昨日、久しぶりに大学図書館へ行ってきた。3時間ぐらい居たかなあ。涼しくて静かな場所で、のんびり本を読むのは、いい感じだった。
館内に入ったところに「推薦図書」というコーナーがあって、誰が推薦したかは知らないが(^◎^;)、何冊かかためて置いてある。まあ「話題の本」というところかなあ。そこにあった二冊を読んだ。どちらも芥川賞を受賞した作品だということは、後で知ったのだった。
【沖で待つ】絲山秋子(文藝春秋)
元職場の同僚が死んで、そのパソコンのHDDを壊すという話。といえば、何のことだか、だよなあ。主人公はばりばり働く女性で、同僚は同じ職場の男性。で、友情以上の付き合いはなく、しかし男が生前に「死んだら、誰にも内緒でHDDを壊してくれ。誰にも知られたくない秘密がある。もちろん、女房にも」
というわけで、そのHDDを壊しにいく。ということなんだけど。ああ、これだけもなんとなく、伝わらんなあ。
伝わらないのは、あんまり共感できなかったからかも。男女の友情。まあ、そんなものでしょうかねえ。それ、どこか女性側に無理があるような気がしてならんのだが。不思議な始まり方と終わり方をするのだが、それも中途半端な気がする。
一緒に収められている「勤労感謝の日」は、36歳のわたしが見合いをするという話なんだけど。主人公はいろんなことに腹を立てていて、しょっちゅう文句を言ってるような気がしてね。まあ、確かに理不尽なことは世間には多いんだけれど、そういう本人もその社会の一員だという意識がなくて、なにか無責任な若者の話を読んでいるような気になったのだ。そのあとで、この「沖で待つ」だからなあ。なんか、共感できなかったのだな。
【八月の路上に捨てる】伊藤たかみ(文藝春秋)
明日、離婚届けを出す男が、一緒に自動販売機の缶の入替え作業をするトラック運転手の(つまりは同僚だ)女性に、結婚から離婚に至る一部始終を話す。
なんとなくリアル。話の構成もうまい。現在と過去とが交錯する、その並びもわかりやすくてスイスイ読める。
でもね、離婚に至までのところで、奥さんが精神を病んでいくのがどうも。ちょっと苦しいかなあ。
そう、なんか、ありがちな話の展開で。どうしましょう。びっくりするような展開を望んでいるわけでもないけどね。でも、どうしましょう、と思ってしまうのは、なぜ?
【駄美術ギャラリー】現代美術二等兵(マガジンハウス)
かつて、「たけしの誰でもピカソ」という番組で紹介されてたなあ。顔の上半分だけのリモコン。「スイマー」やったかなあ。名前忘れた。面白いわ。ほんで、それ以外の作品も紹介されているけれど、どれも笑える。力が抜ける。ただの駄じゃれ?と思わせるのもあるけれど。もう、傑作なのもいっぱい。こういうのが、キワモノではなく、「アート」として認められる時代なのだなあ。いい時代だ。
館内に入ったところに「推薦図書」というコーナーがあって、誰が推薦したかは知らないが(^◎^;)、何冊かかためて置いてある。まあ「話題の本」というところかなあ。そこにあった二冊を読んだ。どちらも芥川賞を受賞した作品だということは、後で知ったのだった。
【沖で待つ】絲山秋子(文藝春秋)
元職場の同僚が死んで、そのパソコンのHDDを壊すという話。といえば、何のことだか、だよなあ。主人公はばりばり働く女性で、同僚は同じ職場の男性。で、友情以上の付き合いはなく、しかし男が生前に「死んだら、誰にも内緒でHDDを壊してくれ。誰にも知られたくない秘密がある。もちろん、女房にも」
というわけで、そのHDDを壊しにいく。ということなんだけど。ああ、これだけもなんとなく、伝わらんなあ。
伝わらないのは、あんまり共感できなかったからかも。男女の友情。まあ、そんなものでしょうかねえ。それ、どこか女性側に無理があるような気がしてならんのだが。不思議な始まり方と終わり方をするのだが、それも中途半端な気がする。
一緒に収められている「勤労感謝の日」は、36歳のわたしが見合いをするという話なんだけど。主人公はいろんなことに腹を立てていて、しょっちゅう文句を言ってるような気がしてね。まあ、確かに理不尽なことは世間には多いんだけれど、そういう本人もその社会の一員だという意識がなくて、なにか無責任な若者の話を読んでいるような気になったのだ。そのあとで、この「沖で待つ」だからなあ。なんか、共感できなかったのだな。
【八月の路上に捨てる】伊藤たかみ(文藝春秋)
明日、離婚届けを出す男が、一緒に自動販売機の缶の入替え作業をするトラック運転手の(つまりは同僚だ)女性に、結婚から離婚に至る一部始終を話す。
なんとなくリアル。話の構成もうまい。現在と過去とが交錯する、その並びもわかりやすくてスイスイ読める。
でもね、離婚に至までのところで、奥さんが精神を病んでいくのがどうも。ちょっと苦しいかなあ。
そう、なんか、ありがちな話の展開で。どうしましょう。びっくりするような展開を望んでいるわけでもないけどね。でも、どうしましょう、と思ってしまうのは、なぜ?
【駄美術ギャラリー】現代美術二等兵(マガジンハウス)
かつて、「たけしの誰でもピカソ」という番組で紹介されてたなあ。顔の上半分だけのリモコン。「スイマー」やったかなあ。名前忘れた。面白いわ。ほんで、それ以外の作品も紹介されているけれど、どれも笑える。力が抜ける。ただの駄じゃれ?と思わせるのもあるけれど。もう、傑作なのもいっぱい。こういうのが、キワモノではなく、「アート」として認められる時代なのだなあ。いい時代だ。
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