漫画家(売れっ子といっていいのだろう)吾妻ひでおが、突然仕事がいやになって、文字どおり「失踪」する。その間、ホームレスとなって暮らすのだが(本の中では「取材旅行」ということになっている)、そのときの状況を「リアリズムを廃して」描いた作品。
「夜歩き」「街歩き」「アル中病棟」の3部から成っているが、なんといっても最初の「夜歩き」、すなわちホームレス時代の話が群を抜いておもしろい。その次が「アル中病棟」かな。なにしろ、のぞき見することすらかなわない(たぶん、これからも)場所だからだろう、そういうところに興味を持つのは人間の自然な好奇心、ということで許してもらおう。
鬱になって仕事を投げ出し、死のうとして死ねず、そのまま眠ってしまい(^◎^;)、そこからホームレス(取材旅行?)になっていく。そのあたりを、実に軽妙に、ちょっと楽しげに描いているのがおもしろいなあ。いや、こういう話を面白がってはいけないのかもしれないけれど。でも、描いている本人がおもしろく描いてるから、いいよね。
わたくしにとってはあんまりおもしろくない「街歩き」(そんな題名やったと思う)。漫画家を休業して配管工になる話。ついでに、そこまでの自分史もちょっとだけ付け足しがあって。ファンにとっては面白いでしょうねえ。残念ながら、吾妻ひでおについてそんなに詳しくないので、おもしろさも半分ぐらい。でも編集者と作者の関係とか、そういうところはファンでなくても面白いかも。「ネーム」っていうのがよくわからず、wikiで検索しましたがな。
あとがきのような対談で、とり・みきが言ってるけど、絵がとても細かい。いや、楳図かずおみたいな細い線で書き込んであるのではなく、あくまでもマンガチックな丸っこい絵なんだけど、それが背景を含めてとても丁寧に描いてあって。ああ、こういうのを描き続けていたら、仕事がいやになってくるのも分かるわなあ。と妙に納得してしまいました。
悲惨な話が悲惨にならず、笑える話になっているところがとてもいい。そしてこれが全部実話とは!
「夜歩き」「街歩き」「アル中病棟」の3部から成っているが、なんといっても最初の「夜歩き」、すなわちホームレス時代の話が群を抜いておもしろい。その次が「アル中病棟」かな。なにしろ、のぞき見することすらかなわない(たぶん、これからも)場所だからだろう、そういうところに興味を持つのは人間の自然な好奇心、ということで許してもらおう。
鬱になって仕事を投げ出し、死のうとして死ねず、そのまま眠ってしまい(^◎^;)、そこからホームレス(取材旅行?)になっていく。そのあたりを、実に軽妙に、ちょっと楽しげに描いているのがおもしろいなあ。いや、こういう話を面白がってはいけないのかもしれないけれど。でも、描いている本人がおもしろく描いてるから、いいよね。
わたくしにとってはあんまりおもしろくない「街歩き」(そんな題名やったと思う)。漫画家を休業して配管工になる話。ついでに、そこまでの自分史もちょっとだけ付け足しがあって。ファンにとっては面白いでしょうねえ。残念ながら、吾妻ひでおについてそんなに詳しくないので、おもしろさも半分ぐらい。でも編集者と作者の関係とか、そういうところはファンでなくても面白いかも。「ネーム」っていうのがよくわからず、wikiで検索しましたがな。
あとがきのような対談で、とり・みきが言ってるけど、絵がとても細かい。いや、楳図かずおみたいな細い線で書き込んであるのではなく、あくまでもマンガチックな丸っこい絵なんだけど、それが背景を含めてとても丁寧に描いてあって。ああ、こういうのを描き続けていたら、仕事がいやになってくるのも分かるわなあ。と妙に納得してしまいました。
悲惨な話が悲惨にならず、笑える話になっているところがとてもいい。そしてこれが全部実話とは!
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