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【大地のゲーム】綿矢りさ(新潮社)

ぼちぼちブログの引越を考え始めています。更新をしやすいものに。でもいつものごとく、考えるだけで実行に移さない、ということもありえます。あまり自分にプレッシャーをかけないでおきましょう。

舞台は大学のキャンパス。学園祭を前にした「私」は「反宇宙派」というグループに所属。彼氏はいるが、リーダーに心惹かれてもいる。しかしリーダーは「マリちゃん」と関係があるようなないような。その「マリちゃん」は学内ではいじめられる対象。それをかばうのは「私」だけ。

なんとなく普通の学園ドラマ風なんだけど、実は大地震のあとで大学内どころか社会全体が混乱中。というところが今までのこの作者の作品とは違うところ。
とはいえ、話の中心は男と女の関係だったりする。それが(この状況ですから)かなり過激に展開されるのだけれど。

「この状況」というのがねえ。いや、綿矢りさの作風には合っているような気もするけれど。でも、こういうシチュエーションではない状況で、このシチュエーションでしかありえないような話が展開するという、矛盾した状態がこの作者の魅力だったようにも思うのだけれど。
いつもより、どんでん返しの強烈さがなくて。まあよく出来た面白い話ではあるんですけどね。ファンとしては「もっと」と思ってしまうわけです。
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