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【ビブリア古書堂の事件手帖3-栞子さんと消えない絆】三上延(メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂のシリーズ第3作。
美しく近寄りがたく、他人に心を開かない古書店店主・栞子さんと、アルバイト店員の大輔(これが語り手)。
本にまつわる謎解きの面白さ。そして栞子さんとその母親の秘密。

今回は、古書市場での、あらぬ疑いをかけられる栞子さんの話、子供の頃の絵本をめぐる親子の絆の話、父親の遺産をめぐる兄妹の軋轢の話、の3題です。

それぞれのエピソードに、主人公栞子さんの母親の秘密が絡んでいる(らしい)ところがミソ。
その謎がある限り、このシリーズは不滅でしょう。

人見知りで、誰と会っても(たとえ相手が子供であっても)気後れしてしまう栞子ですが、こと本のことになると突如として雄弁になり、明晰な推理力で謎を解いていくところはとても爽快。血なまぐさい事件が起こらないところもいいですね。

ベストセラーになるのは納得です。まあ内容が薄味、というところはあるけれど、これぐらいが読みやすいとも言えますし、変に凝ったところがないから、読後感も気持ちいいです。
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ヤクルト2-0阪神(3月31日・神宮)

ルーキー藤波くん初先発。
6回を投げて2失点は、上々の出来だったと思います。

しかし、勝負の世界は厳しい。
たった3安打しか許さなくても、負けるときは負けるのであります。

ううむ、悔しい。

もちろん、野手の皆さんも、新人に勝ち星をつけてあげたいと思っていたはず。
でもそれが逆に硬さになっていたのかなあ。

昨日に引き続き、ゆるい球にかわされて、いざという時にヒットが出ず。
あと一歩というところでねえ。

ううむ、悔しい。

でも、今日のようなピッチングを続けていけば、いつか勝ち星がつく日が来ますよ。
ストレートには威力があったし。
あ、もうちょっとコントロールをなんとかせな、というところはあったけどね。

でもまだ18歳(もうすぐ19歳か)。
打ち込まれるまではストレート中心で勝負! でいいのではないですか。

そして、目立たないけれど、昨日にひき続いてリリーフした鶴が、案外いい出来なんですよね。
これは今年の中継ぎの中心になるかも。

と、どこかで光明を見出さずにはおれない今日の試合なのでした。
いや、悔しい。

【まほろ駅前番外地】三浦しをん(文春文庫)

どんな小説でも(たぶん)作家はその登場人物についてあれこれと細かい設定をしておくものなのだろう(たぶん)。
で、ひとつの小説が出来上がったとして、その小説の中の登場人物それぞれにキャラクターがあり、そのキャラクターが強ければ強いほど、本編とは関係がなくても、その登場人物についての物語を別につくり上げることができるのだろう(たぶん)。

というわけで「スピンオフ作品」なるものが出来上がる。
というふうに考えるのは短絡的かもしれませんが。

そして元の小説を読んでいたら、「あの時のあの人が、こんな人生を送っていたとは」とかいう発見があって、楽しく読めてしまうのですね。

昔はそれらは「続編」という形で出来上がっていった作品が多かったと思うんだけど、最近は「スピンオフ」というらしいですね。そして全く別の話として楽しめるらしい。

なんだか曖昧な表現になってしまいましたが。
つまりはこの「番外地」は、先に読んだ「まほろ駅前多田便利軒」のスピンオフ作品であるわけです。

もちろん単独の作品としても楽しめるだろうけど、前作を読んでいると「あの時のあの人がっ」という楽しみは増していくわけですね。

とはいえ。
前作と関係なくどれくらい楽しめるか、というのもこういう作品の価値なのではないかとも思うのです。
その点では、この作品は及第点にはちょっと厳しいかも。というのが率直な感想です。

やや人物のキャラクターに寄りかかりすぎたというか。そんな印象が強いです。
もちろん、キャラクターが面白いから、作品としての面白さもあるんですけどね。

ヤクルト1-0阪神(3月30日・神宮)

昨日の猛打は何やったんかなあ。まあ日替わりで戦況が変わるっていうのが、スポーツの面白さなんですけどね。

ヤクルト先発の石川に最後までタイミングが合わなかったみたいですね。
終わってみれば1回の攻防がすべて。1死満塁のチャンスで得点できなかったことが最後まで響いたかな。
そして初回の失点。いやはや。

岩田投手は、調子よく投げてる時はいいんだけど、ランナーが出ると妙に神経質になってしまうように見えます。何度も牽制したり。初回の暴投も、ランナーを置いての力みだったように思いますね。
そんなに神経質にならなくても、球の威力である程度は抑えられると思うねんけどなあ。
もっと自信を持ってほしいです。

とはいえ。今日は打てなかったのが敗因ですね。打てる時もあれば打てない時もある。
明日は期待しましょう。

そうそう、注目の藤浪先発!やし。

ヤクルト3-9阪神(3月29日・神宮)

祝!開幕!
今年の開幕は、直前までWBCがあったことも関係してるんだろうけど、主力投手が目白押し、というのとちょっと違って、なんだか各チームとも若い力、新戦力が注目を集めてましたな。
まあその中心は日本ハムの大谷くんだろうけど。

我がタイガースも負けてません。新戦力がそろって活躍。西岡も福留もコンラッドも、躍動していました。
今日の試合を見る限り、去年とはガラリと違ったチームになったみたいですね。
打つわ打つわの17安打。いやはや。ちょっとは明日以降に残してくれてもええのに(^◎^;)と思うぐらいに打ちまくりましたね。

試合の流れを見ても、先制して優位に立ったし。
で、5回にメッセンジャーが崩れた時には、あ、去年とおんなじになるのかと不安にもなりましたが(^◎^;)。
次の攻撃で即追加点をとったのが大きかったですね。
あれで相手に傾いていた試合の流れを、再び引き寄せましたね。

そうなったのには、苦手の館山に対して、ボールを良く見極めて、たくさん投げさせたのも(作戦だとしたら)作戦勝ちでしょうね。中盤はしっかり抑えられてたから、ずっと館山が投げてたら展開も怪しくなったと思いますし。とくに同点になってからね。あれ以降も館山続投、となってたら、試合の流れはヤクルトにいったままだったでしょうね。

このへんの試合展開というか、微妙な勝負の綾というか。そういうのが野球の醍醐味ですね。

それにしても。
今日の地上波中継は関西テレビだったんですが。7回表、チャンスで代打新井、というところで中継終了。なんとも中途半端。もうちょっと根性を出して、ちょっとでも延長放送してほしいところです。
ま、そんな力もないのかな。

昨年から、やや熱が冷めかけていたプロ野球観戦。しかし今日のような試合を見せられると、いやでも気持ちが高揚してしまいますね。
さて、いつ応援に行こうかな(^◎^)

2月・3月の読書

1ヶ月以上更新しないと、ブログのトップページに広告が出るようになるんですね。久しぶりに自分のブログを開いて、びっくりしてしまいました。仕様が変わったのかしらんと。

で、更新をサボっている間に、世界フィギュアも終わり(キム・ヨナは完璧すぎた。羽生くんの根性に涙した。わしとしたことが)、ワールド・ベースボール・クラシックも終わり(もうちょっとやったなあ。まあ負けるときはいつも「もうちょっと」なんだけど)、ついでに(といったら怒られる)サッカーのワールドカップ予選もあったのだね。こちらももうちょっと。でも次できめてくれるでしょう。
と言ってる間に、もう明日になったらプロ野球のペナントレースが始まるのである。いやあ、月日のたつのは早いなあ。

長い間更新しなかったのには、別に特別な理由はありません。ただサボっていただけ(^◎^;)。

で、何から再開しようかと考えて。やぱり読書。
といっても、たまりにたまっているから、一気に書くこともできません。とにかく一覧。これは自分の記録のため。

【盗まれた細菌/初めての飛行機】ウェルズ(南條竹則訳・光文社古典新訳文庫)
・さすがに古すぎて。。。

【長くつ下のピッピ】リンドグレーン(大塚勇三訳・岩波少年文庫)
・ざっと読むにはいい。あれこれ考えずに読むと気分がいい。

【きみはいい子】中脇初枝(ポプラ社)※途中まで
・はじめはいいんだけど、常識的なところに落ち着くのがどうも居心地が悪い。

【痺れる】沼田まほかる(光文社文庫)
・沼田まほかるは、面白いです。

【幸せになっちゃ、おしまい】平安寿子(幻冬舎文庫)
・そう、頑張れ不幸持ち!

【仔羊の巣】坂木司(創元推理文庫)
・血生臭くない推理モノ。語り口もいいなあ。

【緋文字】ホーソーン(八木敏雄訳・岩波文庫)
・昔読んだんだけど、時間が経つと読み方が変わるのか。こんな話だったかなあ。女の力強さを感じる。

【タイムスリップ・コンビナート】笙野頼子(文藝春秋)
・芥川賞受賞作。不思議な感覚は大好き。

【ネコババのいる町で】瀧澤美恵子(文藝春秋)
・これも芥川賞。昔はいいものが多かった。

【炎上する君】西加奈子(角川文庫)
・燃え上がれ。自身を持て。がんばれ、西加奈子。

【素晴らしい一日】平安寿子(文春文庫)
・平安寿子にややハマリ気味。

【子守唄しか聞こえない】松尾依子(講談社)
・はて、どんな話だったか(^◎^;)(゚゚)(。。)ペコッ

【学問】山田詠美(新潮文庫)
・仲良し4人組の話。もちろん山田詠美的官能もあり。楽しい。そして何故か心に残る。

【さよならの扉】平安寿子(中公文庫)
・夫を亡くした妻と愛人。妻は愛人に妙にまとわりつく。二人のやりとりが、さすが。

【三人関係】多和田葉子(講談社)
・早くノーベル賞を上げてください。

【カッコウの卵は誰のもの】東野圭吾(光文社)
・東野圭吾は、当たり外れがあるなあ。これは、ワタクシ的にははずれ。常識的な道徳観がどうもねえ。

【運転士】藤原智美(講談社)
・はい、またまた不思議世界な芥川賞です。不思議感覚はリアルさの裏側にあり。

【恋愛嫌い】平安寿子(集英社文庫)※途中まで
・平安寿子にハマりかけたけど、ちょっと疲れてきたかな。

【ビブリア古書堂の事件簿2】三上延(メディアワークス文庫)
・ベストセラーになってますな。本好きの好奇心をくすぐりつつ謎解きをする、というのはどこか出来すぎ作りすぎという気もするけど、ついつい「次!」と思ってしまう。

【日本婦道記】山本周五郎(新潮社)
・やや古臭くはあるけれど、女性の偉大さに脱帽せざるを得ませんな。

【宵山万華鏡】森見登美彦(集英社文庫)
・やあさすが森見登美彦。幻想と現実がくんずほぐれつの森見ワールド。

【随筆 小説の効用】山本周五郎(新潮社)
・これ、めっちゃ面白いです。山本周五郎はごはんが嫌い、洋食好き。飲むのは日本酒じゃなくてワインなんだそうだ。

【ドン・キホーテ】セルバンテス(牛島信明訳・岩波文庫)※2巻途中まで
・確かに面白いんだけど、どうしても読まなければ、というほどでもない。さすがに古い語り口。そしてこれくらい面白いものなら、今だったら巷に溢れている。

【やかまし村の子どもたち】リンドグレーン(大塚勇三訳・岩波少年文庫)
【やかまし村の春・夏・秋・冬】リンドグレーン(大塚勇三訳・岩波少年文庫)
・特別な人が出てくるわけじゃない。でも心に残る。知らない国の話なのに。

【まほろ駅前多田便利軒】三浦しをん(文藝春秋)
・直木賞ですか。裏社会が出てくるところがちょっと、なんだけど。主人公二人を始めとする登場人物のキャラが生きてますな。でも、直木賞ねえ。


などと、これからもちょくちょくとぼやいていくことにします。

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