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【翼をください】原田マハ(毎日新聞社)

1937年、初の世界一周を目前に行方不明となった女性パイロット。その2年後の1939年、世界一周を成し遂げた日本の飛行機とそのクルー。実はこの2つの偉業には、知られざるつながりがあった。

史実をもとにして全く新しい物語を作り上げるのは、「楽園のキャンバス」でも見られた手法。この作品がデビュー間もない作だということだから、これを描き上げる過程でその腕を磨いたのかもしれませんね。

前半はアメリカの女性パイロット(モデルはもちろんアメリア・エアハート)の物語。後半は日本の飛行機クルーの話で、全く違う物語が2つくっつくのかなと思いきや。。。。
(ネタバレになるのでこれ以上は書きません)

まあ小説では何でもありなんですけどね。

それにしても、ちょっと気がかりになるのは、アメリカの世界一周計画が軍事目的を主眼とするものとして批判的に捉えられているのに対し、日本のそれがやや美談的になっていることかな。太平洋戦争前の物語。もちろん日本の航空事情も、軍事目的なしにはありえなかったはず。
そういう事情とは関係なく、日本人のクルーは理想に向かって飛び立ったのだ、と言われてもなあ。

まあ小説ですから。すべてを「美しい物語」としても、罪はないのですが。
(それでも最後まで読んで、感動してしまったのだから、なんとも言い訳のしようがないです)
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