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この1ヶ月の読書

ブログはとどこおりがち。とりあえず、書けることを書いておこう。何を読んだか、忘れているものもある。

【クヮルテット】なだいなだ(ちくま文庫)
【老人党宣言】なだいなだ(筑摩書房)
【人間、とりあえず主義】なだいなだ(筑摩書房)
【とりあえず今日を生き、明日もまた今日を生きよう】なだいなだ(青萠堂)
【しんじることと、疑うことと】なだいなだ(ちくま文庫)
【くるい きちがい考】なだいなだ(ちくま文庫)

なだいなださん、こういうとき(どんなとき?)に読むには最適かも。気持ちが楽になる。なんとなく、おかしいなあとか、変やなあとか思うことの内容をはっきりさせてくれる。


【世界を回せ】コラム・マッキャン(小山太一・宮本朋子訳・河出書房新社)

全米図書賞か何かをとったはず。建設中の世界貿易センタービル、そのツインタワーの間にロープを掛けて綱渡りのパフォーマンスをする男。それを見上げる人々。綱渡り男はいわゆる狂言回しで、それを見つめる人たちの人間模様が話の中心。分かり合えない人間どおしの感情(もちろん分かり合えることもある)。
一昔前のアメリカは、バックボーンにベトナム戦争を抱えていたように思う。今は911か。場面設定がそこになるだけで、ある感情が湧き上がるに違いない。全米図書賞も、そういう視点がなくせないのだろうが、外国人である自分が読むには、どうなんだろう。普遍性があるような、ないような。


【これからお祈りにいきます】津村記久子(角川書店)

ちょっと前から津村記久子の書くものが変化があるような気がする。希望の光が、以前はそこはかとなくあるかなしかのものとして光っていたのが、だんだんはっきりとした光になってきたような。抽象的ですみません。


【永遠の0】百田尚樹(講談社文庫)

百田尚樹のデビュー作。天才的な零戦操縦士でありながら、生きることに執着する主人公。しかし彼の最期は、終戦間近での特攻隊でのものだった。なぜ彼は特攻隊に志願したのか。その謎を孫の姉弟が生き残った元軍人たちに確かめに行く。
はじめのうちは硬さがあるなと思ったけれど、途中からどんどん引き込まれて読まされてしまう。やや「英雄視」的な面が強すぎるのでは、という気もするけれど。それと、戦時中の話がやや説明くさいような。ただ、戦争を知らない(わたくしもそう。作者もそのはず)には、これくらいの説明があったほうが話の流れはわかりやすいのだろう。わたくしもそう。


【謎解きはディナーのあとで】東川篤哉(小学館)

ベストセラー作品。ドラマ的。というよりバラエティ的。謎解きはそこそこだが、設定の面白さが生きていない感じ。執事の謎解きなら、アシモフの「黒後家蜘蛛の会」シリーズがあるし、執事と「ご主人様」(この作品ではお嬢様だが)とのやりとりの面白さなら、ウッドハウスのジーヴスものの方が何百倍も面白い。


【ミレニアムⅠ-ドラゴン・タトゥーの女】スティーグ・ラーソン(ヘレンハルメ美穂 岩澤雅利訳・早川書房)

前々から気になっていたのだけれど、なんとなく敬遠していたのだ。何しろ長いし。そして題名からして、とこかオカルト的なものもあるのかなあと、勝手に思い込んでいたのだ。
しかし、実際に読んでみないとわからないものだ。
経済雑誌「ミレニアム」の存亡が物語の一つの柱。もう一つは(この作品では)40年前に起こった少女行方不明事件の捜査。その2つが絡みあいながら物語が進んでいく。
はじめのうちは経済の話などが続いてやや退屈な気もするが、天才ハッカー少女リスペットが登場してからは俄然面白さが増してくる。このキャラは強烈。ついつい続きも読みたくなってしまった。


【最後のウィネベーゴ】コニー・ウィリス(大森望編訳・河出書房新社)
【TAP】グレッグ・イーガン(山岸真編訳・河出書房新社)
【ふたりジャネット】テリー・ビッスン(中村融訳・河出書房新社)

河出書房新社の「奇想コレクション」は、SFをベースとした文字通りの「奇想」小説集。不思議な味わいのものが多い。これはわたくしのお気に入りです。

さて、続けて読み続けよう。
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