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ヤクルト7-6阪神(6月29日・神宮球場)

わが家では解説・広澤克実氏が「今日は勝ちますよ」と言った時には、その試合はどんなに有利に試合が運んでいても勝ちを逃すというジンクスができあがっている。
(広沢氏の解説は嫌いじゃないけど)

今日もそうであった。

序盤で5点のリードを取ったら、まあ普通は楽勝だと思うだろう。ましてや好調の能見。
しかし、野球は何が起こるかわからないのである。
ホームラン1本で3点が入ってしまうのである。

だからこそ面白いとも言えるんだけど。サッカーとかラグビーとかと違って、ワンチャンスで試合がひっくり返ることがある。多少の実力差があっても、勝つことだってある。逆に負けることだってある。

とはいえ。
4連敗は痛いなあ。特に今日の試合はねえ。打ててるし、投げ勝ってるし。
しいていえば、運がなかった。運も実力のうち、とは言うけどね。
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【スターバト・マーテル】ティツィアーノ・スカルパ(中山エツコ訳・河出書房新社)

一週間の入院予定で、治療も簡単なものだから、きっとたくさん本が読めるぞと当てにしていたのだった。
だがいざ入院してみると、毎日本を読むほどの気力とか体力とかには恵まれなかったのだった。さすがに治療後1,2日は、本を読む気もしなかったし。それでも退院までにはいくらかまとまった読書ができてよかったけど。

イタリアはベネツィア出身の作家による作品。先に読んだ「ピエタ」(大島真寿美)と同様、ベネツィアのピエタ養育院を舞台にした物語。ただし、大島作品では作品の中心はヴィヴァルディと親交のあった高級娼婦の話で、当のヴィヴァルディはすでにこの世にないところから話が始まるし、話の内容はなんだか心温まるものがあったけれど、こちらの作品はまったく逆で、大島作品ではほとんど語られなかった養育院内部の物語が主眼。主人公が「母」に向けて手紙を書くという構成で、実に謎めいた物語になっている。

養育院で育ったチェチリアと、音楽教師として赴任してきたアントニオ・ヴィヴァルディ。チェチリアの音楽の才能を見ぬいたアントニオだったが。。。。

ひとり語りの物語の特質をよく生かしていて、読んでいて「これはどういうことなのか?」と考えなければならなくなる場面もしばしば。それがとても面白い。主人公の語りの世界に引き込まれて、いつしか幻想とも現実ともとれるような世界に迷い込む楽しさ。
さらに、チェチリアが奏でる音楽、ヴィヴァルディが作り出す音楽を表現する文章の巧みさ。

もちろん、多くは創作なのだろうが、ついヴィヴァルディの本質に触れたかのような気がしてしまう。作者の作曲家に対する尊敬の念の高さの故なんだろう。妙な言い方だけれど、音楽としても面白い。

三連敗orz

一週間、入院していました。
健康診断で腎動脈に動脈瘤が見つかったので、その治療(手術でもないのだ)。太腿の動脈からカテーテルを入れて、瘤の中をコイルで固めてしまうという方法。時間はかかったけれど、治療は成功。その後の経過も順調で、火曜日に退院。やれやれ。

というわけで久しぶりに野球観戦だ。
と思った途端のナゴヤドーム三連戦であるよ。とほほのほ。

いろんな意味でドラゴンズとの力の差を感じてしまう三試合であった。
守りの面でも攻めの面でも。
多分明日の新聞とかでいろいろ書かれるんだろうけど。
これが今のタイガースの実力なんじゃないかと思いますよ。
いいところで打てない。肝心なところでの守りのミス。

まあこれが今年のタイガースでしょう。そう思って楽しみましょう。
しっかりせえ、という叱咤激励は欠かしませんが。

【思想する住宅】林望(新報社)

これほど世間が原発に対して危惧を抱いているというのに、どんどん再開の方向に向かっているのはどういうわけなんだろう。電気需要が逼迫している、というけれど、余裕のある電力会社から融通するという話はどうなったのだろう。だいたい再開要請のはじめのうちは、原発が再稼働しても電力需要は足りません、電力需要と原発とは切り離して考えてください、と言っていたのは電力会社じゃなかったか。

まあ文句を言っても仕方がない。政府がやるといったことに反対するのは限界があるのだ。再開を望む人だって居るには居るのだし。

林望の、昨年出たばかりの本。まず日本の住宅の「常識」とイギリスの「常識」を比べて、その価値観の違いを明確にする。それぞれの気候や風土の違いを認めつつ、今の日本の住宅のあり方、建築の「常識」に異議を唱える。

確かにわたしも思うのだ。南向きの大きな窓は、夏は暑くてたまらんだろう。だから冷房をガンガン入れることになるんだろう。密閉性の高い作りは、湿気の多い日本に向いているのだろうか。さらに雨の少ない瀬戸内海(大阪も含む)と、雪の多い日本海とで、作り用も違うはずなのに、なぜか一様になってしまうことに不思議。

さらには、高額のローンを組んで「自分の家」を建てることの不思議。借金を払い終わった頃には、建てた当初の思惑とは違う家族構成になり、老朽化も進んで、結局建て直し。これが「終の住処」となるのだろうか。

そんなこんな実例をあげつつ、合理性、合目的性を主眼においた住宅づくりを提唱する。多くは納得。自身も言う通り、ちょっと過激かな、やり過ぎかなと思うところもあるけれど、いつか都市の計画そのものが、こういうふうになればいいなと思う。

【納棺夫日記-増補改訂版】青木新門(文春文庫)

まとめて書けばいいものを。別々にしてしまいました。すみません。

映画「おくりびと」の原案となった、納棺夫(そんな職業は本来ないらしいです)の話。
実際に著者の体験が元になっているという。

遺体を清め、お棺に納めるという職業。自然と「生と死」の問題に向きあうようになります。腐乱死体に群がる蛆に、命の輝きを見るくだりなど、なかなか感動的。

でも。だんだんと哲学じみて、宗教じみてきて。宮沢賢治や親鸞の引用などが長々と続くと、何の話を読んでいるのかわからなくなってきます。
後日談のような「納棺夫日記を著して」の方が面白かった。
私小説の難しいところ、かなあ。

【純粋ツチヤ批判】土屋賢二(講談社文庫)

土屋教授、好調です。今回は書きおろしではなく、いろんな所に発表した文章をまとめたものですが、文体や話の持っていきかた、落とし方がいつもの「ツチヤ節」なので、まとめて読めてラッキー、ぐらいに思えてしまいます。
心が疲れた時に読みましょう。こんな体たらくで大学教授、というのが励みになること請け合いです(と、ツチヤ口調になってしまうのであった)。

ロッテ6-6阪神(6月17日・QVCマリンスタジアム)

9回裏に平野と衝突して担架で運ばれた浅井の具合がとても心配だったけど、さっきウェブで見たら大事ないみたいでした。よかった。運ばれたときは選手生命の危機かと思いましたよ。

その9回裏。惜しかったですね。球児が同点に追いつかれてドロー。
その前の8回表に逆転したのは見事やったけど、走塁ミスが痛かったですね。一つでも先の塁を、という思いが強すぎたか、あるいは久慈コーチの指示が遅すぎたか、まああの場面は、本塁アウト元々で突っ込んでもよかったかも。セーフならよし、もしアウトになっても2,3塁の形に残ったかもしれないですし。まあ結果論ですが。

序盤にリードされて、なかなか追いつけない展開。点をとっては引き離されるという展開だっただけに、追いついて勝ち越したのはえらい。
なにしろ3試合連続して二桁安打ですよ、旦那。

開幕以来「打線の奮起が」と言われ続けてきて、ようやく目覚めたかな。
これから4日間は休憩だけど、リーグ戦の再開が待ち遠しくなってきたね。まだあと80試合以上残ってるわけやから、これからですよ、これから((c)吉田義男)。

ロッテ5-8阪神(6月16日・QVCマリンスタジアム)

大阪は夜になってエライ雨です。各地のみなさん、大丈夫でしょうか。

さて、千葉も雨模様だったようです。こんな時の試合は、途中コールドゲームとなることも考えるととにかく先制、というのは考えるところ。
それから言うと、序盤で大量点を取れたのは大きかったですね。マリンズ先発の香月がフォアボールを連発する乱調だったこともあるけれど。ただその乱調を呼び込んだのは、1番野原のヒットやったと思うから、今日は積極的な打線が功を奏したということでしょう。

ただねえ。4回以降追加点が取れなかったのは残念。満塁のチャンスもあったしね。
最後は福原だったのだね(最後まで見れなかったのだ)。
2死までいって、満塁にして押し出し死球。ううむ。まあ勝ったからいいけど。球児がいないということのプレッシャーでなければいいけれど。

2試合続けての二桁安打。この調子が今後も続いていってくれたらなあ。

西武3-4阪神(6月14日・西武ドーム)

いやあ勝つには勝ったけど。。。。なあ。。。。
残塁はなんこあったんやろう。うまくいけば(確実にやることをやっておけば)あと3,4点はとれてたと思うなあ。2度の満塁の好機で、1得点のみ。とほほ。途中までは勝つ気がしなかったよ。ファンにあるまじきことやけど。

先発スタンリッジは、ツーストライクまでいってもそのあとスリーボールになって、ストライクを取りにいったら打たれるか、フォアボールにしてしまうか、と不安定なピッチング。このままでええんですか?
途中代打で出てきたマートンも、なんだかなあ。野原を最後まで使い続けるのと、どちらが今のチームにとって得策かをよぉく考えてみよう。

その野原。びっくりの先発起用、1番バッターで、結果は出なかったけれど、ヘッドスライディングも見せてくれたし、まずまず初戦としてはよかったのではないかな。
2打点の新井良太、決勝点の大和、好走塁の田上など、若手が活躍してくれるとうれしいなあ。試合運びが鬱鬱としたものでも、なんとなく元気が出てくるよ。こういう試合もいいのではないかな。というか、今のタイガースはこういう試合を続けていくのが大事なのではと思ったよ。

球児がちょっと心配やね。福原のピッチングは見事やったけど(って、テレビ放送が終わっていたのでラジオで聞いてただけやけど)。

【縦に書け!-横書きが日本人を壊している】石川九楊(祥伝社)

書家であり、大学教授でもある著者の日本語論、習字論。
題名から察せられるとおり、なかなか刺激的な内容である。

近年起こっている少年少女の犯罪の温床となっているのは、日本語の乱れであり、それは「手で書く」ことを怠っているからだという論調。パソコン、ワープロ、ケータイがそれを失わせているということ。

と。
ちょっと話が飛躍しすぎじゃないですか。

「日本語は縦書きに適したもので、手で書くとそれが実感できる」というのは納得できるが、
「キーボードを叩くのではなく、文字を考えながら書く。そこに自制や自省が生まれる」というのは、本当だろうか。
「叩く」行為がよろしくない、簡単に文字を書いてしまうことがよろしくない、ということらしい。「書き言葉から離れてしまう」「御変換された文字を見ると、考えが中断されてしまう」という論。

確かにそうかもしれないけれど。しかし手書きになると「あの文字はどういう字だったか」ということで、辞書をひくことになるだろう。その場合は「考えが中断」されないのだろうか。

手書きを否定するつもりはないけれど(優劣をつけるつもりもない)、手書きで、縦書きで書くのが、生活のすべて、人生の全ての点で優れているのだ、と決めつけられると、ちょっと待ってくださいと言いたくなる。
ましてやそれを犯罪の温床のように言われると、この人大丈夫かなと思ってしまうのである。

西武2-0阪神(6月13日・西武ドーム)

なんともはや、あっさりとした試合でした。2時間半の短縮版。得点はホームランの2本の2点のみ。ライオンズ石井は無四球完封。2安打しかできなんだ。チャンスらしいチャンスもなかったなあ。

前回は甲子園で失策も多かったライオンズだったけど、今日は両チームとも無失策。フォアボールも一つだけ。実に締まった試合。その意味ではいい試合だったのかな。

でも野球の面白さって、ゲーム展開にあると思うんですよね。つまりはベンチの采配であったり作戦であったり。
今日みたいなゲームは采配も作戦もあったもんじゃありません。
まあ、西武のゲーム運びがそういうもの、なのかもしれないなあ。それに乗っかってしまったタイガースといったところかな。

それにしても、ライオンズ中村の一発には驚きました。低反発球って何?という当たり。当たれば飛ぶのですな。ちゃんと打てばホームランは入る。何か秘密があるに違いない。みんな見習ってほしいなあ。

【ピエタ】大島真寿美(ポプラ社)

「ピエタ」というのは(この物語の中では)、ヴェネツィアに実在した孤児院。孤児院という言い方は正しくないらしいが。そこでヴィヴァルディが「合奏・合唱の娘たち」を指導していた。そのなかで数々の名曲を産んでいったらしい。というところまでは史実。
物語はヴィヴァルディの訃報がピエタに届くところから始まる。ヴィヴァルディ先生の失われた自筆楽譜を探すことになったエミーリア。カーニバルに紛れてピエタの外に出て捜索するうち、思いがけない人物に出会い、生前は知らなかった師の生活を知ることになる。

ベストセラーになっているし、各書評で評価も高いらしいんだけど。
なにか物足りない。
ヴィヴァルディの謎に迫るミステリーかと思って読み始めたら、まあ確かに「楽譜探し」という謎解きはあるんだけど、物語の中心はヴェネツィアで生きる女たちの話。
それぞれが、その場所に縛られて生きている。ヴェネツィアであったり、ピエタであったり。そこから外に出ていくことは考えられない。
その中で、ひときわ気高く生き抜いている高級娼婦のクラウディアの生き方が一番輝いているのだが。それが物語の中心になって行かないもどかしさがあるのだなあ。

そして、物語の時代性(18世紀のヴェネツィアだ)や、初期バロックの重々しさや、ヴェネツィアという都市の雰囲気やらが、どうにも出てきていない。テーマと時代の重さに比べて、文章が軽やかすぎるのかなあ。いつの時代の話? と訊きたくなる箇所がいくつか出てくるのが惜しいなあ。
文章そのものの色、というのは、結構大切なのだね。内容もだけど。

阪神1-0ソフトバンク(6月11日・甲子園)

見ごたえのある試合でしたね。こうでなくっちゃ。
タイガース岩田、ホークス山田の両左腕の投げ合い。行き詰まる投手戦。ともにスライダーのキレ、コントロールが抜群。いったいどちらが先に点を取られるのか。

こういうときは一発かなあ、と思ってたけど、一発じゃなくてワンプレーでしたね。8回裏、1死三塁での捕手細川の悪送球。あっけなさという点では一発と似てるけど。

それにしても、マートンの代役として先発している新井良太の存在は大きいですね。今日も二塁打に、8回裏には決勝点につながる送りバント。決まった時の喜びようは、見ていて気持ちいいね。
今のタイガースに必要なのはこの明るさなのかもしれませんね。新井兄は深刻な顔をしてるけどね。もっと気楽に行けばいいんじゃないかな。
気楽といえば、8回裏のブラゼルのツーベースも、どちらかと言えば気楽な気分の安打に見えたなあ。いつもなら思い切りバットを長く持つブラゼルが、この打席ははじめからやや短めに持ってたもんなあ。最初から安打狙いやったってことかな。それまでの打席でタイミングが合ってなかったからね。いろいろ考えてのことやったのかな。

兎にも角にも、勝ちは勝ち。なかなか勢いに乗れないチーム状態だけど、ひとつ勝つとやっぱり嬉しい。このうれしさがこれから先も続くことを祈るのみ。明日はお休みか。

新書2題

【じぶん・この不思議な存在】鷲田清一(講談社現代新書)
ちょっと前の著作。哲学の本質というか、最終命題は「自分とは何か」ということかもしれない。他者との関係があって初めて「じぶん」が認識できる。そこから他者とのつながりをどうしていくか、という問題まで。
ややこしい話だけれど、こういうの、好きです。


【ふしぎなキリスト教】橋爪大三郎×大澤真幸(講談社現代新書)
哲学者と宗教学者の対談(で、いいのかな)。結構ベストセラーになっているらしい。
宗教の中でも、キリスト教は特異な宗教なのだということらしい。聖書は数々の矛盾をはらんでいる。それは何に起因するのか。歴史的、民族的な観点から疑問を解き明かしていく。さらになぜキリスト教が世界を席巻(完全にではないけれど)しているのはなぜか、という問題まで。
知らないことがいっぱい出てきて面白かった。ただ、少々難解な部分があって、対談している二人は納得しているのだが、読み手である私には「もうちょっと優しく説明してくれよ」と思うことも。でもそれ以上は「自分で考えろ」ということなのかも。それがキリスト教?

阪神1-2ソフトバンク(6月10日・甲子園)

打てませんねえ。3安打では勝てません。1点取れたのが奇跡のよう。

メッセンジャーは、前回の登板より調子は良かったと思うなあ。ストライク先行のピッチングが出来てたし。球のキレ、コントロールも申し分なし。
対する大場は、球のキレ、コントロールとも今一つといった状態に見れた。
ところが、タイガースのバッターが打てないんですよねえ。ボール球に手を出したりして、三振と凡打の山。ブラゼルの1安打だけで、あれよあれよと6回まで。投手が代わってもなかなか打てず。ようやく9回に1点返したのみ。

メッセンジャーは良かった。でも打線が援護できない。どうしようもないですね。

それと。7回裏に新井良太にどうして代打を出したかなあ。7回表に好守備で追加点を許さなかった新井良太。その勢いで打席に入ってほしかったところなのに。まあ今成の打撃に期待したんでしょうけど。
あの場面、ファンはファインプレーの後の打席ということで期待してたと思うよ。だからもしも凡打で終わったとしても納得したと思うなあ。

マートンが先発を外れたのは、まあ当然かも。ついでにベンチからもしばらく外れてもいいかもしれないくらいに思っているのだが。今日の代打もどうだったのかなあ。

ずっと見てると、交流戦最下位とはいえ、ホークスのバッターはバットがよく振れている。ストライクを打ち返す強さも違っている。振りきっている。当てていくバッティングとは違うような気がする。だから出来が良かったはずのメッセンジャーのボールも弾き返されてしまったんだろうなあ。
もちろん空振りやフライのリスクはあるだろうけど、それ以上に当たった時には飛んでいく。細川のタイムリーなんか、どうしてあそこまで飛んでいくんだろうというような当たりだった。普段からそこまで飛ばす練習をしてるんだろうなあ。タイガースはやってるんだろうか。今日は打撃練習を減らしてまで、走塁に時間を割いたらしいけど。まあいろんなことをやってみるのは大事なことだろう。今日は結果が出なかったけど(あ、鳥谷の2盗塁があった。あれはよかった)、次に何かがつながるはず。きっと明日は、なんとかなる。

阪神1-6オリックス(6月9日・甲子園)

どうもいけませんね。昨日は4番の一振りで雨中の試合をものにしたというのに、今日は序盤から流れが悪い。能見が打たれてはどうにもなりません。

気になるのは柴田。バッティングもだけど、4回表のオリックスの攻撃。センター前に落ちたポテンヒットは、思い切って突っ込んでいったらとれてたかもなあ。
同じようなことはそのあとのマートンの、本塁返球でも感じてしまった。
やる気が無い訳じゃないんだろうけど、どうにも活気が無いように感じてしまう。特にツーアウトからの得点になってしまったからなあ。

最終回。1死満塁でも得点できず。見せ場は随所にあったけど、得点には結びつかず。やれやれ。

いまのところ、打線はどうしようもない状態かもしれませんね。いつかはこの状態を抜けだしてくれるだろうと祈るのみ。
明日の甲子園では、勝利の六甲おろしが歌えるようにしてほしいものです。見に行けないけど。

阪神3-1オリックス(6月8日・甲子園)

雨の甲子園。いつ試合が中断するか、いつコールドになるかとハラハラしながらの観戦。と言いながら、今日はテレビ中継は中途半端なところで終わったので、ラジオを聞いてただけ。ついでながら、今日の朝日放送ラジオ中継の実況アナは、わあわあとうるさい上に、自分の知識をひけらかし、解説者が喋る前に解説してしまうという最低なやつだったので、実況は聞き苦しかった。

それはともかく。
雨の中、両軍の投手がよく投げたなあ。まあタイガースはよくチャンスを潰したけどね。
そしてミスから失点。とほほ。

今までならこれでシュンとなってズルズルと敗戦。雨も強くなってきているし、コールドかなあ、残念やなあとか救護を決めかけてたよ。
5回裏、代打今成。早めの勝負をかけてノーアウトのランナーが出ても、送りバントを失敗したりね。流れがこっちへ来ない。ああ、雨雨雨。

そんな状況を救ってくれたのは、金本でした。まあ1点ぐらいは入れてくれて、とにかく負けるのだけは。。。。と消極的な考えに走っていたわたくしでしたが、予想を上回る結果を出してくれた。これがラジオでしか聞けなかったのが残念。

お立ち台はもちろんアニキ。久しぶりに楽しいヒーローインタビューでした。こういうことがもっともっとあってほしいなあ。あと90試合。なんとかいい試合をひとつでも多く。

【フロント・ページ】1974年・アメリカ

舞台は1920年代のシカゴ。特ダネを求めてしのぎを削る新聞各社。折しも刑務所では翌日の死刑執行を取材するために記者クラブに集まった記者たち。そんな中、敏腕記者のひとりヒルディは、結婚を機に記者を退職しようとしていた。それを阻止しようとする編集長のとった行動は。。。

ジャック・レモン&ウォルター・マッソー&ビリー・ワイルダー。これだけで期待は膨らむ。そしてその期待を裏切らない出来。
元が舞台劇らしい。ほとんどが記者クラブ内での出来事。もちろん映画らしい屋外でのカーチェイス(?)というドタバタもあるけれど。
主役二人を始めとするセリフセリフセリフの応酬。字幕なんか全く追いつけない。英語がわかるぶたこは「ほとんど訳せてない」と大喜び。特にジャック・レモンのまくし立てるようなセリフ回しには舌を巻く。記者という仕事に嫌悪感を覚えながら、ついつい没頭してしまう様子はまさに真骨頂。悪人のようで善人のようで実は悪人かも(?)というとぼけた味のウォルター・マッソーもはまっている。

新聞が売れるためなら捏造も誇張もなんでもござれの記者たちの狂騒ぶりが、おかしくも恐ろしい映画であった。

「文章」に関する新書3題

最近は新書づいている。
特に「文章の書き方」について書かれた3冊。いい文章を書きたいと思うからね。なにか勉強になることがあるんじゃないかという思惑で。

【「超」文章法】野口悠紀雄(中公新書)
「書きたいものはあるけれど、どうしたら他人に納得してもらえる文章が書けるか」というノウハウ。主に論文や研究文の書き方に役に立ちそう。「ひとことで説明できないものはダメ」とか、この著者独特の具体的かつ論理的な展開。でも大事なのは「何を書くか」「何を伝えるか」なのだよ。

【文章の書き方】辰濃和男(岩波新書)
【文章のみがき方】辰濃和男(岩波新書)
こちらは元朝日新聞記者(天声人語を担当していた)による、文章教室といったもの。野口本が徹底した「作文技法」ならば、こちらは「文章を生み出すにはどうするか」という、さらに基の基に沿った内容。「何を書くか」の見つけ方、といっていいかも。「書き方」の方は自身の培ったノウハウ。「みがき方」はいろんな文献から得たノウハウ。どちらも役立ちそうな事柄がいっぱい。こんなに詰め込んでどうする。

両著者のアプローチの仕方は全く違うのだけれど、共通しているのは「何を伝えるか、が大事なのだ」という視点。そらそうだろう、あたりまえだろう、と思うなかれ。最近は「何も伝えたくない」文章がまかり通っている。

楽天8-3阪神(6月6日・Kスタ宮城)

初回、たった3球で田中投手から1点をとったときは、これは今日はいけるんじゃないかと思ったけどなあ。
安藤の出来はそんなに悪くなかったよ。コントロールも良かったけど、逆に「いい球」を狙われたような気もする。まあそれを打てるだけ、イーグルスの打者に技術があったということなんだろうけど。
それはリリーフした久保にも同様。配球も含めて全て読まれてるようやったなあ。
今成が、というわけじゃないと思うけどね。なんとなく、いい球を打たれるとそう思ってしまう。

序盤に先制しながら、終わってみれば大量失点。甲子園の再現でしたな。
最終回に粘って1点を返したのがせめてもの救い。

初回の積極性が、その後も続くといいけどね。

楽天1-3阪神(6月5日・Kスタ宮城)

Kスタに強い金本の一発。岩田も気合の入ったピッチング。先発復帰の新井も2安打(9回表の牽制アウトは、大目に見てあげよう)。最後は球児が登板しての「あとひとり」コール。

何もかもが、この何日間か、何週間か、待ち焦がれていたシーンであったよ。
相手のミスで勝った、とも言えるけど。勝ちは勝ち。今日のところは素直に喜ばせてもらいましょう。

最初に書いた、岩田のピッチングが今日の試合のハイライト。7回裏に失点もしたけれど、前回のような大崩れはなかったな。フォアボールもなかったか? 今調べた。1個だけか。よしよし。
ともかく、かわそうかわそうというのじゃなく、今日は攻めてましたね。ストレートに勢いがあったから、それを中心にビッチングを組み立てられたのがよかったのかな。

9回の勝ち越しは、まあ相手のミスなんだけど、危うくチャンスを逃してしまうところでよく踏ん張って得点できたね。ブラゼルはよく打ってくれたし。その前のマートン、新井がよくフォアボールを選んでくれた。

ヒーローインタビューには岩田。そしてインタビュアーはゆあピーこと湯浅明彦アナウンサー(サンテレビ)。そんじょそこらの凡庸なアナとは一味も二味も違います。阿呆なアナなら「どんな気持ちですか?」「マウンドに上がった時の気持ちは?」とか、気持ち気持ちだけで終わってしまう。ゆあピーは違う。「岩田コールが起こっていますよ」「平野選手をはじめ、バックの守りにも助けられたんじゃないですか?」そして、いよいよ最後となって、「その髪型が似合ってるという声が聞こえてますよ」
もう、まるで友達か何かのような(実際そうなのだろう)会話である。それでいて相手に対する尊敬がなくなっていない。みんな、サンテレビを見習うんだ。

【きいろいゾウ】西加奈子(小学館文庫)

「ムコ」さんと「ツマ」の夫婦(そういう名前である)は、都会を離れて田舎暮らし。ツマは動物や木と話ができる(ときどき)。ムコさんは小説家。過去にどんなことがあったのか、背中には見事な鳥の彫り物。周りのひとびととの暮らしが続くが、ある日ムコさんは東京へ行くと言い出す。
人と人とのつながり方とかが、とてもいしいしんじ的。と言ってしまうと失礼なのか。漂うような作品の雰囲気。周囲の人達との関わりがとても気持ちいい。途中に挟まるゾウの童話が、ムコさんの背中の模様が、いろんなことが最後のほうでつながっていく。とても優しい気持ちになれる。

【ある公爵夫人の生涯】2008年・イギリス

18世紀のイギリスの、社会常識のまかりとおりかた(貴族社会の、ではあるが)をよく描いている。キーラ・ナイトレイの衣装がとても美しい。ただ、演技はちょっと「過多」と思うところもあったなあ。時代の先端を行く女性、というイメージからそうなったのかもしれないけれど。女は男の持ち物で、結婚したら夫の言いなりになり、とにかく跡継ぎ(もちろん男)を生むことが義務。
ま、いまだにどこかに残ってますけどね。そういう感覚。

人生と恋愛に自由を求めつつ、そうはならない人生を送った公爵夫人ジョージアナ。その葛藤。やや深みには欠けるきらいもあるけれど、キーラ・ナイトレイの美しさに免じて。

【クイーン】2006年・イギリス

イギリスのダイアナ元皇太子妃が、パリで事故死。エリザベス女王は「プライベートなこと」として無視。就任したばかりのブレア首相は、初めはこの機に人気を取るが、やがて女王の立場を守るために行動する。

女王役のヘレン・ミレンが、さすがアカデミー賞の演技。伝統と格式を重んじ、威厳を保とうとするが、どこかに弱さも併せ持つ。それって普通の人間ではないか。普通の人間が、ある朝突然国民の「敵」となってしまったら。なんとも恐ろしい。

アカデミー賞映画だから、もっと固い雰囲気かと思ったら、いろんなところで笑える。皇太后とエジンバラ公と一緒にテレビを見ているシーンだとか。ランドローバーを独りで運転して、川に突っ込んで立ち往生してしまうシーンだとか(そこで美しい鹿に出会うところは、とても印象的)。

初めは交じり合う事がないように見えた二人(女王と首相)が、お互いを認め合うように(見た目は)なるさまは、感動的だったな。立場が違っても尊敬しあうことは、出来るのかもしれない。

日本ハム7-3阪神(6月3日・札幌ドーム)

やれやれ。
8回裏のピンチ。和田監督自らマウンドの筒井のところに行き、集まった内野陣に(何かを)声をかけたけど、直後に勝ち越されるという悲劇。
9回表の1,2塁でのチャンスでの代打新井も、外野フライに倒れて、思惑どおりに事は運ばずといったところ。

力及ばず、ということかなあ。逆転したところまではよかったんやけど。ここ最近のメッセンジャーは、制球に苦しむことが多いよなあ。いきなりのデッドボールで始まったし。

初球打ちが目立つ日ハム打撃陣に、最初からストライクで勝負! というのも多かったなあ。
投げやりになっているわけじゃないだろうけど。積極的に攻めていこうという姿勢なんだろうけど。
「積極的にかわす」というやり方もあるんじゃないかな。
ストライク勝負で「逃げている」という、言い方は変だけど、そんな気もする。

中田翔に対する攻め方は、どうだったんだろう。中田翔を褒めるべきなのだろうか。あるいはバッテリーを攻めるべきなんだろうか。
まあ、試合後のミーティングで、そのあたりはきっちりやってはることでしょう。

ただ、今日の試合は、「弱いチーム」という印象しか残らなかったよ。とほほ。なんとかしてくれ、片岡コーチ。

【遙か群集を離れて】1967年・イギリス

いつの時代やろなあ。19世紀ぐらいか。原作がトーマス・ハーディだから、その辺の時代。舞台はイングランド。
農場主となった若い女と、昔その女に振られた男、一目惚れする隣の農場の農場主、いかにも軽薄な兵士の3人の男が絡む恋愛劇。
いまとなっては、とても陳腐な展開だと思うのだけれど、この自体の女の行動としては、新しかったのかなあ。どうにもふらふらとして無責任な行動が多いように見えるんだけど。

そして、この題名はなんなんだろう。都会から離れた農場というところで生活を営む、ということかな。もっと深い意味があるのか。考えるのもめんどくさくなるような映画だったけど。長かったし。

5月の読書

読書感想文をサボっていました。「できるだけその時々に書こう」という決心はどこへやら。
分かりやすく、かためて書いてしまいます。


【トーク・トーク-カニグズバーグ講演集】(清水真砂子訳・岩波書店)
講演集。時代もまちまち。アメリカにおける児童文学の変遷史にもなっている。それ以上にカニグズバーグの「戦う姿勢」がよく出ている。講演だから、思ったことを率直に言ってるのだね。あたりまえか。
カニグズバーグもこれで一段落。と思ったら、新しいのがまだ出るのだね。

【ムーンレディの記憶】カニグズバーグ(金原瑞人訳・岩波書店)
それがこれ。いつもの架空の都市が舞台になったりするのだ。しかし、過去の作品の焼き直しという感じがどうもしてしまう。読者は同じ著者でも、いつも新しいものを欲するのだ。

【ちばさんの机 仕事がはかどる机づくり】オフィスの机 探検隊編(メディアファクトリー)
今月初め、会社で模様替えがあったのだ。それを機に、働きやすい机周りというのはどんなものだろうかと思って読んでみたのだが。期待はずれ。どちらかというと「仕事場でもファンキーな気分で机上を楽しもう」という趣き。サンプルになっているのがクリエイティブな仕事の方ばかりなので、そうなってしまったという感じ。

【野蛮人の図書室】佐藤優(講談社)
頭の良い人の、分かりやすい読書案内。頭が良すぎて、「そんな見方をするかぁ」という点もある。救いは,必ず「筆者の考えでは」と、自分の意見を押し付けようとしないところがあること。読後感は悪くない。でもこれを読んだからといって、頭が良くなるわけではない。

【芥川龍之介全集1】(ちくま文庫)
芥川龍之介を、まとめて読み返してみようと(一瞬だけ)思ったのだ。ちくま文庫は「全集」と銘打っているし、脚注も(煩わしいくらい)丁寧なので、読みやすい。ただ、読んでるうちに「これを全部読む必要があるのか?」という疑問も湧いてきた。つまりはいいものも悪いものもある、ということ。全集ものは、ちょっと考えてみるべし。

【こうふく みどりの】西加奈子(小学館文庫)
【こうふく あかの】西加奈子(小学館文庫)
【しずく】西加奈子(光文社文庫)
西加奈子にプチハマリ中。大阪弁をうまく使っている。型どおりのストーリー展開にならないところもよろしい。人と人との関係の描き方が、どこかいしいしんじ的。超現実的。でも面白い。

【砂の女】安部公房(新潮文庫)
【他人の顔】安部公房(新潮文庫)
安部公房は僕の読書体験の大もとにある。長編2編を読み返してみた。砂丘でひたすら砂を掻きだす生活に捕らえられる男と、事故で傷ついた顔を新たなマスクで覆い、自分以外の人間となって妻と関係をもとうとする男。どちらもモノローグがしつこすぎて(特に「他人の顔」は)読むのは苦しいことも。いろんな事象にぐだぐだと理由付けをするのも安部流。いろいろ考えさせられる。楽しいかどうかは別。でも楽しいだけが読書じゃないのかも。

【舟を編む】三浦しをん(光文社)
今年度の本屋大賞受賞作。辞書づくりに情熱を傾ける人々の話。既視感があるなあと思った。「天地明察」にさも似たり。本屋大賞の傾向なのか。とても面白いし、最後は不覚にもホロリとさせられたし。しまった、作者の策にまんまとはまってしまった。

以下、新書。ひとことずつ。

【入門!論理学】野矢茂樹(中公新書)
ビックリマークはいらないと思うけど。ともかく入門させていただきました。分かりやすい。これ、大事。

【自由をつくる 自在に生きる】森博嗣(集英社新書)
【創るセンス 工作の思考】森博嗣(集英社新書)
作家としての森博嗣は、性に合わないことが多いのだけれど、エッセイは面白い。自在な発想。常識への抵抗。その姿勢、考え方には納得する。

【詭弁論理学】野崎昭弘(中公新書)
論理の罠にはまらないようにしましょう。特に「強弁法」には要注意。

【日本語雑記帳】田中章夫(岩波新書)
まさに「雑記」。で、何も残らない。

【ふしぎなふしぎな子どもの物語-なぜ成長を描かなくなったか?】ひこ・田中(光文社新書)
前半9割はTVゲーム、アニメ、ヒーローものの説明。そこから見えてくる、今の「子ども向けの物語」はどうなっているのかの考察。前半の説明は不要ではないかと思う。つまり最後の20ページほどを読めば事足りる。

【哲学の謎】野矢茂樹(講談社現代新書)
対話形式がこんなに分かりやすいとは。哲学の基礎が対話にあるという意味がわかる。もちろん、内容も面白い。ひねくれた考えを持った人(僕?)にはうってつけ。

日本ハム2-1阪神(6月2日・札幌ドーム)

惜しい試合を落としましたね。最後、球児を出して負けてしまったら仕方ないね。
ベンチとしては、やることはやりきったと思うなあ。
悔しいけど、仕方ない。そう納得しましょう。

あともう一打。今季(に限らずだけど)何度も繰り返した言葉。
特に後半にチャンスが何度もあっただけにね。
最後は「球児で負けた」というより、「それまでに点をとってたら」という試合でしょう。
本当に、点が取れない。とほほ。

月が変わって、ようやく5割に復帰したことやし、よし、ここから、と思ってただけになあ。痛い1敗ですね。

まあ、いろいろ悔やんでも仕方がない。
代打新井も、よく打ったけど、やはりヒットゾーンに球は飛んでいかなかった。
そして、今日はテレビ中継も途中で終了。
ラジオの音声を頼りに応援していたけれど、それも届かず。札幌は遠い。そして勝利も遠いのだった。とほほ。

泣き言はこれくらいにして。あしたからまた頑張ってもらいましょう。まだ90試合以上あるのだし。

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