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カラヤンとて完璧ではなく

この世に完璧な人間なんて居ない、てことはよく分かってるハズなんですが、「そんなはずは!」って思うことがありますね。クラシックの世界で完璧主義で知られているカラヤンだって、いっつも完璧、ではないのは当たり前で、ベルリンフィルだってとちるときはとちるのであります。

1988年に来日したときの録音テープがわが家にありまして。たしかこの時は、NHK-FMが「ステレオ生放送」を実験的にやったんではないかと記憶しています。この時は東京で3日間の公演をしたんですけど、3日間とも生放送されました。この時のプログラムに、ムソルグスキー(ラベル編曲)の「展覧会の絵」がありました。

知ってる人は知ってる、この曲の出だし、トランペットのソロなんですけど、すごく難しいらしいです。難しいので、ソロなんだけど2~3人で吹くこともあるらしいです。その方が安心ですからね。でもそこはカラヤン=ベルリン・フィルですから、ソロはソロで吹きはったんですけど、見事に音を外しはりまして。こんなん、レコードでは絶対に聴けませんな。

で、別の日に演奏された、ブラームスの交響曲1番も聴いたんですけど、どうもアンサンブルがピタッといってないようでして。どうやら、この年の演奏は、どれも緊張感というか、集中力が全体に欠けていたように思えます。その何年か前に、ベートーベンの交響曲全曲を演奏したときは(テレビで見たんですけど)、オーケストラを自在に操っていて、ベルリン・フィルもそれに柔軟に応えていて、いいなあと思ってたんですが。まあ、FM放送を録音したものですから、ひょっとして電波状態が悪かったせいかもしれませんけどね。

この何ヶ月かあと、ベルリンでの演奏会で演奏された「展覧会の絵」も放送されまして、録音して聴いてみましたが、これはまさに完璧! 豪華絢爛オーケストラの醍醐味満載の、非の打ち所のない演奏で感動しました。最初のトランペットのソロも完璧で、「おお、流石ベルリンフィルじゃ」と思って聴いていくうち、ぐいぐい引き込まれて終曲まで聴いてしまいました。ま、これは生放送ではなく、録音だったから、ひょっとしたらあとでうまくいった演奏と差し替えて・・・・いや、カラヤンだったらやりかねませんからね。

今、ウェブで調べてみたら、この時(1988年)の演奏が、最後の来日公演だったようですね。
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