ケイト・ブッシュはピンク・フロイドのギタリスト、デイブ・ギルモアに見いだされて19歳でレコードデビューした。デビューシングルの「嵐が丘」がヒットして、人気ボーカリストの仲間入り。しかしその後は、レコーディングに完璧を求めて、アルバムリリースは少なかったようである。
日本では、最初はアイドル歌手のように扱われていた。わたくしも昔、テレビのプロモーションビデオ(そんな言葉もない時代だ。ちなみにケイト・ブッシュは1958年生まれだから、わたくしと同年代である)で、どこかの丘の上(「嵐が丘」をイメージしたんだろう)で、体をくねくねとさせながら、どくとくのハイトーンボイスで「嵐が丘」を歌っているのを見たことがある。実はそのときの踊りには、哲学的な意味があったのだ、ということはあとから知った。
ともかく思い詰める性格のようで、この「ドリーミング」は初めて自分でプロデュースした4枚目のアルバムなのだが、スタジオに24トラックのレコーディング機材を3台持ち込んで72トラックの多重録音を敢行し、徹底的にこだわった作りをしたようである。(そのぶん、トラブルも多かったらしい)
その甲斐あって、出来上がった本作は、どの曲も重厚で聞きごたえ十分。厚みのあるバックの演奏に支えられて(というか、それもすべて取り込んでというべきか)、あらゆるボーカルの表現方法を駆使して歌い上げられる。
まるで映画のサウンドトラックを聞いているようだ。おかしな話だが、これだけ曲が練られに練られていると、聞きながら、映画の画面が目の前に浮かんでくる。
いい曲を聴いた、というより、何か別ものに出会ったような感覚である。
こんなアルバムは滅多にありません。
日本では、最初はアイドル歌手のように扱われていた。わたくしも昔、テレビのプロモーションビデオ(そんな言葉もない時代だ。ちなみにケイト・ブッシュは1958年生まれだから、わたくしと同年代である)で、どこかの丘の上(「嵐が丘」をイメージしたんだろう)で、体をくねくねとさせながら、どくとくのハイトーンボイスで「嵐が丘」を歌っているのを見たことがある。実はそのときの踊りには、哲学的な意味があったのだ、ということはあとから知った。
ともかく思い詰める性格のようで、この「ドリーミング」は初めて自分でプロデュースした4枚目のアルバムなのだが、スタジオに24トラックのレコーディング機材を3台持ち込んで72トラックの多重録音を敢行し、徹底的にこだわった作りをしたようである。(そのぶん、トラブルも多かったらしい)
その甲斐あって、出来上がった本作は、どの曲も重厚で聞きごたえ十分。厚みのあるバックの演奏に支えられて(というか、それもすべて取り込んでというべきか)、あらゆるボーカルの表現方法を駆使して歌い上げられる。
まるで映画のサウンドトラックを聞いているようだ。おかしな話だが、これだけ曲が練られに練られていると、聞きながら、映画の画面が目の前に浮かんでくる。
いい曲を聴いた、というより、何か別ものに出会ったような感覚である。
こんなアルバムは滅多にありません。
この記事のトラックバックURL
http://tacobu.blog13.fc2.com/tb.php/1812-83e1e0e8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック