と信じているわたくし。この作品はエンデの第1作らしい。「機関車大旅行」という題名から、旅行小説かと思って敬遠していたんだけれど、とても面白い冒険小説であった。
世界一小さな島国の機関車と機関士、そしてどこかから連れてこられた少年ジム・ボタン。人口が溢れそうなので(といっても、3人になるだけ)誰かが出ていくことになり、だったらと2人と機関車が島を出ていく。着いたところは東洋の国。そこのお姫様が竜にさらわれたと聞き、助けに行くことに。
竜のほかに、いろんなキャラクターが出てきて、とても楽しい。続きを読みたくなったよ。そう「ジム・ボタンと13人の盗賊」

【筒井順慶/わが良き狼-筒井康隆全集第6巻】筒井康隆(新潮社)
筒井康隆第6巻。「筒井順慶」は歴史上の人物。その伝記かと思いきや、伝記を書くはめになった筒井康隆本人のあたふたぶりが本筋になってしまう。そして突然のタイムスリップ。さすがは筒井康隆。ほかの短編も、初期作品ならではのドタバタぶりが楽しい。


【どでかいワニの話】ロアルド・ダール(柳瀬尚紀訳・評論社)
ロアルド・ダールも、読み出したら止まらないので(そして短いので読みやすいということもあり)次々読んでいるのだ。
これはほとんど絵本なんだけど、人間の子供を食べたい大ワニの話。で、ゾウに見つかって。。。。と最後まで言ってはだめですね。クウェンティン・ブレイクの絵がとてもいい。

【へそまがり昔ばなし】ロアルド・ダール(灰島かり訳・評論社)
有名な昔ばなし(シンデレラや赤ずきん)を、歌の語りのように語ってるんだけど、話の筋は大違いになっていくという、ブラックでとても楽しい短篇集。なんといっても「ワルずきん」な「赤ずきん」が最高である。

【奇才ヘンリー・シュガーの物語】ロアルド・ダール(柳瀬尚紀訳・評論社)
「ロアルド・ダール・コレクション」は、子供向けのものばかりの叢書かと思いきや、これはちょっと大人向けとも思えるお話集。「ほとんど唯一の実話」という「ミルデンホールの宝物」ほか。ちょっと不思議な気分になる短編もある(題名を忘れた)

【したかみ村の牧師さん】ロアルド・ダール(柳瀬尚紀訳・評論社)
新しく村に来た牧師さんは、言葉の順番を間違える癖を持っている。それで説教はとても楽しくなるけれど、困ったこともたくさん。なにしろ人に話が通じない。さて、どうする?
英語の言葉遊びを日本語の語呂合わせに翻訳した柳瀬尚紀は、さすが。

【オ・ヤサシ巨人BFG】ロアルド・ダール(中村妙子訳・評論社)
孤児の女の子が、ある夜巨人にさらわれる。連れていかれたのは巨人の国。そこには「ニンゲンマメ」を食べる巨人たちが! でも女の子を連れ去った巨人は、「ニンゲンマメ」を食べることに大反対。そこでほかの巨人たちから「ニンゲンマメ」を守るために策を講じる。女王陛下も加わっての、とんでも話。

阪神2-6DeNA

今さら言うのも何だけど、昔からベイとはそんなに相性がよくないんですよね。ここぞというところで連敗したり。痛い目に会ったことは過去何度も。
だから、万年最下位だからとかいう前評判は、全く当てにはならないのですよね。チームには相性というものがあるのです。

先発岩田は、そこそこの出来やったと思うなあ。落ち着いて投げようというのが伝わってきてたし。
でもそれを打ち砕いたのは、「やったろやんけ」(何故か大阪弁)のベイ打線。思い切りがよかったなあ。特に若い選手がね。タイガースとの違いはそこやったかな。

7回表、金城のホームランを皮切りにたたみかけるような攻撃は、見事やったね。タイムリーあり、スクイズありで、やりたいようにやられてしまいました。
ピンチに登板したジェン・カイウンも藤原も、ベイの勢いを止められず。ここらあたりがねえ。

7回裏に金本がツーランを放って、ちょっとだけスッキリした気分にはなったけどね。

あと、8回裏、無死1,2塁のチャンスに得点できなかったことも大きいなあ。
この三連戦、打つ方が元気のないのが気になるね。
まあ、今の時期、まだエンジンがかかっていないのかな。そう思っておこう。

今日、最初の失点は新井のエラーだったんだけど、その時テレビに映った和田監督が、悔しい表情も見せず、うんうんと頷くだけ。失敗を責めない姿勢ととったんだけど、どうでしょう。大げさに騒ぎすぎないところは、気に入ったんだけど。あ、もちろん、感情をそのまま表に出す中畑監督も、それはそれでいいと思いますけどね。
って、どっちやねん>わし(^◎^;)

阪神3-2DeNA

NHKのニュースなどを見ると「横浜」ではなく「DeNA」表記なのだね。これが正式な名称ということなのかな。
NHKを標準に考えることもないかもしれないけれど、一応ね。

さて。
昨日も追いかける展開。途中までは勝てる雰囲気もなかったね。
スタンリッジは球のキレもコントロールも、万全という感じじゃなかったし。
ブランドンには6回途中まで1安打。それもスタンリッジ(^◎^;)

ワンチャンスは6回裏。デッドボールとフォアボールでようやくランナーがたまったところで、大和、新井がタイムリー。この1点勝ち越しを、筒井-榎田-球児のリレーで逃げきった。

最後に追いつかれなかったのが昨日と違うところ。これにはやっぱり捕手藤井の存在が大きいやろなあ。榎田も球児もピンチを背負って、でもそれからが強かった。いざというときは、やっぱり捕手、なんやね。

途中交代の城島の好プレー、昨日に引き続き鳥谷の好プレー。守り勝ったなあ。
今年は守り勝つ野球? 4安打で勝利したら(実質2安打)そう言いたくなるけどね。
ブラゼルも外れそうやし。

でも、今日あたりは、ぼちぼちスカッとした勝ち方をしてほしいよ。

| ホーム |


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。