めんどくさいから(僕はどれくらいこの言葉を使うかなあ。僕の人生で一番最初にくる行動規範かもしれないなあ。あ、難しい言葉を使ってしまった)、全部まとめて。
「黒後家蜘蛛の会2」は、アイザック・アシモフの、いわゆる「安楽椅子探偵」ものの第2集。
アシモフって、ほんとはこういう推理ものが好きなのではないかなあと思うなあ。それがSFにも生かされているってことで。ちょっとひねった展開とどんでん返し、っていうのがいつもあって。それから、名士が集まる会の中で、問題を解決するのが給仕のヘンリーっていうところがまた面白いんですよね。ま、ワンパターンといえば、そうなんだけど。
それと。1話ごとに作者のエッセイがついてるんだけど、これがまたとても味があってね。これだけでも立派な作品だなあ。
「コスモポリタンズ」は、サマーセット・モームの短編集。なんか、短編づいてるかなあ。こちらも、「意外な結末」という点では、アシモフと通じるものがありますね。ただ、ぴたっと解決する「黒後家蜘蛛」と違って、こちらは何ともいえない余韻を残すという点で(それは解決されない、想像をかき立てられるということで)、一歩先をいってるかなあ。ちょっと時代がかっているけれどね。
「ゴルフ場殺人事件」 アガサ・クリスティのポアロもの。推理やトリックに鮮やかさはないものの(といっても、凡庸な展開ではないのであるよ)、それぞれの人物の描き方、ユーモアのセンス、言葉のつむぎ方にひきこまれて、一気に読んでしまいます。ちょっとご都合的というか、それはないでないの? というところもあるんですけどね。
推理小説はただトリックがうまくいっている、矛盾なく説明できる、というだけではおもしろみも何もないという気がします。トリックだけが先行して、物語として納得できない(動機とか)ものも、多いような。
その点、クリスティはよくできている。殺人事件と物語性とのバランスがとてもよろしい。ただ、まあ、ちょっと、「殺人鬼」的な扱いを時々することがあるのが、いやなところではありますが。それも、「ポアロ」というフィルターがかかると、納得してしまうんですね。
きのう、図書館で予約していた本が届いたというので取りに行きました。アシモフの最後の著作「世界の年表」です。恩田陸さんが「ライオン・ハート」のあとがきでこの本について触れていて、
「歴史に疎い私にはとても参考になった」
と書いておられたので、これは世界史を勉強する(勉強するつもりもないのだけれど)のに最適な本なのかなあ、そしてアシモフの著作ということで、きっと面白いんじゃないかと思って、気楽に予約したんですが。
小ぶりの電話帳ぐらいの本であったよ(^◎^;) B5大、厚さ5cm。重い(^◎^;)
とても「ちょっと読んで、歴史の勉強に」なんて思えないくらい。あああ。失敗したかなあ。ま、ゆっくりひもといていきましょう。
「黒後家蜘蛛の会2」は、アイザック・アシモフの、いわゆる「安楽椅子探偵」ものの第2集。
アシモフって、ほんとはこういう推理ものが好きなのではないかなあと思うなあ。それがSFにも生かされているってことで。ちょっとひねった展開とどんでん返し、っていうのがいつもあって。それから、名士が集まる会の中で、問題を解決するのが給仕のヘンリーっていうところがまた面白いんですよね。ま、ワンパターンといえば、そうなんだけど。
それと。1話ごとに作者のエッセイがついてるんだけど、これがまたとても味があってね。これだけでも立派な作品だなあ。
「コスモポリタンズ」は、サマーセット・モームの短編集。なんか、短編づいてるかなあ。こちらも、「意外な結末」という点では、アシモフと通じるものがありますね。ただ、ぴたっと解決する「黒後家蜘蛛」と違って、こちらは何ともいえない余韻を残すという点で(それは解決されない、想像をかき立てられるということで)、一歩先をいってるかなあ。ちょっと時代がかっているけれどね。
「ゴルフ場殺人事件」 アガサ・クリスティのポアロもの。推理やトリックに鮮やかさはないものの(といっても、凡庸な展開ではないのであるよ)、それぞれの人物の描き方、ユーモアのセンス、言葉のつむぎ方にひきこまれて、一気に読んでしまいます。ちょっとご都合的というか、それはないでないの? というところもあるんですけどね。
推理小説はただトリックがうまくいっている、矛盾なく説明できる、というだけではおもしろみも何もないという気がします。トリックだけが先行して、物語として納得できない(動機とか)ものも、多いような。
その点、クリスティはよくできている。殺人事件と物語性とのバランスがとてもよろしい。ただ、まあ、ちょっと、「殺人鬼」的な扱いを時々することがあるのが、いやなところではありますが。それも、「ポアロ」というフィルターがかかると、納得してしまうんですね。
きのう、図書館で予約していた本が届いたというので取りに行きました。アシモフの最後の著作「世界の年表」です。恩田陸さんが「ライオン・ハート」のあとがきでこの本について触れていて、
「歴史に疎い私にはとても参考になった」
と書いておられたので、これは世界史を勉強する(勉強するつもりもないのだけれど)のに最適な本なのかなあ、そしてアシモフの著作ということで、きっと面白いんじゃないかと思って、気楽に予約したんですが。
小ぶりの電話帳ぐらいの本であったよ(^◎^;) B5大、厚さ5cm。重い(^◎^;)
とても「ちょっと読んで、歴史の勉強に」なんて思えないくらい。あああ。失敗したかなあ。ま、ゆっくりひもといていきましょう。
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