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【キミトピア】舞城王太郎(新潮社)

もうそろそろ取ってもいいんじゃないかな。芥川賞。
舞城王太郎は、なんといっても言葉が湧いて出てくる(湧き出てくる、というのとも違う)ような作家で、その言葉のロジックで読者を丸め込んでしまうようなところが、元々あったと思うのだけれど、最近はそれがライトノベルから普通の(こういう言い方は良くないか)小説にシフトしていっているのだね。
いや、あるいは「普通の」小説がライトノベルとの差がなくなって着ているということの現れか。

まあ、僕のような読者はどっちでもいいんです。楽しければ。面白ければ。

というわけで、幾度目かの芥川賞ノミネート作となった「美味しいシャワーヘッド」を含む作品集。
ちょっとシュールで、でもちょっとまとも(変わったのかなあ)な世界観。
一般的には「それ、おかしいでしょう」というような考え方の真っ当さを、正面切ってズバッと言い当ててしまうところが心地よかったりするが、それは読者にもよるでしょうね。相手の言い方に筋は立っているけれど、なんとなく釈然としない、ということはよくあることですし。

で、せりるが弾丸のように溢れてくるのはいつもの舞城王太郎ペース。しかし内容は、かつてのグロさはなくなりつつあるようです。というか、グロさに頼らなくても良くなったような気がするな。もうこの路線で突っ走っていけばいいよなあ。

人の行動には、他人にはわからなくてもその人なりの理由付けがある。それがいかに常識を外れていようとも。というか、常識って何? と考えだすと、この世界にのめり込んでしまうのであります。世の中の常識にうんざりしている人向け。
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