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【眼鏡屋は消えた】山田彩人(東京創元社)

地球滅亡の日と思われた日も過ぎて、どうやら何事も起こらなかったみたいだから、きっと明日からも(地球の滅亡につながるようなことは)何事も起こらず過ぎてゆくのだろう。今日から市立図書館が移転して、移転先がショッピングビルの一角だったからどうなるんだろうかと思っていたが、行ってみたら大盛況。ちょっと子供とかが騒がしかったけど、それも一興。開かれた図書館という雰囲気で、これはこれでいいんじゃないかと思う。静かに読書をする、というムードではないから、そういう場所じゃないと割り切れば。ショッピングビルの一角ということもあって、開館時間も大幅に延長されたし、これから全く違う図書館として運営されていくのだろう。ただ、現在の場所は「暫定移転」ともなっていて、つまりは旧館を建て替えるということも視野に入れているのかも。あるいは全く違う場所に移転するのかも。なにしろ(どこも一緒だろうけれど)お金持ちじゃない市なので、どうなるか。

鮎川賞っていうのがどういう賞なのか知らないけれど、とにかく2011年に受賞したっていうことだから、きっと面白いんだろうと思って読んだんだけど。

いわゆる学園ミステリー。誰かに頭を殴られて8年間の記憶をなくしてしまった私。演劇部の親友に相談しようとしたら、彼女はすでに死んでいた。それも学園祭の準備をしている間に。親友の死に不信を抱いた私は、真相を究明しようと、今は探偵になっているいけ好かないイケメン同級生と捜査をはじめる。

で、まあこの主人公のキャラクターが、イケメン好きなんだけど思い込みも激しそうで、ちょっと危なそうで、頭も悪そうというところが好き嫌いの分かれ目になるかも。いわゆるミステリーとしての出来でいうと、謎解きの展開などは悪くはないのだけれど、探偵役のイケメンにやや才能を与え過ぎかも。そしてその他の登場人物のキャラクターも、はっきりし過ぎていて深みが無さそう。クリスティー風に会話で謎解きをされてもなあ。などという読み方はあまりよろしくないのかな。そして、最後までオチャラケた雰囲気が残るのは、作者は狙ってのことなのかなあ。だったらいいんだけど。
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