100年に満たない家具や生活道具のことを「ジャンク」と呼ぶのだそうだ。そういうものを家のインテリアとして生活している(あるいは店に活かしている)ひとたちの様子を映した写真集+エッセイ。

デザイナー住宅だとか有名建築だとかを、写真集で見るのは結構好き。しかし物足りないのは、気に入った建築であっても、生活臭の無いのが多いこと。出来立てのほやほやのような住宅を見ても、あんまりピンと来ないのである。

同じようなことはインテリアの本でもありまして。例えば収納。機能的な収納棚にきちんとものが収まった写真ばっかりを見ていると、ぎゃくに息苦しくなってくる。「こんなにきっちりしまわんでも、いらんもんをなんぼかほかしたらええのに」と思ってしまうのである。

で、もっと雑多にものが置いてあって、「それでもエエンです」っていうような暮らしを写した本が無いかなあと思って、手にとってみたんですけどね。「ジャンク」っていう言葉に期待を込めて。

でもねえ。ちょっと期待外れかな。
そら、古い家具を置いてたり、ちょっと壊れた小物を置いてたりして、それぞれのこだわり具合は伝わってくるねんけど。どうもみなさん、ちゃんとしすぎ。
写真に撮るとなると、結局こうなってしまうんかなあ。ま、みんなおしゃれやねんけどな。そのおしゃれ具合がどうも期待外れ。
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