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【まほろ駅前番外地】三浦しをん(文春文庫)

どんな小説でも(たぶん)作家はその登場人物についてあれこれと細かい設定をしておくものなのだろう(たぶん)。
で、ひとつの小説が出来上がったとして、その小説の中の登場人物それぞれにキャラクターがあり、そのキャラクターが強ければ強いほど、本編とは関係がなくても、その登場人物についての物語を別につくり上げることができるのだろう(たぶん)。

というわけで「スピンオフ作品」なるものが出来上がる。
というふうに考えるのは短絡的かもしれませんが。

そして元の小説を読んでいたら、「あの時のあの人が、こんな人生を送っていたとは」とかいう発見があって、楽しく読めてしまうのですね。

昔はそれらは「続編」という形で出来上がっていった作品が多かったと思うんだけど、最近は「スピンオフ」というらしいですね。そして全く別の話として楽しめるらしい。

なんだか曖昧な表現になってしまいましたが。
つまりはこの「番外地」は、先に読んだ「まほろ駅前多田便利軒」のスピンオフ作品であるわけです。

もちろん単独の作品としても楽しめるだろうけど、前作を読んでいると「あの時のあの人がっ」という楽しみは増していくわけですね。

とはいえ。
前作と関係なくどれくらい楽しめるか、というのもこういう作品の価値なのではないかとも思うのです。
その点では、この作品は及第点にはちょっと厳しいかも。というのが率直な感想です。

やや人物のキャラクターに寄りかかりすぎたというか。そんな印象が強いです。
もちろん、キャラクターが面白いから、作品としての面白さもあるんですけどね。
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